›March 15, 2005
花粉症7年生
くもり
まだ肌寒さの残る昼下がり
繁華街を行き交う人たちは皆足早に通り過ぎる
しかし私はなるべくゆっくり歩く
道筋を計算しながら
ティッシュがほしいのだ
どんな店のでもかまわない
今の時期にティッシュ配りで宣伝なんて
花粉症の人の弱みにつけこんでるとしか思えず
しかし思うつぼとわかっていても貰ってしまう
そんな空しさが漂う寂しい今日
なんて
実は片っ端からティッシュを貰う恥ずかしさにも
もうだいぶ慣れてきたのだが
諦めきった若者の姿を晒すのもどうかと思い
マスクの中ににやけた笑顔を隠して
うつむいてティッシュを貰う今日もまた
okina_maro@hotmail.com
基礎デとデ情が似ているような気がするがどのように違うか
という質問について。
中にいる人間にとっては、どのように似ているような気がするのかが
よくわからんのである。
それを教えていただけると、違う部分を語れるかもしれないのである。
逆にそれがわからないと、的外れな回答をしてしまうと思うのである。
決定的に違うのは、デ情の縄張りのほうが、教室がきれい、ってことか。
よく似ているのは、学食や自販機や画材屋から遠い、ってことか。
今はこんな回答しかできないでございますよ。
›March 09, 2005
スウェット考
友人とサイゼリヤで食事をしていたら、隣のボックス席に、
6人の女子高生らしき集団がわらわらとやって来た。
驚いたのは、彼女らが全員、上下スウェット姿だったことだ。
ちゃんと上下揃いの、どっかのメーカーのだと思う。
白、水色、グレー、ピンク…… 色とりどり。しかし6人。
おきなまろ、スウェットというのは家でデロ〜ンとしてる時に着るものだと思っていた。
時々、街中でも見かけるけど、ちょっと買い物程度なのかなと思っていた。
しかし、6人のお友達でファミレスに行くとなれば、間違いなくこれはお洒落だろう。
申し合わせたように着ているわけだし。お泊り会っていう時間でもなさそうだし。
一緒にいた友人によれば、最近はスウェットで普通に出かけるのもアリになってきたらしい。
そんな傾向知りませんでしたよ。やめたほうがいいんじゃないかな?パジャマみたいだし。
どう見ても普通の服ではないじゃないか。だらしないんじゃないのか?
そういうことを言い出すようになったらご老体なのだろうか。おきなまろピンチ。
でも、かっこよくスウェットを着こなしている人なんて見たことない。
藤原紀香とか、モデル体形の人なら似合うのかもしれないけど。
そういえば先月、バイト先で、スウェット姿で面接に来た女の子がいたと聞いた。
驚いた。もちろんみんな驚いていて、暗黙の了解で不採用が決まったらしい。
そうだよな。社会的には、そういうポジションだと思う。
でもまだよくわからないスウェットの実態。
›March 06, 2005
【受験】 第4話:4年後の実態
もうムサビは受験がひととおり終わった。
終わったところで打ち明け話。
1年半前の院の受験。緊張して前の晩はあまり眠れなかった。
小論の試験、焦って書いたら1時間でマスがうまり、
残り1時間もあると気付いて、字をきれいに書き直したりしたが、
それでも30分以上残っていて、部屋は暖かく寝不足だったために、
……居眠りをこいた。試験中に眠れる自分に驚いた1日だった。
いくら緊張していたといっても、学部の時ほどではなかったらしい。
今日の教訓:受験で寝るなよ!
okina_maro@hotmail.com
›March 01, 2005
本格花粉シーズン到来
■何をしても調子の悪いままのパソコンと、暫く冷却期間を置いてみた。
2月いっぱい、放置。押してもだめなら引いてみろ。
疲れたんだろう?ごめんよ、私が年がら年中酷使してたからなんだろう?
ゆっくり休んでおくれよ。
そうしたら、やおら機嫌を直したようである。少し安心。
そろそろ復活してくれないと、サッカーのチケット取りのシーズンだからね。
■妹が、突然私に尋ねた。
「ねえ、“ふるたん”ってなんだか知ってる?」
初耳である。なんだろう。略語的な響きだ。
古いタンス? 古田敦也の愛称? 皆様ふるってタンゴを踊りましょう?
「まったくもってわからないよ。どういう意味?」
「履修してた授業の単位が全部とれてたことを言うんだって。」
「full単!?」
「そう。今日成績発表だったんだけど、複数の友達にフルタン?って聞かれて
は?ってなっちゃったよ。これはもはや共通語なの?どうなの?」
「知らないよそんなのー!誰も使ってないよおかしいよ!君の周りだけじゃない?」
「やっぱそうだよねー。変だよね。」
妹よ、すまぬ。冷静に考えてみたら、私はご意見番になれるような人物ではなかった。
“パンキョー”も知らなかった人間だ。“イラレ”にも違和感を持つ人間だ。
私がおかしいと言っている言葉は、世の中では当たり前の言語である可能性も高い。
フルタンについては調査が必要かもしれぬ。
okina_maro@hotmail.com
■とーぼーさんの差し歯日記がリアルでした。目に浮かぶ。さすがに私は見慣れましたが。
私のバイト先の歯医者では、治療経過を逐一細かく患者さんに説明する為、
どんな状態でも鏡は見ていただく。大抵「うわっ」っと引きつり笑みを浮かべる。
そうそう、「仮歯がとれちゃいました!」とマスクして駆け込んでくる人がたまにいます。
仮歯のうちは、前で煎餅やらリンゴやらをかじらない方がいいですね。
お大事になさってください。