February 03, 2007
展示を思う
4年生、院生の卒制展についての日記を読んで思うこと。
多くの人が見に来てくれてうれしいという感覚、自分は忘れてるなあと。
学部はともかく院の時は特に、展示なんてしなくていいのにと思いながら
パネルを作っていた。伝えたいことは、冊子の中で文章にしちゃってるから。
そしてふと思い出したのは、今から5年前の芸祭のこと。
私は学部の2年生。初めて、作品展示をした。
展示なんてどんなものか右も左もわからなくて、手探りでやった稚拙な展示。
2年生の前半は学校を休んだりしてて色々大変だったのに、
復帰してすぐ芸祭展示。作品は作りためてあったからギリギリセーフ。
覚えてる人いたら奇跡だなあ。手袋をつくった。
妙な手袋いっぱい。内容としては、笑いをとろうとしたもの。
でも、実際に手編みで作品にすることで、けっこうインパクトも
狙ったもの。一緒にやった友人達は、ちゃんと絵をかいてたんだけど。
展示会場では、パネルの裏にスタッフスペースを作っておいたから、
お客さんの声も聞こえる。私の展示の前からは笑い声。
置いておいたノートには、知らない人からも感想がびっしり。
すごく楽しかったのを、思い出した。
そういう直球な展示を、またやりたいものだ。
やろうかな、手袋リバイバル。
とりあえず、まともな5本指手袋を久しぶりに編んでみようか。
しかし最近は、人もまばらな構内。
卒制展の撤収が済み、祭りのあとのように静かで寂しげ。
教室整備バイト軍団とすれ違う。もうそんな時期ですね。
今日は院の入試。その翌週からは学部の入試。
今年も働かんと。
okina_maro@hotmail.com
Posted by okina at February 3, 2007 09:29 AM
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