世界一女が輝く町、で。

観てからすぐにエントリーしようと思ったのに遅くなってしまった。

12月20日にNHKBSプレミアムで観たいな、と思っていた
旅のチカラがやはり面白かったので記しておきます。
旅のチカラ「世界一“女”が輝く町へ〜松井冬子 メキシコ・フチタン

女性の痛みをテーマに描き続ける日本画家の松井冬子が
世界一女が輝く、と言われるメキシコ フチタンを訪ねて
新しいテーマを模索する、というもの。
フチタンは少数民族サポテカ族の街で、女性が経済を支え、一年中どこかで
お祭りがおこなわれてるというエネルギッシュで華やかな街。
そしてムシェやマリマチャという第三の性を選んで生きることも可能な街。
ムシェは男性として生まれてくるのだけど、芸術的センスに恵まれ
女性の職業とされる美容師や刺繍職人を女性の恰好をしてうまくこなせば
女性として認められるという社会なのだそう。
「男の子は普通に育っていったら、何人かはムシェになっていく。
それは神様の思し召しなんだから、無理矢理にねじ曲げることなく、そのまま生きていったらいい」
というのがフチタン流。

センス抜群、美容師としての腕も確かで皆の尊敬を集めるムシェのフェリーナ
に松井さんが出会い、そして彼女(彼)をモデルに肖像画を描くのです。
「誇り高いムシェ」として。

ええと何で6日も前の番組を書かねばと思ったのかというと
27日に再放送があるからなのですね。
興味のある方はどうぞ。
ナレーターはリリー・フランキーさんです。
(西原さんがアフリカで自分用の棺桶を作るのもおもしろかったけどね)

民族衣装に身を包んだフェリーナの誇り高い姿ももちろん魅力的だけど
松井冬子はやはり息をのむほど美しいのですよね。

投稿者:koko : 2012年12月26日 23:19

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コメント: 世界一女が輝く町、で。

見てみたい!
ムシェにも興味あるなぁ。
松井さんの素の姿もみてみたいです。
情報ありがと〜。

(見そびれそうだから録画しよう!)

投稿者 ザラメ : 2012年12月27日 09:51

・・・・と思って番組表見たら

なんと朝の8時からだったという事実!

(また再放送あるかな?)

投稿者 ザラメ : 2012年12月27日 12:42

ここのこさま、こんばんは。

私、全部じゃないけどこの番組見ましたよ。

松井冬子さんの展覧会、横浜美術館でやったときに見ました。

凄味のある絵が印象に残ってます。

番組の松井さん、きれいでしたね。

投稿者 yukihaha : 2012年12月28日 18:30

ザラメさん

そうなんです!再放送午前8時~9時でしたね
やはりエントリ遅すぎ、すみませんでした。
 
オンデマンドでまだ観られるかしら?

yujihahaさん

ああ、観られたのですね。
TVのチェックおろそかになってるので
何かおススメがあれば教えて下さい。

投稿者 ここのこ : 2012年12月31日 00:58

ここのこさん

こんばんは!とても興味深い番組を紹介してくださってありがとうございました。

その日は、朝からスキーに出かけてしまったので、ばっちり録画予約をして、昨日帰宅してから夫と一緒に見ました。

ムシェの人々の輝きと苦悩が良く描き出されていましたね。そして、あの民族衣装の色鮮やかさ、そして精緻な刺繍の技に2人して見入ってしまいました。

ところで、ムシェの数人が松井さんを訪ねてきたときの会話で、松井さんに対して結婚しているのかと聞き、さらに子どもが欲しいかと尋ねるシーンがありましたよね。あそこで、松井さんは一般論にすり替えて自分の気持ちをはっきりと答えなかったのがちょっと気になった私です。

それは、欲しいと望めば得ることのできる(可能性の高い)松井さんの気遣いだったのか、それとも何かあるがままにこたえることを躊躇させるものがあったのか・・・。

それにしても魅力的な方ですね。テーマもすごくおもしろかったです。ただ、松井さん個人が発案してもともと取り組んでいたことをNHKが取材したのならもっと良かったかもしれないけど。

また教えてくださいね。

投稿者 ドラドラ : 2012年12月31日 01:34

ドラドラさん

大変遅いレスでもうしわけないのですが
さすが鋭いご意見!

>松井さんは一般論にすり替えて自分の気持ちをはっきりと答えなかったのがちょっと気になった私です。

私もそこのところはちょっと気になっていました。
う〜ん本音はいいづらいのか?と。

番組自体が「突き詰める」ことをコンセプトにしていないので
これもありかな?と思ったしだいです。
この「旅のチカラ」では突然ご伴侶をくも膜下出血で亡くしたジャーナリストの桃井和馬さんが
茫然自失状態から魂を取り戻すまでのアンデスへの旅編がとても
心に残っています。
ごぞんじかとも思いますが、彼の著書「妻と最期の十日間」もおすすめです。

投稿者 ここのこ : 2013年01月10日 22:47

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