July 20, 2006
試験監督の楽しみ方
いや、今日の場合は、楽しみ方というよりは、耐え方と言った方が正しいだろう。
風邪が治りかけで、クシャミ鼻水によって体力が消耗され、
異様な眠気に襲われていたのだ。
教務補助は、試験監督の補助にかりだされる。
大教室で大人数が試験を受ける科目の場合、先生1人だけではとても
問題配布・回収・監督がしきれないからである。
そんなわけで、私も割り当てられた部屋にヘルプに出向いたわけだけど、
眠くて困った。絶対監督中は立っていよう、と覚悟を決める。
試験開始後しばらくは仕事がある。
学生証の写真と受験者をジロジロ見比べながらウロウロする作業だ。
しかしそれが済むと、はっきり言って暇である。ムダにウロウロしても疲れてくる。
立って教室を見渡しながら、ひたすら耐える。早く時間よ過ぎろと願う。
やがて、試験開始から30分経つと、もう回答が終わった人は退出が認められる。
その際、解答用紙を学科別の場所に提出してから退出となる。
そこで、私の暇つぶしクイズ大会が始まった。
席を立った学生を観察する。見た目で、その学生の学科を予想。
そして、用紙を提出した場所の学科を見て、正解か不正解か、という人間観察だ。
結構楽しい。 はらたいらさんに3000点。
傾向としては、女子よりも男子の方が正解しやすい。
わりと当るのは空デ男子。一番外れるのは油女子。
そして一番勝率が良かった、というかほぼ正解だったのが、建築男子だ。
特に、まだ回答中で立ち上がっていない1人の真山風の男子学生に目をつけ、
彼は絶対建築だ、と、スーパーひとし君で挑戦した学生が、
試験終了間際に提出に来て、本当に建築だった時には、
もう眠気なんて覚めて頭の中で小躍りしていた。
試験監督は、大変だけど、なかなか楽しい。
okina_maro@hotmail.com
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