May 17, 2007

天気と仕事の激変


大雨。今日の午前は、信じられないくらい仕事がなく暇だった。
いつもは走ってたり電話対応してたり期限に追われてたり
印刷しまくってたりメモしまくってたり、忙しさ極まりないのに、
まるで神様がこの1ヶ月半の死にそうな業務をこなした我々に
ご褒美をくれたかのような、平和な静寂が続く。
外はどしゃ降りで、時折雷も聞こえる荒天だが、
電話も鳴らない落ち着いた部屋で、美術手帖をよみふけり、
ネットのサッカー情報を転々とし、コーヒーを飲む。
しかしこれは、ご褒美ではなく、午後のための充電時間を
与えられただけだった。甘かった。


昼、外が晴れてきて、にんまりとお弁当をあけ、
食べ始めたその時、3限中の大教室から機材トラブルの知らせ。
まだ鶏手羽の味が口内に残ったまま、
重たい機材を抱え、日差しが出てきた外へ飛び出す。
大教室の教卓のところで機材調整してるのって、
ほんとに汗ダクになるのです。学生の顔がずらりと見えてこわい。
カボチャ畑になんて、どうがんばっても見えない。
置いてきたお弁当のことを考えつつ、対処し乗り切る。 ふー。


戻って急ぎ昼食を食べ終えると、いつもの木曜オールスターズタイム。
研究室は人混みと化し、私はスペシャルゲストの教室へ機材準備。
今日はそこでもまた、罠が待っていた。
機材がねーー、先生の外部メモリに反応してくんないんだよねー。
原因不明のトラブルってやつ。画面の設定もうちのPCと違うし。
でも機材担当者に連絡するレベルじゃないだろうと直感。慣れってやつ?
レギュラーの授業じゃないんだから、ちゃんと動いてくれよー!
私なんかの言う事なんて聞きたくないってか?
たのむよー。  中教室だけど軽く冷や汗。
なだめ続けて20分。なぜか認識しだすパソコン。
寝坊しすぎだよー。
機材は動いて当然と思うな、ということをこの仕事で学ばされる。
裏でメンテや調整やなだめをやってる人間がいて成り立つのだ。

午前の平和は、嵐の前の静けさだったのだなとぞ思ひにける。
あまりに満喫しすぎてバチがあたったという事にて候。


しかしえんま様はそこまで非情ではなかったようで、
最後にやっぱり幸せなご褒美をくれた。
くれたのは非常勤講師の先生。とんでもないお宝。
家にあったの出てきたけど、いらないからあなたにあげる、って。
すんげーーーーーー!これすごいよ!(注:サッカーものではない)
なんかもう、激動の1日から一気に救われた。
私を救ったお宝は、とりあえず鍵のかかる棚に保管した。
明日、暇な時間ににんまりとじっくり見ようと思うふふふふふふふ〜


しかしあれだね、規則的にゆっくりと平穏な時間が流れるっていう幸せは、
仕事に求めちゃだめだってことよ。 軽井沢とか、行かないと。
そんなこんなで、また木曜がすぎた。

okina_maro@hotmail.com

Posted by okina at May 17, 2007 11:13 PM
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