リアルな美大の日常を
カテゴリー:展覧会
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展覧会いろいろ
今日は朝っぱらからコンペの下見をしました。
そして銀座に行ったついでに展覧会巡り。
コンペの下見がついでなんじゃないかと思うくらい
いっぱい見ましたよ!
・田中一光展
(かの有名なデザイナーさんの展覧会が無料!行かなきゃソンソン!)
・鴻来有希さん個展 「さりとて…さらさらん」
(隣でやっていたので、お邪魔しました。
いろいろなお話が聞けて楽しかった!)
・ギャラリースコットさん
(その下にあったギャラリー。
展示している方のお名前は確認しそこねましたが、
ほわっとした可愛い絵でした。)
・「No Man's Land」展
写真も撮ったので、今回は「No Man's Land」展について、ちょこっと紹介や感想。
このイベントが行われたのは旧フランス大使館。
近日取り壊されることになったので、この機会に自由なアート作品を作ろう!
ということのようです。
行ってみるとまるで芸祭や文化祭のよう!
こーんな門があったり、
「どうせ壊すのなら!」とばかりに、壁にもいっぱい絵が描いてあります。
楽しんで作っているのがよくわかる!
普段はできないこと(建物壊したり、壁に描いたり)を存分にできるなんて
たまらないだろうなあ〜!
展示は各部屋に1人ないし2人で行われていました。
表現方法も、平面、立体といろいろですし、
その方向性も正統派にかっこいい感じのものから
何だかパンクで奇天烈なものまで様々!
思わず笑っちゃうようなのも結構ありました。
(特に手前の建物の3階が濃かったなあ…)
写真も撮って大丈夫だったので、いくつか載せておきます。
中がアクリル。きれいな光!
紙でいっっっっぱい。胸元までありそうでした。
思わずダイブしたくなっちゃう!
鳥の羽のお花。
フランスの方の作品も多く、目に飛び込んでくるトリコロールカラー!
芸術の国!って感じですね〜
インスタレーションも多いので、実際に感じてもらいたい作品が多かったです。
どうやら2月18日までやっているようなので、まだまだ期間はありますね!ぜひ!
それにしても歩き回りすぎて足が棒になった…
美術には体力がいりますね!ホント。
美大生ムキムキになっちゃうよ。
そういえば廊下の壁に
「ぎんざのガソリンスタンドでたばこをすってはいけない」
って書いてありました。
なんで銀座限定なんだろうな。怒られちゃったんだな、きっと。
ずるずるずる
「これムサビ日記に書こー♪」
「あ、これ写真に撮って載せよー♪」
という妄想にふけっていたら
2ヶ月がっ…過ぎていたっ…!
もt…もう名前を載せるのもおこがましいです。
itと読んでください…
それか「も」とかでいいです…
「今日からお前の名は千だよ!」的な…
何だか風邪で3日くらい休んだ後の登校日のような気分。
日数的にはさらにその20倍のGがかかっております。
すでに思い出話と化している事柄は
まあいくらでもあるのですが、
一番最近あったことで、
「SENSEWARE」に行った感想を少し。
あの空間にいた8割の時間、
とにかくぞくぞくしていました。
おなかがモニョモニョして
いつの間にかニヤニヤしてしまいそうで…
というかニヤニヤしてました。
ちょっとぎょっとした目で見られました。
驚かせてごめんなさい。
あといっぺん泣きそうになりました。
「デザインてなんて面白いんだろう」
と
「なんで私はこういう考えが浮かんでこない
ひよっこなんだろう」
感動と悔しさのミックスフィーリングでした。
心の栄養です。
一緒にいた友達にも話したのですが、
私はこういう世界があることを知っていて
本当によかったと思います。
世の中の何割、なんて正確なことはわかりませんが、
きっとほとんどの人が知らずに通り過ぎていく世界。
こんなに面白いのにね。
それに出会うこともなく通り過ぎていくなんてとんでもない!
でもこの世界を知っているという巡り合わせと同時に、
それを面白いと思えるのも、私の幸運なのかもしれません。
神様に感謝。
私にとってこのようなデザインを見ることは
某ネズミの国に行くのと同じくらい
(まあそれとはベクトルが違うけれど)
楽しいことです。
さらに素敵なことには入場無料だったしね。うひひ。
次に21_21で行われるのは
我らが深澤 直人先生、そして藤井 保さんによる
「THE OUTLINE 見えていない輪郭」展です。
前売り安かったのでチケット買っちゃいました。
今から楽しみ。うひひ。
内容について全く語ってないですが、
「言葉〜にできな〜い♪」
という感じです。
見れば!わかる!
と言いたいとこなんですが、
もう終わっちゃってるんだよなあ、これが…!
本当にいろいろ遅れて申し訳ないです。
次に感想を書く時には
宣伝になりそうな時期に書きますので!
載せようと思って随分前に描いた、変な犬。
顔がモシャモシャで目が見つからないのに
こっちを凝視してくるのです。
ふてえやつだ!
カルティエ
三日坊主ってレベルじゃねえぞ!
って誰かに突っ込まれても文句の言いようがないですね…orz
あれ?しかも2週間超えて…?
とりあえず次の記事でカルティエ展について〜とか言ったので
約束をちゃんと守ります!はい!
そう言いつつも、私の中でも遠い昔になりつつありますが;
カルティエ展、結構人が多くて道のりも長いし、大変と言えば大変だったのですが、
(美術館の滞在時間の記録更新しました。多分。)
時間は思い出を美化するので、今なら素直な気持ちで書けそうです 笑
本当は文句の1つや2つ書こうと思ってたなんて、もはや過去の話です。
「そうだ、美術館行こう。」的な気持ちに目覚めたのは高1くらいだったと思いますが
あれから約3年、ジュエリー関連の展覧会にはなぜか出会いませんでした。
宝石にも興味があるので、やっていたらすぐ行っただろうことを考えると
やはり機会が少なかったのかもしれません;
(そうは言いつつも今度ルネ・ラリック展ありますが…やっぱり意識の問題?)
前振りはこの辺にしておいて感想を。
お隣さんの阿修羅展には負けましたが、
それでも千客万来満員御礼と行った感じでした!
入った瞬間げっ…じゃなくてわあ!と思うくらいの入りだったので、
阿修羅展はどうなっていたのかが、なかなかに気になりますね…
規模が違うのかな?
同じ広さだったらすし詰めですね、きっと;笑
かなりの作品数でしたが、ちゃんとじっくり眺めました。
というか引き止められるんですよね、作品に。
それだけオーラがすごいのです。
後ろに虎とか龍とか見えても不思議じゃないレベル!
あの空間にいると値段とかカラット数とかそういう野暮な考えは飛びます。
何にビビったのか何に感動したのか、また泣きそうになってしまった…
最近美術館に行くとすぐ泣きそうになります 笑
ワールドワイドな作品作りをしているようで、
東洋風なのやらエジプト風なのやらいろいろありましたが、
ちょっとはずしてるんじゃないかこれは!? というのもまあマレに…ありました…笑
奥様2人に「ビリケンさんみたいねえ…」とか言われているのもあり…;;
奥さん!!美術館で笑わせないでください!!
誤解されると困るので断っておきますが、全体的にはかっこいいものばかりです !;
例えうっかりでも身につけようものなら、ジュエリーの方から拒否されそうな佇まい…!
物が人を選ぶとはまさにこのことですね。
高嶺の花?クレオパトラ?
もはや攻略対称ではないのです。
見ているだけでいいんだ…という淡い恋心。素敵。
有頂天になって意味不明な文になりそうなので、そろそろ収穫物コーナーにします。
だららだっっだだ〜ん ぽすとか〜どぉ〜!
写真を上げる作業で少し落ち着きました☆
ジュエリーデザイン…
あれらが作られるまでの過程で費やされた集中力はどれだけのものなのか!
全て手作業。失敗の許されない世界。
私にはとてもじゃないが無理だ!
カルティエの作品同様、雲の上の世界なのです。
職人仕事のかっこよさは計り知れません!
あんまりまとめられてませんが以上です♪
次の宝石関係は前述したルネ・ラリック展かな?
アール・ヌーヴォー…よだれが出そうです!じゅる
モダンデザインの父に否定されたって…ううっ;;
そうは言いつつも、いろいろな時代のデザインが好きですけどねっ
美大生になってデザインの歴史を学んだりできるのは、本当に喜ばしいことです。
西洋美術史も大好き!やっぱり美術好き!
初めの「文句」って?て思われたかもしれませんが、
正直会場がすごくうるさかったのです。
見るのに集中できないほどに…。
皆さん館内でのおしゃべりは程々にね♪
こっち向いて
ちょっと今、浦島太郎の気持ちです。
しばらく留守にしていたらまたもやいろいろなことが!
とりあえず何から書こう…。
あ、新メンバーのきゅっきゅぽんさん、たまきさん、よろしくお願いします!
時期を外して突撃しづらくなってしまった…まるで私のサークル探しのように!
何にもないから書かない、って言うことも稀にありますが、
基本的に書いてないときはオフでいろいろ起きている感じです。
忙しいの大好き!精神的にどM!
そんなもちゃです。
…もちゃです。
もちゃです☆
もちゃです
…ふう。
みなさんが霧がかったイメージで思い出してくださった所で
展覧会に行った話でもしようと思います。
金曜に「ムーミン展」、
日曜に「Story of … カルティエ クリエイション〜めぐり逢う美の記憶」
に行ってきました。
あ、今回は写真のアップに挑戦してみました!
まぁ3つあるうち2つは家で撮ったのですが…笑
何を隠そう、もちゃの好きなことの一つは美術館・博物館巡りです。
そのせいで私の先数週間の予定は思い出したかのように展覧会の予定で埋まっております。
これぞ美大生!アートな生活!
…とふざけたせいで嘘くさくなりましたが、本当に展覧会に行くのは大好きです。
しばらく新生活に奮闘していたせいで、
すっかり開催情報を調べるのを忘れていた訳です。
無駄に狼少年してしまいました。
まずはムーミン展から。
金曜の4限が休講になったので、ここぞとばかりに行ってきました!
そうでなくとも行くつもりだったのですが、
予定より時間に余裕ができたのでよかったです^^
着いてすぐにムーミン谷のキャラクターたちがお出迎え!
ニョロニョロが主人公張りに目立っているのは気のせいです。
ムーミン「燃え尽きたよ…真っ白にな…」
中は写真を撮る訳に行かないので、だいたいどんな感じか説明しますと、
今まで発売されている本ごとに区切って原画を見ることができ、
他にもストーリーの一コマを立体にした人形などが置いてありました。
展覧会にも油絵や日本画や彫刻や、いろいろなジャンルがあると思います。
「原画展」の特色として感じるのは、
作者の存在をより強く感じることの出来る展覧会である、ということです。
ヤンソンさんは基本的にインク画で原画を描かれていますが、
原画に近づけば近づくほど、そこに残った下書きの鉛筆の跡、修正の跡、
ペンでガリガリッと削った様なラインが目を捕らえて離しません。
まさに作者が生きた証というものが、ありありとそこに感じられるのです。
ファインアートの展覧会も確かに過去の人間の残した軌跡ですが、
それは肉体的に筆跡を残すというよりも、精神的に、
その情動の跡を残す要素が強いように感じます。
みなさんにも是非実物を見て、その差異を感じ取っていただきたいです。
ちょっと小難しい書き方をしてしまいましたが、
端的に言えば「原画展オススメ☆」です 笑
今は亡きトーベ・ヤンソンさんのことを考えながら見たら、
精神を揺さぶられて少し目頭が熱くなりました。やっぱりムーミン素敵。
展覧会見てから最も重要!と私が勝手に思っているのは、グッズ販売です。
全国からムーミングッズが集まっていたようで、
展覧会の長いトンネルを抜けるとムーミンの国であった
…という感じでした。
無言で大興奮。
あんまりたくさんグッズがあったので、終いには選ぶのをあきらめました。
写真は戦利品!
しかし、またファイルが増えてしまった…orz
15日の夕方にムーミンのグッズ販売エリアで10往復位している女がいたら、
それは私です。
思ったより長くなってしまい、時間も遅くなってしまったので、
カルティエ展の感想は次の記事で!では。