基 礎 デ ザ イ ン 学 科 2 年 生 。 リ ア ル な 美 大 生 の 日 常 を
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そういう駄目なとこ…嫌いじゃないから…。
数週間ぶりの原先生の授業でした!
今日はアーツ・アンド・クラフトに至るまでの流れなどを勉強しました。
私はデザイン史・デザイン論概説という授業も受けているのですが
そこでもこの運動の中心にいたモリスやラスキンについてお話を聞いていたので、
今日の原先生の講義が飲み込みやすかったです。
簡単に説明すると、アーツ・アンド・クラフツ運動は
ウィリアム・モリスやジョン・ラスキンらが中心となって、
19世紀後半ごろに始めた 生活を美しくするための運動のことです。
1815年(ヴィクトリア朝)に開催された第1回ロンドン万国博覧会において、
当時のセレブが使用していた産業工芸品が展示されていたのですが
それを見たほとんどの市民の反応が
「すってき〜(*>▽<*)」だったのに対し、
「いや…ちょ…ないわ、これ…」とモリスらが絶句し怒りを覚えたことが契機だった模様。
(雑な説明)
それで、この当時の工業製品のデザイン(モリスは「バッドデザイン」と定義づけた)が
もうださすぎて面白いです。
なんでそんなに背もたれが長くて足が短いんだそのイス…等、笑ってしまうことうけあい
あまりのだささに愛しさすら感じるという、
多くの女性が経験するであろう
「男性の残念な部分になぜかときめく」並の矛盾を感じてしまうほどです。
ある意味魅力的なのかもしれません。
母性本能をくすぐるということでしょうか。
だめなとこが魅力になるって最強だなあ。