フランス組曲よりイギリス組曲が好き

でも、イギリス組曲の方が難しいんだよね...
すいません、バッハのピアノ曲の話です。

前に何度か書いたけど、メイはクラシックピアノをちっさい頃から続けてます。
高校ぐらいで伸び悩んでそれっきりあんまり上達してないんですが、
懲りずに弾き続けてるんです。
でもなかなか、自己満足の域を脱することができないんだなこれが。

ていうか、しばらく調律してない気がするんだけど。
音が微妙に伸びるっていうか、響きがあんまりキレイじゃなくなってるのは
雨とかのせいじゃないよねお母さん。

長いことピアノ続けてるわりに絶対音感では無さそうなんですが、
最近うちのピアノあんまりいい音出てない。
これは私の実力不足っていう問題だけじゃない気がするぞ。
だって、3度の和音がイマイチ.....5度も7度もちょっとずつ怪しい....


ピアニストって(ピアノだけに限んないけど)、
多分寝ても覚めても頭の中は楽譜でいっぱいなんだろうなーって思う。

よく、ピアノが弾けるっていうと、どんな楽譜でもOKだって思われがちだけど、
全然そんなことはないです。
楽譜っていうのは絵や写真におけるモチーフみたいなもんで、
簡単なものもあれば難しいものもあります。
人によって得意なものもあれば苦手なものもあるんです。
そいつを自分のものにするためにものすごい試行錯誤をするわけですよ。

楽譜を読んでそれが何の音を指示しているのかが理解できても、
それをどういう音色で表現するのかとか、
どういう流れで次のテーマまで持っていくのかとか、
テンポはどのくらいで弾くかとかペダルはどうするかとか、
自分で想像して決めていかなきゃいけないことが沢山。

それらは楽譜に書いてないことの方が多いし、
たとえ書いてあってもその通りに弾けば曲になるってもんじゃないんです。

ていうか、書いてあるにしてもほとんどの場合は作曲家自身のものではなくて
専門家による解釈によって付け足されたものだから、
それが正解っていうわけではないんです。ガイドにはなるけども。
音楽にもデッサンがあるって言えばいいんでしょうか。

って、なんでこんなに音楽のこと書いてるんですかね。
偉そうなこといえるほど弾けやしないくせに.....;;
でも、ずーっとクラシックをやってきたことによって、
多分自分の音楽に対する考え方っていうのはある種独特な方向性というか
嗜好を持っているんだろうなぁと思う今日この頃。
だけど音楽をやろうとはあまり思わないんだな、何でだろう。

とりあえず、自分のピアノが買えるお金が無い限り
一人暮らしは無理だろうなーと思うメイでした。

投稿者:may : 2008年03月16日 22:50

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