2010年04月のアーカイブ

ぞろ目

こんばんは、メイです。

ムサビ日記に新メンバー続々ですね。
我が映像学科にも2年生のたぱぱさんが加入という嬉しいニュース。

私が入学してからもう4年経つので、過去に書いたカリキュラムとか受験の情報はいい加減古いよなぁ…
と思っていたところなので、たぱぱさん、良かったらぜひぜひ書いてください。


なんてここでお願いしちゃうのは、先輩として失格でしょうか…(^_^;)
 
 
 
そんな私ですが、本日22歳の誕生日を迎えました。ぞろ目です。

ここ数年、4月29日の朝はおばあちゃんからのお祝いメールで目覚めます。
おばあちゃんはパソコンも携帯もデジカメも使いこなす、御年76歳のデジタルシルバーです。
最近デコメを習得したらしく、今年のメールは可愛いお花と豚(なぜ…?)のアニメーション絵文字がついてました。
 
 
 
おばあちゃんとは関係ないんですが。
 
今年不意に思ったんですけど、現役で合格してストレートで卒業した場合、
入学時は18歳か19歳で、卒業する時は22歳なわけですよね。
改めて数字にすると、18歳から22歳って、結構大きな差があるように思いません?
 
 
同じ大学生って言っても、18歳の大学生と22歳の大学生じゃ、自分の意識も世間の目もだいぶ違う気がします。
なんかこう、10代のピチピチ感に勝るものはないというか。
20代も2年過ぎるとお酒もタバコも板に付くというか(私はどっちもやらないんですが)。
 
前もこんなこと書いた気がする…
うまいこと説明できないものか…
 
 
とにかく、22歳の大学生って、字面で見ると超大人っぽい!気がします。
しっかり自分の研究してます(キラッ)みたいな。
あの、ビニールでできてる取っ手のない、学校の名前が入ってるバッグが似合う感じ。
あれ何て言うの?ノートとか入れるんだよねきっと。
 
はたして私はそのイメージに見合ってるのかしら?
 
 
 
とは言え最近、たぶん今までで一番写真撮ってます。
パソコンのローンが払い終わって金銭的に余裕が出てきたためか、
それともゼミ以外の授業に出なくてよくなったので時間に融通が効くからか、
フィルム買い溜めてガツガツ撮影しています。
 
ある意味、ここに来ての「危機感」とも言えるのかもしれません…。
 
 
そんなこんなでメイの22歳は幕を開けました。
今後とも、よろしくお願いいたしますm(_ _)m
  

  
あ、前のエントリーの続きはこの次書きます…
ムサビ日記も4年目なのに、こんないい加減ですみません…

先パイ

こんばんは、メイです。

昨日雪だと思ったら、今日の日差しはぽかぽかでしたね。
友人とともに、もうすぐ冬かしら?なんてボヤいてたのでちょっと安心。
ようやく冬服をクリーニングに出せそうです…。


ところで最近、先輩に会うことが多いです。
ムサビだけでなく高校も。

お仕事の手伝いもあれば、普通に遊びに行くことも。はたまた、道でばったりなんてこともよくあるのです。


もともと先輩後輩として知りあっていた人もいれば、
きっかけは関係なかったけど、話してみたら実は同じ学校に通っていたことが判明!という展開もあり、
そこから更に先輩の知り合いが増えたりなんかして。


あ、もしかしてこれが学閥ってやつ(ちょいと違う)?なんて思ってます。
同じ大学の出身者が特定の場所に集まるっていう現象が、すんなり体で理解できた気がします。
人脈って、こうやって広がっていくんだなーと。

同じ学校にいたという共通点があることで、すでに赤の他人とは違うところにいる感じがしますよね。
話しやすさ、信頼度など、人脈を作る上で必要なポイントがある程度クリアされるというか。
これが学校の名前のバリューってものなんですかね。
 
 
逆に、この人達とは学校が違ってたら出会ってなかったのかもしれない、と思うとちょっと寂しいです。
別のとこで知りあっても、一対一の人間同士で仲良くできるかもしれないけど、
人生の中で出会ってた可能性は低いんだよなーなんて思ったり。
あるいは、違う学校に行ってたらまったく違った人間関係が出来上がってたんだろうなー、とか。
 
 
なにはともあれ、母校(となる学校)の卒業生の方々とお話ができるのは、すごーく勉強になります。
うまくいってる人や、正直苦労してる人もいますけど、
制作のこととか、自分の卒業後を考える上で重要なことをたくさん発見しました。
 
何よりも、人とのつながりという点。
人生にもっとも影響を及ぼすのって、やっぱり出会った人間だよなと、
当たり前のことなんですけど改めて感じ入りました。
そのくらい、先輩たちに大きな影響を受けているということを発見しました。
 
 
 
前回あんまりいいこと書けなかった「新入生が知らない大学の秘密」は、
映像学科の卒業生しばりでいこうと思います。
ではまた次回に。

「新入生が知らない大学の秘密」

こんばんは。メイです。

最近更新ペースが早い理由は、先輩がいなくなって何となくハラハラしている気分を落ち着かせるためです
(何となく中身が薄い感じになってるのは言わない方向で)。


さてさて、手羽さんからのお題。

「新入生が知らない大学の秘密を紹介してください」


うーん。新入生の時に知らなかったことって何だろう…。


映像学科で言うと、2年生になっても週6で学校に来なきゃいけなかった、ってことですかねぇ。


滅多に使わないstrongタグ使っちゃいましたけど(笑)、これは結構衝撃でしたねー。
今のカリキュラムもそうなのかな?
1年の時みたいに、必修の実技授業が週6で詰まってました。

あ、でも授業の選択の仕方によって違ったと思う。
ただ、どんな取り方をしてもある一定期間必ず週6でした。また使っちゃった。


なんでこんなに週6に衝撃を受けたかっていうと…

大学ってもっと自分の自由な時間がたっぷりあると思ってたんですよね。

映画見たり展示見たり、本を読みふけったり、いわゆる「時間の余裕のある学生さん」っていうのが、
私がひそかに夢見てた大学生活なのでありました
(ま、3年くらいからそんな感じのゆったり生活になったので、夢叶ってますね。待て待てって感じですね)。

制作が大変だっていうのは想像していましたが、それも自己裁量っていうか、
もっと自由に好きなように時間を使っていいんだと思ってたし、
正直こんなに出席が厳しいと思ってなかったんですね。


特に、小・中・高と東京の公立校で育った私としては、土曜に授業があるのが中2ぶりだったわけです。
それに土曜の授業=午前中、隔週。っていうゆとり世代なため、
月〜土でみっちり必修っていうのは正直かなり覚悟のいるものでした。

しかも1年生は朝からだったし、午後の講義科目も取っておきたかったから、
なかなかのハードスケジュール。
加えて1限のために7時前に家を出なければならない私(もっと遠い人もいますよね…)。
バイトもしないとだし、作品作りの時間も必要だし…

って、ゆったりのんびりした憧れの大学生活はいずこへ…??


新入生当時のメイは、ちょっぴり悲しい気持ちになりました。
だからあと2年待てよ、っていうね。誰か言ってあげてください。

当時の日記を読み返すと、相当ストレス溜まってんなーっていうのが推し量れますねー。
あ、最近読み始めた人は読み返さなくていいです!もはや恥部でもあります…。

根がまじめな性格なのでね。
厳しくっても規則は守らなきゃ!!っていうタイプだったんです。
そう、過去形。

長ーい春休みを一度はさんだら、いい感じにゆるまりました。


何が作用したのかよく分かんないですけど、やっぱ1年経ったらムサビタイム理解できるようになってました。
恐ろしや。

昔の自分の日記を読み返すと、「むしろお前の方が信じられねえよ…!」と叫ばずにはいられません。
遅刻大批判してますからねー。
いやー、遅刻、してるよメイ(笑)…ごめん昔の私…あとちゃんと始業に間に合ってる方々…。


少し話は変わりますけど、自分自身に関して、美大に入って確実に変わったと思うことが一つ。
他人のマイペースが許せるくらい、自分もマイペースになりました。

だいぶ、融通の効く性格になったなーと思います。
だからこそ、信じられない昔の私の日記(笑)。
もし当時出会っていたら、私は確実に嫌われてるか怒られてると思う…。

そんな感じで、メイは見事にムサビ色に染まりました。
もう一つ確実に言えるのは、昔より今の方が楽しいっていうことですね。
ちょっとくらいゆるくないと、何事もやってけないと思います(締めるとこは締めないとだけどね!)。


って全然手羽さんが書いてほしかったことに沿ってない!!!
全然役に立つことじゃない!!

あの、後日もう一つ書きます…。

なんか映像学科生は時間ない!みたいに書いちゃいましたけど、本当に自分次第なのでね。
学校の近くに住んでる人とか、アトリエ借りた人とかはかなり条件が違うと思うし。
何より私の場合、体力なかったのが最大の敗因ですね。
元気な友達は毎日遊んでました、そういえば。

新入生のみんな、体力だけはしっかりつけておこう!!

(ちなみに春休みは長いですが、夏休みは小学生と変わらないかそれ以下です)

at 00:25 | Category : 学校 | Comments (2) | Trackbacks (0)

フランク・ブラングィン展にて

こんばんは。メイです。

本日は上野の国立西洋美術館にて、フランク・ブラングィン展を見てまいりました。
アートディレクションに祖父江慎さんも参加してるとあって、わくわくドキドキ。
祖父江さんと言えばUMEZZ PERFECTIONが最高すぎて大好きです。

あ、話がそれましたが。
ブラングィンという人は、ウィリアムモリスのところで仕事してたこともあるらしく、
絵だけでなく彼のデザインしたカーペットやイスなども見ることができました。

いいですねー、生活にデザイン…(すみません簡単に書き過ぎました)。
あんな素敵なタンスがあったら毎日お洋服選ぶの楽しいわー。
でもあのタンスに似合う服なさそー。

そしてお待ちかねの絵!
 
…の前に、先にみなさまに教えしたいのがこちら、「気になるリンゴ」
 
これは、激ウマです…!!
 
 
なんで急に「気になるリンゴ」かというと。
 
今回展示されているブラングィンの「りんご搾り」にちなんで、リンゴにまつわる商品が販売されていたんです(笑)。
こういうのは、西洋美術館の人が企画するんでしょうか。
美味しかったので嬉しいです。

他にも増田町のりんごジュース(ポストカード付きで売ってました)や佐良志奈焼きの食器などなど、
素敵なものが売られておりました。
ちょうど母の誕生日が近かったので、ジュースと佐良志奈焼きのマグカップも買ってプレゼントに♪

とっても収穫の多い1日となりました!
「気になるリンゴ」は本当にオススメです。
 
 
そしてそして絵の感想。
色遣いが、ものすごーく印象的!
ぱきっとしたオレンジやターコイズっぽいブルー、濃ゆい緋色に深ーい紺色など、
目に飛び込んでくる鮮烈な色の嵐!
 
しかしそんな派手な色彩のみならず、渋いモノトーン調の暗めの色彩も超素敵。
隣の絵に進むたびにキュンキュンです。
リトグラフや素描なんかもたくさん展示されていて、ブラングィンでお腹いっぱーい。


と言いつつもちろん常設展もチェック。
作品も好きだけどあの空間が好き!

天気のいい日の西洋美術館は最高に素敵ですね。
特に新館の光の入り方が好きです(建築に関しては無知ですが)。


しかし今日の昼間は温かかったのに、明日は急に冷えるそうですねぇ。
鷹の台寒いんだろうなぁ。
でもでも講義科目の単位は取り終えたので後は実技授業のみ!
午後からでいいのさ〜!

「新」な季節ですねぇ

こんばんは、4年のメイです。
今日は健康診断&オリエンテーションの日でした。

超ー久しぶりの登校。
つまり超ー久しぶりの地下鉄+中央線+西武線+玉川上水=2時間弱。
やっぱムサビ遠いわ…。


毎年、着替えたりトイレが混んでたりで思わぬほど時間がかかってた健康診断ですが、
今年は早めに並んでほぼ一番乗りだったので15分(!)くらいで終わりました。
いやはやこんなに早く終わるとは。
何だったんだ今までの時間のかかりようは。

そしてオリエンテーション。
学年が上がるにつれて減っていくオリエンテーション参加者(っていうか学生の数もちょっとずつ?)。
新学期特有のそわそわ感は薄れに薄れ、
助手さんや先生との距離もぐんと近くなって、フランクな話が増えたよなーなんて思ったり。

ほんとに4年になったんだなー
と、やっと実感がわいてきました。


何よりも、桜の舞う中きゃぴきゃぴわくわく学内を歩いてる新入生達の姿がホントに眩しいっす。
あー、これだ、4月ってこれだ!って感じです。
そんで人でごった返すんだ鷹ホとか12下とかが!
若い…あきらかに若いオーラ……。

これが後期になると、どんどん化粧とかオシャレとか面倒になってくるからねー。笑
私の場合は共通彫塑辺りから徐々にスレていった気がします。


で、タイトルの「新」と言えばやっぱりあれですね。図書館!!
桜が写りこんでてキレイでした。
健康診断があまりに早く終わったので友達としばし鑑賞。

早く中入りたーい。
でも外側の部分、雨で木材がめっちゃ濡れてけど腐ったりしないのかな…?

校門も光ってるし、1号館も白くなってるし、
リニューアルしたてのムサビに入学できる新入生の皆さまがちょっと羨ましいです。


あ、もしこれ読んでる映像学科の新入生さんや親御さんがいましたら、
質問とか何でも答えたいと思っておりますので、遠慮せずにどうぞ!
私で良ければですが…笑
お役に立てれば幸いです!

ようこそムサビへ

今日は入学式だったそうですね。

新入生のみなさま、おめでとうございます♪
ようこそムサビへいらっしゃいました!

雨で結構寒かったと思いますが、風邪など引かれてないでしょうか?
今の時期は体調を崩しやすい季節なので、今日はどなたも温かくしてお休みくださいませ。
楽しい美大生活は体が資本ですっ!

懐かしいなー、入学式…。
普通の大学では考えられない演出に感動した母が、かばんに偶然入った紙吹雪をいつまでも捨てずに持ってたなぁ…。
ほんっとーにムサビに入りたいと思って入ったから、私もすごく嬉しい気分だったのを覚えてます。


そして4年生になった今はというと、やはり就活が最優先事項となってますね。
早く終わらせて制作の頭に切り替えたい!!


最近の就職活動はというと↓

先日とあるマスコミの筆記試験を受けてきたんです。
9時集合、昼休みはさんで15時終了という怒濤の試験時間割(まるで大学入試のようでした!!)に
身も心もちょっと削げた気がします。身長とか縮んでるんじゃないかしら。


中でも作文試験はしんどかったです…。
テーマをその場で与えられて、70分で1000字書くというものなんですけど、
何とも哀れなことに時計を忘れてしまい(!)…
かなりスリリングな時間となりました。

40分経過した時に試験監督の人が教えてくれるんですけど、
その時点でまだ300字くらいしか書けてなくて、猛烈に焦りました。
試験中に心臓バクバクしたの初めてです。

後半部分は丁寧に字を書くことも難しくなり、ひらがななんてまるで筆で書いたかのように連なってました
(最後にちゃんと書き直しましたけどね)。
それなりに論旨を立てて時間内に書ききったけど、正直満足いかなかったなぁ。


でも、大学入試のために小論文書いてたのが役に立った気がします。
なんだかんだで。
論旨の立て方とか全体の文章の作り方とか。

ていうか今になって入試の小論が役に立ってるって、
大学生活中いかにまともな文章書いてないかがはからずも明らかになってますねー…。
ムサビ日記ライターなのに…。


ま、予備校の直前講習の間は毎日毎日本番に近い形で書いてましたからね。
入試が終わってからはまずそんなことする機会はなかったわけですよ。
それでも90分(入試の時ってそうだよね?)と70分じゃエラい違いだということを体感しました…。
時間足りなかったわー。


ここに来て、秋〜冬にかけての準備不足が露呈してきてます…。
一般常識も、高く見積もっても7割くらいしか出来てないんじゃないかなぁ。
やばいっしょ…。
英語の試験もあったんですが、それも相当厳しかった。
「中間連結決算」って英語でなんて言うのよ…?(答えはこちら


就活戦線において、結構自信をなくしてきております。
新聞に書いてあることは結構本当です。
うーん、とりあえず学校始まったら卒制に集中したいけど、卒制もあっという間に終わっちゃいそうだー。
来年の私はどうなってるのー??


って、言ったところで自分でどうにかするしかないのですよね。
やりたいことだけははっきりしてるので、それを強みに頑張るしかないっ。

びびっくり

あ、4月になってる…

って4年生になってるよ学年が!!!


しかし、この時点でまだ去年度の成績表は手元に届いておりません(!)。
なおかつ、今年度の学費の払い込み用紙も届いておりません。
↑学費の方はもしかして届いてる人います??

つまり、本当に私が4年生になっているかどうか、実はまだ確定してないのであります。
きゃ〜っ

毎年ヒヤヒヤするこの時期。
(あ、これも今年で最後なのか…)
これって遅いのかな?他の大学に比べて。


ま、何はともあれムサビ日記上はとりあえず(笑)4年生になりました!
自分が学科カテゴリーの1番上にいることが信じられない〜!!

ついこの間まで1年生だった気がする…って言ったら怒られるかな。
もう10代には戻れません。

とか言って、2年前の私の日記には


「早いですね、高校卒業してまだ1年と少ししか経ってないのに。
もう、なんだかものすごく昔に置いてきた思い出となりつつあるよ。制服とか。」


って書いてありました。
1年生の時の学校生活がいかに充実してたかってことですね。
若かったな…。