July 29, 2007
真夏のオフ会
ムサビ日記出版記念オフ会。
総勢19名って(ELK君カウントすれば20名って)すごいよなぁ。
改めて思う。人が集まるということのすごさ。
「ゼミ」とか「部所」とかいう単位で人が集まるのは簡単だ。
でも、ムサビコムという、実際あるのかないのかよくわからないところの、
所属も人柄も生き方もばらばらな人たちが、突然に
20人っていう単位で集まるって、なかなかないことだと思う。
オフ会といっても、共通の趣味を持ったコミュニティーじゃないわけだし。
でもそこに、出来上がった一冊の本があって、
それは知らぬ間にみんなが作り上げてきたものであって、
それを形にしたい熱意のある人がいて、
そこに共感する人たちがいて、
それにぜひ協力しようと思う人がいて、
それを許してくれる場所があって、
全部がひとつになったものなのだと思う。
いま、出版界は不景気のあおりをまともにくらったまま立ち直れず、
それなのに安易なサブカル本が蔓延するという皮肉な状況だ。
そんな中で、書籍化にあたり関わった多くの人たちが
ここまで思いを込め存在意義を与えた本は、ちょっと誇ってもいいだろう。
「手羽ちゃんいいかげんだから、ひとりじゃここまでできなかったわよー」
とハム子さんが言い、「そうだそうだー」と私やりんらんさんがのっかり、
それをライターみんなでひやかして笑う。表向きでは。
でもみんなの中で、ムサビ日記という存在に共通の「何か」を
強く感じているから、手羽さんの熱意にライターたちが1人ももれずに
ついてゆき、周囲も脊髄反射みたいな手羽さんの動きをサポートしようと
思うのだ。1人でできるものなんてない。みんな、ちゃんとわかってる。
そういうのってすごくいい。
この本がつくられた、そのプロセス、思い、
そしてこの本がこれからもたらす何か。
そういうものがこもっていながら、そんなそぶりも見せず、
ムサビ日記は、書店に何食わぬ顔でただ並んでいる。
それがまたシュールかつ粋な存在に見えて、実におもしろい。
さて、今回のオフ会では突如、
「どうしてそのハンドルネームになったの?」というお題が出され、
全員発表する羽目になった。私は困惑したよ。うまくいえなかったなあ。
高校の頃、古文が好きで、ちょっとはまったことがあった。
『枕草子』なんてのは古文の授業の代表選手だが、
読んでみると、実はギャルのブログみたいなもんで。
内容は日常、他愛のない情景や、ムカついた話や、ちょっといい話など、
ぜんぜん文学的じゃないわけ。おもしろいんだ。
で、「おきなまろ」は、その枕草子に出てくる犬の名前をもらった。
「上にさぶらふ御猫は」という話。すこししんみりする話。
日本人的ないい話。翁丸よ、あなた健気すぎる。涙涙涙。
というわけで、原文じゃ日が暮れるから、現代っ子口調バーションをぜひ読んでみてねー。
okina_maro@hotmail.com
こないだはどーもです。
韓国に負けましたね・・・。
見てないですけど羽生の安否が心配です。
おきなまろさんは以前チケットをゆずっていただいて
R席を購入するなんてどんなコアな女性だろうと思っていたら、
観戦している姿が全然思い浮かばない
大人な女性な印象を受けました。
今度は赤い方面の話もガッツリしましょう。
おきなまろって“きみまろ”でも“ひこまろ”でもなく
『枕草子』からとったんですね。
音量子さんといい、知的な感じな由来ですねー。
ちなみにお父さんが国語の先生なくせに
活字が苦手で
キリスト教なくせして聖書読むと眠くなります。
>四輪駆動さん
羽生が泣いていて、みんなが肩を支えているところをリアルで見ました。
だれも責めないからこそ気にするタイプだから、早く立ち直ってほしい。
羽生はいつでも存在してるだけでファンタジー賞だから!
私が観戦している姿を想像するなんて簡単ですよう。
あの日見たまんまの私が、13の赤ユニ着て、タオマフ振って興奮しているだけです。 大人? それは夏の夜の幻。
それより駆動さんがサッカーしている姿の方が想像しにくいな〜
闘莉王すきなんだよね。人はつくづくみかけによらない。
由来は知的じゃないって。枕草子はギャルブログなんだって。
源氏物語なんて、もう昼ドラの世界。古文の授業って楽しいわ〜。
私は国語の授業が大好きでした。お父上すてき☆
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