June 20, 2006

オープンキャンパスの裏側〔2〕「相談」

インフォメーションで仕事をしていると、場所を尋ねられるついでに
ちょっとした質問を受けることも、時々ある。
12号館の入試コーナーには、まあ立ち話もなんですから
どうぞ腰掛けて、ざっくばらんに話しましょう、のコーナーも密かにあった。
過去に受けた相談も含め、意外に多いのは、男女共学はどんな感じですか?という質問。
J子美とかもあるから、そのへん、どういった違いがあるか知りたいみたいだ。
今回も、美大受験を考え始めた高校2年生にその質問をされたが、いかんせん、
頭の中の大半が山田さんや真山君やはぐちゃんや竹本君に占拠されているもんだから、
出会いは大事でしょ?やっぱ共学ですよ、なんて口走っちゃったり…
美術教育を受ける環境においての男女共学のメリット、を聞かれてるっちゅうに…
もちろん、それについてもきちんとご説明させていただき、
男女関係なく、ムサビは人との出会いが魅力です、と締めましたけれども。
ついでに補足して、ムサビは人が皆あたたかい、とも伝えさせていただきましたけども。
妙な印象を持たれていませんように。 ムサビ、安全です。


そして、学生生活についての質問を受けた際は、最後にムサビコムの宣伝も忘れない。
ウチの学生が書いてるブログだから、美大生の生活を知るにはうってつけですよ、と。
オープンキャンパスは、宣伝場所として最高じゃないか、と張り切るわけで。
そうすると、やっぱり普通にしててもムサビコムモードになってしまうのか、
オープンキャンパスというものは、周囲に私がライターだという事がバレる場所ですね。
昨年よりもバレた規模が大きいし…。普段は言動に気をつけてるが、気が緩むのだろうか。
まあ、今年は人災じゃないかとも思うけど(笑)、きっとそういう風が吹いてるんだ。
というかむしろ、今自分は学生というよりスタッフの立場になったわけで、
ばれないようにこっそりとか言ってないで、学校のために粉骨砕身するべきなのだ。
もちろん、私がおきなまろですよなんて普段言いはしないけれど、
もう少し心持ちを変えようかなと思ったりするのである。

自分の情報が、だれかの役に立つのなら、いや、そこまでじゃなくても、
ちょっと面白いとか暇つぶしとかでも思ってもらえるなら、嬉しい限りだ。
また、思いもよらない形で反応が返ってきたりすると、余計に感激するものだ。
実際、何気なく進路の相談を受けて話をした受験生が、入学後に会った時に、
感謝してます、と言ってくれた時なんて、驚いた上に涙が出そうになった。

相談コーナーでメモをとりながら私の話を聞いてくれる受験生。
ちょっとした悩みにうっすら助言したら、じっくり目を見て聞いてくれる後輩。
私なんかが恐れおおいな、と思うのだけど、
こういうことって、自分にとって忘れてはいけないことを確認させてくれる気がする。
ありがたい。
いつもそういう環境にいられることに、感謝しなければ。
そんな人たちには、たとえバレても全然いいじゃないの。
受験生・ムサビの学生・スタッフの皆さん、
何かの拍子におきなまろに気付いたら、会いにきて下さいね。


Posted by okina at June 20, 2006 11:41 PM
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