リアルなムサビの日常をのんびりまったり綴ります
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そつせいてん
この間は実家に帰ってたのですが
一度戻って卒制展を見てきました。
面白いのは当日ぶらりと1人で行ったのに
工デの友達に3人も会い、(多分みんな1人で来た)
みんなで楽しく卒制を見れたことです。
まずは予備校の時の先生がいる視デ10号館へ。
視デってテーマを自分で見つけるというだけあり、
色んなことをやっていて、かつ、
1つ1つをじっくり見ないと満足できない
完成度だったのでだいぶ楽しめました。
そして1番展示してる教室が分かりやすくて
紹介冊子やwebなどもあって1番親切な学科でした。
作品を見てもらうにはそのプレゼンも
大事だなーと、しみじみ。
空デもしかり。
特に空デは立体物を作る方が多くて
やっぱり立体好きにはたまりませんでした。
空間を上手く使う点では
視デよりもバラエティに溢れてた気がします。
そこら辺は流石空デさんです。
それから12号下へ。
工デのクラフト系展示も多かったのですが、
えっ!これ木工??
ガラスだと思ったら陶磁だー!
え、金工ってこんなことも出来るの?
…などなど、クラフト系の幅広さに
くらくらしました。素敵でした。
コンセプトを持たせた、いわゆるIDやインテの
様なことも出来て、なんだか感動しました。
それから油と版画と彫刻もある4号館へ…
いやあ…これぞ王道!という作品に
出会えた時の安心感はこれ如何に。
いい意味でぶっとんでました!
感想が全部、うおー!みたいな(笑)
とにかく幅も広くて自由でした。
油や日本画は見るのが好きで
よく12下で行われるコンクール展を
見に行っていたのですが、
そこはいわゆる王道だらけ。
今回はその王道が少なかったので
新しいファイン系を見れました。
それにしても手作業ってすごいなー!
それから建築の作品も見ました。
大きいものが多くて、色んな人が
実際にわいわい集まって体感してて
それってすごいことだなーと思いました。
しかも建築というイメージを覆せす作品が多くて、
こちらも幅広かったです。
デ情はあのケータイタッチでいいね!機能が
出来るというデジタル技術を配置してました。
(あの設備に1人いくらかかってるんだろう…)
作品はというと、バラエティ豊かで面白かったです。
他にもたくさん見て回りました。
怖い作品に怯えたりもしました(笑)
あと、コンセプトがよく分からず、
『考えるな、感じろ!』というような
心に直接くる系の、変に深読みしてしまう系の
作品に戸惑ったり。
デザイン科だからでしょうか、
コンセプトのキャッチがあると安心します。
2号館は日本画などを半分位しか見れず
あまりの多さに断念してしまいましたが、
たくさん見れたと思います。
わたしが進みたいIDですが、
発想もすごくて、ボードもすごくて感動でした。
でも、確かにすごかったのですが、
1番幅の中で表現していた印象でした。
バラエティに富む、なんでも出来る!っていう
他学科の展示を見たあとだと余計に感じました。
卒業制作って4年間の集大成。
自分をいかにまとめ上げるか、な気がして、
その枠をIDで固定してしまってもいいのだろうか、
と初めて悩んでしまいました。
クラフト系がなんでもやっていたので余計に。
IDの考えや技術を学びたいのですが、
卒制は大きな建造物を作りたいと思っていました。
でも、そんなことをしている先輩はいないし…
きっと教授は止めないでしょうが、
何を学んでたの?ってなってしまうのではないか…
よもや基礎デなどの方がいいのかな?と
ぐるぐる考え始めてしまいました。
この1年があっという間だったので、
4年間もあっという間に過ぎてしまうのではと不安です。
素晴らしい先輩方の作品を見れて幸せでした。