リアルな美大の日常を
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2013年01月のアーカイブ
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至宝!
きゅーはくへ行ってきました。
きゅーはくとは
というような、きゅっきゅさんオススメのおちゃめなアイテムが取り揃えてある九州国立博物館というところです。
今回はボストン美術館蔵の「日本美術の至宝」展があったのですね。
所蔵品の中でも傑出と言われる絵巻物2点、
「吉備大臣入唐絵巻」と「平治物語絵巻」全巻大公開
襖8面に現われいでたる大迫力の曽我蕭白「雲竜図」
など見どころが多かったのですが、とりわけ第1章の仏画群が印象的。
法華堂根本曼荼羅図などはなんと奈良時代の作品なのでした。
およそ1300年前か。なんか胸がいっぱいになる感じだ。
ひとめぼれは「一字金輪像」
仏頂尊の中でも最も優れた力を持つという一字金輪仏頂を描いたものと
いうことだが、白い蓮華座に火炎を背負って静かにたたずむ姿は
神秘的で美しい。色調もモダンな感じ。これが鎌倉時代作か。
吉備真備大臣の冒険譚は結構ユーモラスで
描かれる人々の顔も楽しい。阿倍仲麻呂が幽鬼になりながらも
真備を助けて難題をクリアしていく様子は(なんとスカトロもあり)
思わず微笑んじゃう感じ。
平治物語の方は画力に圧倒されます。
写真のなかった時代、こういうふうに衝撃的出来事を活写しておく、
というのは今更ながらすごいことだと思いました。
で、
やっぱり
等伯の龍虎図と蕭白の雲竜図よねえ。
観られて幸せです。何も言うことありません!!
等伯のはまちがいなく「タイガー&ドラゴン」なのですが
蕭白の襖の龍は
クレイジーケンバンドのあの名曲
「オレの話を聴け」(2分だけでもいい)のセリフが似合うと思ったりしてしまったのですね。
冬将軍!
みるみるうちに白くなる大地や屋根の上。
お昼くらいまでは明るく雪の気配はなかったのに。
仕事場の裏の川でエサをじっと待つカワウに「足冷たくないのか?」とDがポツリと。
鵜が足を冷たがっちゃあやってられないと思いますけど。
彼はこたつファンなので足が冷たいのを想像するとかわいそうだと言うのね。
もっちーはネコなのでもちろんこたつLOVE。
でも今はキーボードとここのこの間に居座ってジャマ命!って感じが。
贈りもの
新年を迎えるとすぐ誕生日なのであった。
もうめでたくもないのだが
家族からは祝福が。
ぎゅうぎゅうの新幹線になんとかもぐりこみ、
小平へ帰って行ったPとRから今日もらったもの。
艶然とほほ笑むようかのような赤い薔薇はDから。
まあいい誕生日でした。
(実は昨日なんでした)
おめでとうございます
あけましておめでとうございます。
昨年中にUPしてごあいさつしたかったのですが年を越してしまいました。
旧年中にエントリし損ねた件として。
武蔵大教授でジャーナリストの永田浩三さんのブログにムサビ訪問記があったので
そちらのご紹介。
隙だらけ好きだらけ日記
「武蔵野美術大学に伺った」http://nagata-kozo.com/?p=10189
永田さんのブログはよく読ませてもらっていて
とても教えられることが多いのでよろしかったら
他の記事もどうぞ。
映画「パーマネント野ばら」が名作、とおっしゃる感性にもシンパシーあり、です。
恐れ多いか。