カテゴリー:リアルに人生系

激動の1か月

今年の1月下旬に突然、大学時代の同期生だった男から、「会いたいから来い」との連絡があった。
20年以上会っていなかったことから来る懐かしさと、「え?なんで?いきなり?」という複雑な気持ちを抱えて、一路信濃路を目指したのが、2月の11日(金曜日)。
その日は関東甲信地方に大雪警報が出ていたので早めに家を出たが、途中で中央道の雪による渋滞に巻き込まれてしまった。結局、家を出てから現地着までの所要時間は約11時間。(どんだけ遠いんだよ、長野県!)で、現地に着くなり、あいさつもそこそこに、世間話やら昔話をしたりの合間に食べたり飲んだりの数時間を過ごし、ビジネスホテルに一泊して、翌日帰宅。

・・・それから2週間後の2月の25日(金曜日)。
「会いたいから来い」の同期生男が交通事故で亡くなった・・・
あわただしく葬儀に参列した。

それからしばらくして、少し気持ちも落ち着いてきたので溜まっている仕事を片付けようと、取り掛かったところに、あの東日本大震災。その日は、3月の11日(金曜日)で、2月の25日のちょうど2週間後。

当然のことだが、生きていると、日々いろいろなことが起こる。
しかし、あまりにも劇的なことが短期間のうちに起こると、「生きている」という実感よりも、「一体、自分は何をすればいいのだろうか?自分に何ができるのだろうか?」という「疑惑」のようなものが重くのしかかってきて、ほとんど何も手につかなくなってしまいそうだ・・・

自分が住んでいるところでも相変わらず、余震が続いている。落ち着いた生活は当分の間望めそうもない。それでも、「自分がなすべきことを自ら決めて、自分にできることを着実に実行すること」に努めたい。

ところで、「会いたいから来い」の同期生男は、私に何か伝えたいことがあったらしいが、ついぞ聞く機会を失ってしまった。同期生男は一体、私に何を伝えたかったのだろうか?

特定非営利活動法人

・・・竹林さんの日記に触発されて、書きます。(ウハ!コラボじゃなくね?)

実は私、特定非営利活動法人(NPO)の理事をしてます。
「生活文化の自主的創造」というのが、NPOとしての基本理念です。
NPOの事業として、次の3点に取り組んでいます。
(1) 地域において孤立しがちなシルバー世代と他の世代との世代間交流の促進
(2) 美術・デザイン系の専門的人材育成の支援
(3) 地域の歴史・文化の掘り起こし・伝承活動の支援等

・・・ということで、ムサビさん的には、上記(2)に要注目でしょう。

・・・丸2ヶ月ぶりに書くと、親日記じゃなくて「おや?日記?」になってしまいます。

「あなたは、運を信じますか?」・・・・・「うん」・・・・・

などという、どこかで見聞きしたような駄洒落はさておき、
女子モーグルの上村愛子さん、惜しかったです。
私は、パソコンに愛子さんの壁紙を貼って、応援しました。

「時の運」・・・「命運」・・・「仕事運」・・・などなど、いろいろな「運」があります。
この「運」という言葉ほど、つかみどころのないものは、他にないかもしれません。
「不思議」や「謎」という言葉もありますが、多くの人の行動をも左右しているものとして「運」というものが「ある」のではないでしょうか。
もしかすると、「運」とは単に、「偶然」という概念の別称に過ぎないのかもしれません。
なにはともあれ、自らが望む結果を手にしたい、と願う気持ちは万人共通でしょう。

受験生のみなさん、自分を信じて、最後まであきらめずに、全力で、入試に臨んでください。

人生設計・・・

>なんて、できるわけがないんです。(手羽さん曰く

とは言え、「日々これ不確実」な人生だと不安が増幅します。
「あなた明日が見えますか?」・・・都はるみの歌(古!

私?見えませんよ、全然。
さっぱり見えないから不安に駆られて、見ようと試みます。
その試みが、明日をつくる原動力になってます。

今日も、「生きるをつくる」を地でいってます!

一寸先は・・・

手羽さん曰く、
>「人間なんてどうなるかわからないんだもん」

・・・「わかりません」ほんとに「わかりません、一寸先は」
「5年後」や「10年後」どころか、数ヶ月先ですら、「わかりません」、人間は。

だいたい、うちの子にしてからが、1月末までフツーのフリーターだったのに、
4月からムサビの新入生ですから。(数年前のことですが)

いわゆる画塾には一切通わなかったため、
「実技試験の鉛筆デッサンがネックになって不合格通知を受け取るだろう」
との予想に反して、「もうこれ以上低い点数じゃ合格はムリ」というギリギリの
点数をゲットし、学科試験では「まあ、結構いい」点数をゲットしたので、合格。

入学後、同級生に、そんな受験話をしたら、天然記念物並みにめずらしがられたそうです。
「ウソー!」「ヤダー!」「アリエナイ!」

しかし、考えてみれば、うちの子に限らず、人は誰も「不確実」の中で生きているようです。

日々これ不確実。
私が、日々の不確実を楽しめるほどの境地に達するのは、いつでしょうか?

おっと、また、仕事が溜まりはじめてますので、この辺りで。