リアルな美大の日常を
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ういういし
ページ上部の日にちのバーを見ていると、大きなブランクを感じる。
正直何も無くても大きなブランクを…と…こういう話は無駄に長くなるからよそう。
今日はつい先日できた、開店セール中のコンビニに入った。
第一の目当ては開店セールではなく、「こんにゃくゼリー」であったのだが、
その話をするとよくわからない説明に至る挙げ句に
やたらと本文が長くなるだけなので、省略しよう。
とにかく私はそのコンビニに入ったのである。
そして開店したてという何やらうきうきした空気と
50円引きやら半額やらというフレーズにディスコの如く踊らされ
ティラミスとフローズンヨーグルトをお買い上げすることになった。
大切なのはその先の話で、レジで出会った店員さんのことである。
お姉さん…と言いつつも、私と同じかそこから上下するかくらいの
お姉さんであった。
どうやらバイトを始めて間もないようで、
レジ係さんお決まりの文句をやたら噛みそうになりながら告げてくる。
ラストはこれでもかとばかりにブルブル震えられながら
商品の入った袋を渡された。
人によっては「いらっ」とされてしまうかもしれないこの一連の流れが、
私は何だか「あっ、いいな」と思った。
断っておくが、別にそういう趣味の人間ではない。
なんというか、「人間味」をとても感じたのだ。
このレジ係という仕事、慣れれば慣れるほど「作業」になりがちだと私は思う。
時には「金はそこに置いて行け」と言わんばかりの態度を取る
店員さんもいたりして、思わず「どこのギャングだよ!」とツッコミたくなってしまう。
そんな中であのお姉さんは、全てのお客さんを1人の人間として見ているのだろう。
だからこそ震えるほど緊張するのだ。
そんなことを考えると、何だか微笑ましくなった。
初々しいっていいなあ、なんて思った。
そんなことを言いつつも、私はバイト未経験者である。
「何『経験者はかく語る』って感じで書いてんだ!」というブーイングが聞こえそうだが、
全部私の想像かつ妄想ということで、スルーしていただきたい。
なんというか、私もあんな風に緊張したりするのかなーって思ったんです。
やってみたいな接客業。克服したいな人見知り。