リアルな美大の日常を
« 2012年09月 | メイン | 2012年11月 »
2012年10月のアーカイブ
Search
17回も続いたか〜
秋も深まり、みなさま芸術祭に向けてさぞや邁進されていることでしょう。
ここのこは学生時代の友人たちとちいさなグループ展をやって(いや正確に言うと
種々面倒なことはやってもらっていて自分は出品するだけ)ます。
今日から始まり〜
銀座月光荘画材店 画室1
第17回 SABOT展(サボ展)
10月22日(月)〜10月28日(日)
11:00〜19:00(最終日は16:00まで)
日本画、油絵、アクリル画、パステルetc、様々なマテリアルによる作品のグループ展です。
http://gekkoso56.exblog.jp/
持つべきものは友だちです。
ムラカミワールド
もう過ぎたことですが
ノーベル文学賞、村上春樹さん受賞ならずでしたね。
ここのこにとって村上春樹というと小説よりエッセイの方がなじみがよく、
特に「村上朝日堂」シリーズが好きなのですわよ。
日刊アルバイトニュースという雑誌のコラムに連載されてたのだけど
文庫で発行されてから何度でも読み返してしまうというか、たまに読みたくなる本なのです。
ヤクルト(野球チームの)とマラソンと猫と食べもののことなどが
さらっとしかしこだわりを持って書かれており、ああこの人は自分とは違う感性を持っているが
(このあたり当時10代だったのに不遜。若気の至り)おもしろいなあと思ったしだい。
安西水丸さんが挿絵を描いていてそれも力が抜けてていい味が。
印象に残ってるのは
ロンメル将軍が列車の食堂車でウィンナーシュニッツェルを食べてる図というのをさらっと描いてたくだり。
大村益次郎が冷奴を食べてるのもあったな。
食べものがおいしそうに描写されてるのが印象に残ってるのかやはり食い気が勝ってる。
コロッケ好きというだけあって「うさぎ屋」という定食屋さんのコロッケ定食の描写は白眉です。
ここを読むとエシャロットを刻んだソースで揚げたてのコロッケと
ぴちぴちとしたスパゲッティのサラダと
香ばしい麦ごはんが食べたくなります。
それと
村上さんがお店をやってる当時、(今はあの有名なアートディレクターの)山口昌弘さんがバイトに来ていて「あんまり使えないやつ。成績もよくないらしい」などと評価されているのだけど
後日、あふれる才能が開花して仕事で成功!に接し「武蔵野美術大の成績評価はアテにならない」
などと書かれていてそれもちょっと記憶に残ってました。
文庫でさらさら読めるのでよかったらどうぞ。クスッと笑えてちょっと不思議なワールドが味わえます。
ここがマイブーム
もっちーがツチノコよりアンモナイトの擬態をすることの多くなった今日この頃。
あっちょっと気温が低くなったってことなんですね。
もっちーはあるある探検隊隊長代理(隊長はD)なので
どこでも潜入調査は怠らない。
たとえそれがPに送る物品を詰めるダンボールであっても!だ。
ところで
最近のお気に入りはここらしい
ハンモック様の布ざわりが心地よいのか。
この狭さ感がgoodなのか。
もっちーよ
そこは本来猫の寝床ではないのだが。