October 31, 2006

芸祭終了

というわけで祭りが終わった。


土日は、おもしろいくらい願書が売れてゆくのだけど、
月火になると途端にパタリと客足が伸びなくなる受験コーナー。
当然のことなのだが、前日までのバカ売れ具合からうって変わってだと、
買ってくれよーーーの気持ちが募って募って大変である。
だが月曜、土日よりも売れたのは大学院と3年次編入の願書。
売れたといっても無料配布なので、数にはカウントされず利益にもならないが、
少し嬉しい。ムサビの願書は買うものだと思って財布を出しかける人が多く、
すかさず「千円」です、と言えば払ってくれそうな勢いで、邪念が湧きあがるが、
そこはなんとかぐっと飲み込むしかない。
で、調子に乗って火曜にも大学院の願書をいっぱい用意しといたら、全然来ない。
院志願者はなぜ月曜に動くのか。謎解きを考えたりしていた。


つまり、ひまなんです。でも土日はとんでもなく忙しかったから、中和と思えば。
バイトたちでいろいろ語らうのは実に有意義で充実した時間であります。
有名人が撮影に来てたが、そこでいろいろなことが見えて、
それについて語り合って、結構な勉強にもなったような気がするし。
でも大体は、妙な話で盛り上がることの方が多く、
例えば手羽さんのメガネは、もはや顔の一部というレベルではなく、
顔のパーツなんだということ。メガネがなければ手羽さんの顔は成立しないのです。
べんぞうさんメガネが、あんなに普通に自然に似合ってしまったのは驚愕であります。
しかしまあ、最近オタク界(?)ではメガネ男子が流行っているようだが、
私に言わせれば何を今更だ。元祖は木村拓哉である。
あすなろ白書の取手君である。当時は短髪で飾り気がなくて、さわやかメガネだった。
「俺じゃだめか?」って有名なセリフ。ホント何で掛居なんだよ!と涙ながらに見たものだ。
という話をあちこちで主張しているのだが、最近一緒にバイトをする学生たちは
年代が少し(いや随分)私より若く、あすなろ白書を知らない。
メガネ好きの人でも賛同してくれない。力説する私は滑稽。
そして健全な話も結局変態的な話へと発展し、私の変人度も上昇する一方。
最近学校バイトで私のキャラはもはや真面目な常識人ではなくなった。


でも、ちゃんと仕事はしている。と思う。
相談コーナーでは、悩める受験生のほかにも、編入とか、院入試とか、
社会人から学生に舞い戻ろうとする人の相談も受けたりしていた。
バイトをしていると学生のような感覚だけれど、やっぱり学校のことを
説明する時には、むくむくと職員モードになるのである。
教務補助のアイデンティティーは、完全に私の中に定着したようだ。
経験や情報量、意外と自分にきちんと存在していて、ただ無意味に7年大学に
居たわけではないかもしれないと思って、少し自分に自信を持とうと思った。
受験生と話す機会があると、毎回、初心を思い出し、がんばろ、と思える。ありがたい。
だから私は、学校行事が大好きである。もちろん、根っからのお祭り好きでもあるけれど。


okina_maro@hotmail.com



受験コーナーの目の前で、4日間ピアニカパフォーマンスをされてた皆様。
ひとつのドラマを見せてもらったような気分であります。
ありがとう。我らの唯一の娯楽でありました。
更に曲のバリエーションを増やして、来年もまた是非聞かせて下さい。楽しみにしてます。
最後に撮った写真はお届けしますのでしばしお待ちください。

Posted by okina at October 31, 2006 11:30 PM
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