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インターネットは放送と同じか?
今日の映像原論の授業は、ourplanet tvの方がいらっしゃって
たくさんお話してくださいました。
お話の後半で、なんとも気になる話題が。
日本には放送法というのがあって、
テレビ放送等を規制する法律がきちんと存在しているんだそうで。
だからテレビ放送をするにはちゃんと許可が必要で、
ある意味各テレビ局は特権的にテレビ放送をしている、という風にも取れるんですね。
まあそれは置いといて。
なんと今度は、その放送における規制のようなものを
インターネットにもかけるという動きが始まったんだそうです。
詳しくはコチラ。
これの何が問題って、
そもそも日本でこういう規制をかけたとしても、
インターネットって国境を簡単に超えられるから
果たして意味があんのか?っていうとこ。
それに、個人のサイトだって強大な影響力を持ったりするし、
「コンテンツ」っていう大雑把すぎる括りが腹立たしいよね。
これはお話してくれた方が最も強調していたんですが、
インターネット上って、物を作る人にとっても最重要なフィールドですよね。
彼女いわく、その法案は物を作る人の気持ちを全く無視していると。
これは読んでくれたら分かると思いますが、
たしかにコンテンツの括り方が「影響力」でしかないですよね。
表現の自由とかっていうけど、
その辺を判断するのは果たして誰なのかも分からないし、
表現の自由ってものすごく曖昧すぎやしないかなと。
うんうん、こりゃこのまま法律になっちゃったら色々タイヘンかも。
今日この話を聞いた人で、
例えばブログなんかをやってる人間っていったら
あたしじゃないか!
と思って、情報源を持った人間としてちょっと報告してみました。
ちなみにヨーロッパでは、情報の氾濫を規制する基準として
まず「青少年の教育への良し悪し」と、
「人間の尊厳を損なうか否か」という点を重視するんだとか。
なんか、日本よりも遥かに大人っぽい気がする........
とにかく、放送と通信の一本化っていうのは
なかなか危険な気がしますね。
授業に出てなかったらきっと知らなかっただろうな。
結局世の中をどうしていきたいのか、それが見えないのが怖いんだよね。
インターネットにおける情報規制について、確かな議論が出来るのは今の大学生くらいからかも知れません。メイさんの世代では小学校くらいからインターネットにアクセスしている人がいるのではないですか。デジタルデバイドというものが議論され始めたのは、2000年頃と思います。
とりあえず、老人に議論できることではありませんね。どんなものにも表裏がありますけど、冷静に議論していただくことを望みます。
投稿者 音量子 : 2007年12月13日 22:41
音量子さん>こんにちわ。コメントありがとうございます。
私の家はかなり早いうちからインターネットを取り入れてて、
(女子がインターネット!?みたいな頃から。98年かな?)
少5ぐらいで手打ちで自分のサイトとか作ってましたね。
今はインターネットがあって当たり前になってますけど、
これって確かにここ数年のことでしかないですよね。
物事なんでも進むしかないわけで、昔の方が良かったなんてことは
やっぱりなくしていきたいと思うから、
私達の意見が取り入れられるなら是非どうにか
発言していきたいです。
投稿者 メイ : 2007年12月16日 12:49