March 03, 2006

入試を振り返る〔その8〕文具の転用

入試業務中、さかむけに悩まされた人が少なくなかったようだが、
私は主に紙を扱っていたので、手や指に小さな裂傷をいくつも負った。
一番大きな傷が治らぬまま、地元のバイト(歯科医院)に行く羽目になった。
この仕事、薄いラテックス製手袋を常に着用している為、手の湿気により
指につけたバンソウコウはシナシナになって役に立たず、
かといってそのままにしておくと、傷口がふやけて、
治りかけていたものもまた開いてしまうという、恐怖。
どうしよう、と悩んでいた私に、衛生士さんがよくやるという
裏ワザらしき荒療治が行なわれた。


〔1〕傷口にオキシドールをがっつり流し込んで消毒。(超しみる)
〔2〕ふうふうして乾かす。(しみなくはならない。気休め程度)
〔3〕傷口を閉じた状態で、アロンアルファを塗る。(めちゃくちゃしみる)
〔4〕ふうふうしまくって乾かす。(痛みに諦めがついてくる)
〔5〕完全に乾くまで根気よく待てば、あとは水仕事も可能。


水バンソウコウの、超強力バージョンだ。すごい。
しかし、医療現場でこんな荒業がなされるとは思わなんだ。
おかげさまでその日1日中傷口は開かず、そのまま治ったが、
なんとなく、普段工作で慣れ親しんでいるアロンアルファを
医療に転用することへの違和感が拭い去れず、
翌日マツキヨへ行って、常備薬とすべくサカムケアを購入した。


okina_maro@hotmail.com

Posted by okina at March 3, 2006 11:17 PM
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