リアルなムサビの日常をのんびりまったり綴ります
2012年05月のアーカイブ
Search
わたくしごと【決心】
かな〜り長い自分語りのつづきです。
もうしばらくおつきあいください
受験を決めて、まずぶつかったのが
経済力の問題でした。
工デの試験を受けるには実技が必要です。
そこで、予備校に通う必要がありました。
でも、そんなお金も無く…
高校はアルバイト禁止だったのですが
こっそり近所のファミレスでバイトし始めました。
その頃の両親は、
美大行ってもいいけど自分で行ってね〜と曖昧に返すのみで、
お金の話になると怒って話し合いも出来ない状況でした。
その度に私は泣き、もう修羅場でしたね(笑)
その頃位から、両親との折り合いが悪くなり、
ご飯も自分の部屋で食べる様になったり…
他にも色々あったのですが、話すらしなくなりました。
そして、アルバイトでお金を貯めつつ、
美術部の活動の隅っこでデッサンの自主練習を
させてもらってました。
その頃のバイブルが「アトリエ」で、
美術室に置いてあった為、それを読みながら
美術室に置いてある小物達を見たまま描いたり…
美術の先生が油絵を描いていて、
個展を開いたり、業界の顔も広い方で、
その方に教わろうと思ったのですが
技術的なことは何も教えてくれなかったのです。
そんな先生に出された最初の課題が石膏デッサン。
夏休みにちまちまと通い、描き上げました。
のちにその先生は恩師だと気づくのですが、
当時はとても苦手でした。
優しく振る舞っているのに芯はとても厳しいというか…
とくに芸術の精神面ではひときわ厳しかったですね。
そして、予備校の体験講習に通ったりして
お話聞いたり、少しでも何かしなきゃと思ってました。
高校3年生の春、
進路を決めなくてはならない時、
大学に行っていいか聞くたびに
分かんないの一点張りだった親と
揉めに大揉めをしました。
この話をすると怒るのは分かってたので
私も話し合いを避けていたのですが
ついに話し合う事が出来たんです。
やっぱり雑貨がやりたくて、
それ以外考えられなかったのです。
心理学などにも興味があったのですが、
ただ、他にやりたい事がなかっただけなのかも知れません。
ですが、この道を選んだら100%苦労するし、
お金だって一生懸命働いても、他の子みたいに
おしゃれなどに使えなかったりするのです。
毎日バイト先や高校の先輩にお話を聞いたり、
就職か、専門か、一般大学かで悩みました。
そして、避けていた美術の先生に相談したんです。
私は泣きながらえぐえぐ話しているのを
ちゃんと聞いてくださり、
最後に先生に言われた言葉が
『普通の文系の大学に行きなさい。
そこからでも雑貨は出来るから』
でした。
そこに行け、と言われると
ずっと悩んでた気持ちの焦点が定まってきて、
やっぱり美大に行きたい。
という気持ちが大きくなりました。
この時の先生には本当に感謝しています。
巫女などもやり、お金も貯まりかけて来た頃、
高校3年生の春、ようやく春期講習に通えることになりました。
画材って初期投資たっかいですよね!
その頃はこのお金あれば安いPCとか洋服とか買えるのに…
って恨めしく思ったりもしていました。
基礎科に通ってた人達に付いていけるか、
途中で入って友達もいないし大丈夫か、
などとかなり不安でした。
家から一番近い、電車で40分位の予備校に通ったのですが、
気の合う友達もあまり出来ず、あまりスタイル的には
私に合ってなかったみたいで、少し辛かったのを覚えています。
ですが、道具も買い、平面から立体も初めての課題をこなし、
初めて受験をするスタートに立てました。
あとは、基礎科に通ってた人と大差ない事に
ちょっとビックリしましたね。
平面などは基礎科の人もあまり慣れてないので
普通に講評でいい結果になったりして、
でも当時は基礎科の人はもうすんごい上手くて
参作の様な絵が描けると思い込んでたので、
わたしなんかが上段行くなんて
この予備校大丈夫かなーと、
さらに不安になったりしました笑
とは言っても、先生もいい人だったし、
芸大合格者も沢山出る、いい予備校でした
その後、
美大に行くと決めてからは
ますます先生が怖くなってしまって、
技術は予備校に行って教えてもらえ。
お金無いのは理由にならないから。
とにかく手を動かせ、などの今思えば真っ当なアドバイスに
当時は本当にビビっちゃってまして、
美術室に行くとお腹いたくなる程でした。
そして、夏期講習には一時間半位の
がなす氏が通ったことのある、
ちょっと遠い場所にある
予備校に通う事にしました。
友達できなかったらどうしよう…とか、
差が開いてしまってるのではないかとか
不安で不安でいっぱいでした。
実は夏期講習会費、中期から行って夜間出なくても
私の貯金じゃ足りなかったのです。
その分を両親が捻出してくれました。
家にも余裕無いのに応援してくれてると分かり、
1分1秒でも真剣に取り組んでやる!と
不安を押しのけて通う事が出来ました。
両親には感謝しきれません。
ここからが受験の本格的なスタートになりました。
次は予備校のお話をします。
わたくしごと【きっかけ】
私がムサビ日記を書きたいと思った理由の中で
特に大きかったのが、『不安を持つ受験生に希望が持てれば』
そんな気持ちが大きかったです。
多分、この日記も受験が近づくにつれ、
情報を求める受験生が辿り着くと思います。
私は不安でした。とても、とても。
だから情報をたくさん探しました。
私と同じ様な状況の人はどうしたのか、
また、合格出来たのか…
でも、なかなか見つからなかったんです。
なので、自分語りではありますが、
しばらく私がムサビに来た経緯を
綴っていこうと思います。
まず、私が『美大』に行きたいと
興味を持ったのは高校1年生でした。
その頃はムサビを知らず、
模試の進路希望を見直すと
恐れ多くも多摩グラになってました(笑)
そんな中、親に美大に行きたいとは
言っていたと思います。
なぜ美大に興味を持ったのかは分かりません。
中学生まで、私は絵が生活の全てで、
幼稚園からずっとずっと描いてました。
小中学校の時も、一番楽しいことが絵でした。
上手くなりたくて、同い年で上手なイラストを
描いてる人を見ると悔しくて頑張って…
雑誌とかにも投稿してました。
そんなイラストホリックな私も
高校に入学して、軽音に入ってバンドを組み、
そこからは絵はぱったりと辞めてしまいました。
興味が無くなってたのです。
上手な人を見ても、すごいとしか思わず、
コピックさえ引き出しの奥に眠り、
全然ペンも握りませんでした。
そんな私が美大をなんとなく選んでたのだから
絵に対して何かご縁があったのかもしれません。
そして、2年生になってムサビも知り、
OCに出かけることにしました。
私は雑貨が大好きで、
文房具から何から細かいものまで
自分がかわいいと納得するものに
囲まれていないと嫌!という程でした。
そこで、工デの存在を知ったのです。
もし、この時にまだ絵が好きだったら
ファインに行っていたかもしれません。
工デの展示が主なメインとして、
あとは色々探索しようと考えてました。
小学校から同じで、家が走って25秒、
歩いて一分半の距離に住んでいる
(夜中に2人で測りました(笑))
芸術系高校に通う がなす氏 に
一緒に着いて来てもらいました。
お互い予定がギリギリだった為、
午後にムサビで現地集合することに。
しかし!ここでハプニングが!
わたしのケータイの充電切れたのです\(^o^)/
これでは現地で落ち合えませぬ。
しかも、乗り換えも分からず遅刻。
とうとう夕方になってからムサビに着き、
OCの活気はほぼ無かったですね。
それもあってか、
初めて来た美大、武蔵野美術大学の
第一印象は、冷たいイメージ、
コンクリみたいなクールさ。
最初はここは違うかもな〜とか
思ってしまいました。(ほんとすみません)
結局、がなすとは出会えず、
工デの展示もさっとしか見れず、
どうしようとふらふらしていた時、
もうお開きも1時間程という冷めた活気の中、
そこだけ異様に活気付いた集団が私の前に現れました。
そう、建築科のお兄さん達です!笑
私が友達とはぐれて困っていると知った
社交的な建築科のお兄さん達に半ば拉致され(笑)
ワークショップ、卒業制作、カリキュラム説明、
建築科のカフェスペースでお家の形のクッキーと
紅茶をいただきました…!
もう、代わる代わるの人がやってきてくださって
すごく親身になってくださり、優しくて、
最後の言葉が、『建築科で待ってるよ〜!!』
…建築科に揺れました(笑)
それ位優しかったです、とても感謝です。
建築科の先輩方、わたし後輩になれました!
その後がなすとも無事合流し、帰れました。
そして私は美大へ進むことに決めたのです。
やっと、きっかけ辺、終了です。
だっしゅ!
お久しぶりですみいなです
更新がままならなくてすみません!
書きたいことがたくさんあるのに時間を見つけられず、
しかし中途半端な言葉ではなくしっかり書きたくて
また時間がある時に〜で更新滞るという…
木工講評も終わりまして、
とても為になる講評でした!
やっぱり工芸工業『デザイン』であって
そこが工芸と違うポイントだと思いました。
デザインするって難しい、でも面白い。
最後は助手さん含め、みんなで記念撮影をしたりと
今回のメンバーはほんとうに仲良くなれました!
そして今はテキを行ってます!
作業量なら木工がキツイと思うのですが、
課題の量はテキが1番多い気がします…!
レポートに原寸パターン…来週までに
終わらさなくては…!
専攻なのですが、IDとテキで揺れてます。
テキに面白そうがたくさんあるのです。
でも、将来作りたいものは
布媒体とは限らないし、
どちらかというと硬いもの…
でも、機能というよりはビジュアル付加。
悩みます…デザインの本質は変わらないと思うのですが。
クラフトでも雑貨に向かえるのだろうか、
やはりIDの方がいいのだろうか…ううむ。
来週から1人暮らしが始まる予定なので
引っ越しに追われてバタバタしていますが
テキも頑張っていきたいと思います:)
そして風邪が流行ってるようです!
私はまんまとかかりました!笑
どうかお気をつけください
まどろみ
おはようございます( `・ω・´ )
ここ最近は実習の講評前なので
安定の終電帰宅、3時間睡眠です
…ちゃんと起きてる自分に感心!
私はまだ実家通いなので
大学を9時位に出る位が終電なのです。
そして5時起き…
しかし工房使ってナンボなので
家に持ち帰りも出来ず
これを書いたら顔バレしちゃう気も
するのですが…書いちゃお。
ムサビ日記書いてるの誰にも
言ってないので未だ気づかれてないです(笑)
今私は木工の基礎実習をしています。
スツール作りをやっているのですが、
ただでさえ居残りが必要で大変と有名なのに
第2週であるGW被りが災いして
かなり急ピッチ作業を行っています。
実習の希望順位に私はID、金工、テキ、ガラス
を上から選択して、ガラスが取れず木工でした。
でも、木工も大変だけど楽しくて
忙しい分とても充実していて、
もうすぐみんなで夜遅くまで工房に
残れないのがさみしく思う程です。
木という素材の面白さ、
ひたすら無心になれるカンナがけ、
1ミリでもズレると大変なこと…
ID専攻予定で実習も楽しかったので
これはほぼID決定だなと思っていたら
どれも楽しくて悩んでしまいます。
だんだんと形になってきたのですが、
パーツをはめた時かなり感動してしまいました!
残りの日数も少ないので妥協せず
頑張り通そうと思います!
次は自分がムサビに来た経由を
書こうと思っています。
あと、いつもコメントくださって
ありがとうございます!
気づき次第コメント欄に返信しています。
これからもよろしくお願いします。
今日も一日頑張るぞー!
キラキラ
先日、中学生から大大大好きな
Perfumeの武道館追加公演に
参戦してまいりました!
工デの仲良しの友達に
アリーナ席のチケットを
譲ってもらったので
数メートル先にはPerfumeが…!
登場と共に涙が…
隣を見たら一緒に行った
Perfume詳しくない
高校の友達も泣いてました(笑)
キラキラしてました。
あんな風にキラキラしたい!
跳ねて歌って叫んで…
とても素敵な経験でした。
そんな夢のような時間も終わり、
課題に追われています!
毎日工房に残る日々…
終わる気がしません。
芸術祭で雑貨販売も
企画することになったので
それもあってバタバタしてます。
代表とか今までやる事少なくて
まとめる役は苦手なので
不安もありますが、
自分から動いてみたかったし
楽しくなりそうです!
私もキラキラするぞー!
陽だまり
GWも終わり、またいつもの日常が始まりました。
休み中はバイトに精を出してました。
工デでは基礎実習2回目を行っているのですが、
GWで4日も潰れてしまっている為に
ただでさえ厳しい課題がてんやわんやになってます。
入学して早1週間、
"まだ"なのか"もう"なのか…
とにかく当たり前の様に時間が過ぎていきます。
"まだ"新入生と思っていたら
ちゃんと自発的に面白いことを
取りかかってる人もたくさんいて、
入学するまでは、ムサビに入れば
そういった事が当たり前の様に出来るものだと
勝手に思い込んでいましたが、
環境が整っているだけで、
自分から行動しないと何も起こらない。
ただ通ってるだけ、になってしまう事を
ひしひしと実感しています。
私も置いていかれない様、
イベントを企画したり、
展示会を決行することにして
今いろいろ動いています。
作品制作は引っ越しの後、
お金にも余裕が出てからになりそうですが
今月末には取りかかろうと思っています!
話題は変わりますが、
今日はムサビの成績開示でした
実は、当日の実技が個人的に納得いかなくて、
デッサンは前後感が無いし、書き込み弱いし、
色彩はもう塗りが汚くて汚くて…!
わりと落ち込んでいました。
だいたい今までの平均点400点から考えて
全て8割で平均という計算だったのですが、
(1個なら7割でも大丈夫ということに…)
実技と国語は普通に点数取れてました。
予備校でもダメだったのにビックリ!
予備校の配点が厳しかったのかも…?
ただ、英語が壊滅的でした!\(^o^)/
特にA日程が酷い酷い!
多摩ダクト受けないでB日程受けててよかった!!
(多摩美のプロダクトとB日程が被っていた)
よく今通えてるなあ、
ほんと、学科大事です。
受験生のみなさまは学科で足を引っ張ることのないよう…
なんだかんだ実技は最終的にみんな上手くなります。
特に工デの静物は直前講座には差があまり無いほどです。
実技はみんな頑張っているので当然なのかもしれません。
実際、私の予備校の工デの子達は
学科が出来る子順に受かってました。
そんな私は反省して
英語、がんばらなきゃ…
お題に答えちゃいます
“高校1年から美大に行こうとする子達は何目線で文系・理系とかを選択するのさ?
とにかく特殊な高校じゃなければ、文系、理系どちらかを選ぶわけでしょ?
何を基準にしたの?するの?
これから美大を目指すかもしれない高校生にアドバイスお願いします。”
というお題をいただいたので
スロースタートですが、
答えてみようと思います。
これは、私大入試を基本で考えているのですが、
結果、私の意見を言ってしまうと、
関係ないと思う!好きな方に行くべし!
…です(笑)
なぜ、この意見になったかというと、
受験勉強は学校の授業とは
あまり繋がらないと考えたからです。
もちろん授業の延長戦上に
受験はあると思います、
特にムサビの学科入試は
基礎を問われるものがとても多いです。
だから授業を適当に受けてもいいと
いうことではないのです。
私は高校3年生の夏位から
受験勉強の学科対策をはじめました。
4月頃から英単語帳を読み始め、
夏には過去問をちらほら始め、
秋にはセンター過去問を買い、
冬には毎日休み時間も勉強してました。
受験対策は授業とは別だと考えてましたし、
私大(特にムサビ一筋)だったので
古典も途中から勉強しませんでした。
クラスも数学が苦手だったので
進学英語コースというクラス
(3年から数学が無い)にいましたし。
つまり、何が言いたいかというと、
理系の人でも同じことが出来ちゃうって事です。
特に私大の人は。
いくら理系でも英語と国語は必要ですし、
授業とはまた仕様が違うと思います。
自分の得意だったり好きな方を
選んで評定を上げておいた方が
いいと思います。
3.5以上が申請できる
ムサビ奨学金もありますしね。
ただ、数学受験というものがあります。
実技と選べるという学科では
基礎デ、建築などがそうでしょうか。
数学は独学で勉強するのは
難しいと思います。
早くから数学受験を考えているのならば
理系に進むのもいいと思います。
と、いうことで、
得意な方に進みつつ、受験勉強を怠らない
が、私の出した答えです。
ごあいさつ
はじめまして
工芸工業デザイン学科1年生の
みいな と申します:)
名前そのままでは無いのですが
このHNは本名から取っています。
いづれ顔バレしちゃうんでしょうか…汗
それでは簡単な自己紹介をさせていただきます。
・1993年生まれの現役生
・隣県から片道3時間を通っています(もうすぐ引っ越し予定)
・趣味は歌うこと、お菓子作り、散歩など
・雑貨のプロダクトデザイナーを目指しています
実はこのムサビ日記、受験時代から愛読しておりました。
そして、武蔵美に志望校を決めたのも
今思えば、パンフレットのプロローグに載っていた
ムサビ日記だったのだなーと思います。
キラキラしていてこんな素敵な大学で学びたい
そんな思いを抱いたのに始まり、
情報収集にもムサビ日記をよく読んでいました。
なので、ムサビ日記のメンバーになることは憧れでした。
今年が最後ということで、精一杯私の言葉で
ムサビを伝えていけたらいいな、と思っています。
そしてその「伝える」ということなのですが、
私は特に、受験生の方(外部の方)に
伝えていけたらいいなと思っています。
これは、自分がムサビ日記で
情報を集めていたこともあるのですが、
おいおい綴っていきますが、
私の境遇がちょっと特殊なのもあります。
特殊ではあれど、多くは無いだけで
似たような境遇の方はいるだろうし、
そんな受験生の方の背中を押せたら、とも思っています。
私だからこそ出来る情報を発信出来たらいいなあ…
長くなってしまいましたが、
一生懸命がんばりますので
よろしくおねがいしMAU!
(きゃー!言っちゃった!)
実は、同じ工デ1年生の
ムサビ日記メンバーである
カワダ ちゃんなのですが、
多分私の知ってるカワダちゃんならば
知り合いなのです!
1学年140人になる工デ生の中で
知ってる子だったというのは驚きました。
世界は狭いなあ〜
カワダちゃん、アドレス帳の中から
私のこと探してみてね(笑)