June 14, 2004
冷や汗たらたら
最後の患者さんの治療が終わりに近づく頃、自ら器具類を用意しエプロンをつけ座って待機。
短めスカートの女性患者の為の膝掛け毛布を、いっぱいに広げて全身にかけた。気休めの腹ガード。
治療開始。先生はあまり椅子を倒さず、私の調子を気にかけつつやって下さった。衛生士さんも優しい。
「痛かったり気分悪くなったらすぐ左手をあげてね、あんまり痛かったら麻酔するよ」とのお言葉。
しかし、痛いのは痛いけど体勢の方がずっと怖いし、はて左手はどっちだったか?と混乱していたら
いつの間にやら削り終わった。過呼吸とか起こさなくて済んで良かったー。
普通は、内容の方が怖いはずの治療であった。
まずは付いている金属を外すわけで、歯を削るよりずっと大きな音が出るし歯に響く。
例えば、金属板を回転ノコギリで切断している音なんかを想像してみよう。怖かろう。
でも私は、それは慣れまくりなのである。しょっちゅう患者さんのも見てるし。治療内容は完全に解ってるし。
板の上の鯉みたいな体勢じゃなければ、平気なのになー。
削ったとこを型取りし、新しい金属が入るまでの仮のフタをしてもらう。
「はい、カチカチ噛んで。違う違う、前だけじゃなくて奥歯で。って、あれ?」
…………バレた。
私は臼歯部のオープンバイト(噛み合っていない)なのである。斜めに生えた親知らずのせい。
「気付かなかったよー。これは相当のストレスになるから、対策を考えよう。」
要するに抜くってことですね、はい。
抜くのはいいけど、また毛布にくるまっての治療が何度も行なわれるわけね……
慣れた場所で慣れた先生だから、今のうちにお願いしようと思う。宜しくです。
そういやトモさんも歯医者通い中だったっけ。鎮静中のようだ。寸止めを祈ります。
一緒にがんばりましょうね。芸能人じゃなくても歯は命。
okina_maro@hotmail.com
《サッカー記事写真コーナー》
ものすごい歴史的瞬間。
ある意味感動した。
すまん、分かる人しか分からんネタで。
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