リアルな美大の日常を
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2012年04月のアーカイブ
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降りてくるのだ
とんでもない内容のとんでもなさを見せてもらった。
・・・・・
こやつは入試の時、リンゴ・アクリル水槽・縄の群像モチーフ
だったのにウロコを突如描きこんだ受験生であったのだ。
落ちると思ったらしい。
デッサンは本当にウロコのある荒巻鮭でウロコに縁があった受験年
(いやコイツだけだろ。ふつうはリンゴに縁だろ)だった。
絵の神が降りてくる時は心のおもむくまま、がいいのかしら。
いつか迎える日のために?
講習会で習いました。
テーマは「可憐な花嫁に贈るロマンティックなブーケ」
今回使用したレースはMOKUBAのエンブロイダリー。
「本物を使わなくてはいいものがわからなくなります!」という先生の
教えのもと。
う〜ん 写真だともこもこしたガーランドの方が目立つね。
ここのこより若いけど自分のお嬢さんの結婚式のブーケを
楽しげに造ってた友人がいます。
ここのこがそういう体験をすることがあるんだろうか?
まあ未来の楽しみにとっとこう、期待せず。
ふるさとから愛が届くか
きゅっきゅさん情報ではなんかとんでもない内容の
おっきな絵を描いているというPだが
この春、帰省した折も別段成長した兆しは・・・ござらんじゃった。
ひとり暮らしを始めた子どもさんを送り出した親御さんは
「何か送ってあげたい!」とさぞやお思いでしょう。
Pの場合も自炊とかするのかいな?というふうに思い込んでたので
初めの頃はレトルトものとかインスタントのスープ・お味噌汁など
多く送っていたのです。が、
「やっぱり自分で作ったほうが舌になじむし、安くあがる」といつの頃か言い出して
カレー等でもレトルトよりルウ(ガラムマサラを送ってとはさすがにまだ言わない)を
使い出したようなのでちょっと料理などするようになったようです。
冷蔵庫に長芋とキャベツが入ってた時は「お好み焼きに使った残り」
と言ってたし。
重宝するのが液体状浅漬けの素など。顆粒のこんぶだしなどでも応用ききます。
残った野菜の切れ端などもタッパーに入れて漬け込んで冷蔵庫に入れておけばOK。
Pは野菜好きなので結構これでごはんが食べられる。
友人の子どもさん(食べ盛り男子)がひとり暮らしを始めた頃、
同居のおばあちゃまが煮物やグラタンや焼肉!まで
解凍すればすぐ食べられますわよ。
という状態でクール便で送ってたという話を聞き、
孫への愛はすごいものだと感じたものです。
ここのこにはそれほどの手作り熱意はなく、
お米や漬物の素を常温便で送るのみであったが
この手作り愛にあふれたおばあちゃまの実の娘である友人は
「自分では何も送ったことないよ〜」と軽く言い放った。
そうか
おばあちゃまのハンドメイド愛が偉大なんですな。
もっちーのしもべ
春である。
カラダの奥底から湧き上がるような
くすぐったいようなめざめがあるのか。
いつにもましてもっちーの声がにぎやかだ。
コヤツは立派なオッサン猫なんだけど
鳴き声が甘いの。
いつも甘えたような声。
Dはこれに弱いから、ヒラメやホタテもここのこより
getしちゃうことが多い。
もう寒くないのだから自分用のベッドで寝ればいいものを
人が就寝した頃を見計らったように、寝室のドアの前で
ヤツはセレナーデを奏で続ける「あけれ〜」「あけれ〜」と。
それで夢かうつつか状態でヤツを入れてやる。
そしてふとんのふかふかした状態のところを当然のように陣取り
まったり朝まで過ごすのじゃ。重いぞ!
で、
早朝は「ごはん〜」「ごはん〜」と
起こされるのだ。
ここのこはしもべか?
でもPの場合、もっちーは「腹の上で寝る」
Rの場合、「顔を踏みつけてく」なので
誰に対しても傍若無人ぶりは発揮してるようである。
おいおい
東京電力の福島第一原発の4号機使用済み燃料プールの
冷却装置が4月12日午後2時44分から止まったままらしい。
1時間あたり0.5度の上昇だから急ぐ必要なしと言ってるけど
東電の会見では結構みんな顔が引きつっていた。
配管接合部から放射性物質を含む水(ヒドラジンもあり)が約20リットル漏れているのが発見され、
東電からは「放射性物質濃度は1ミリリットル当たり数10ベクレル」と説明とあるけど
20リットル漏れてるなら1リットルあたりのベクレル数で表すのがふつう。
マズイ状況です。
早く冷やして。
平凡ですみませんがおススメはこれ
手羽さんからお題が2つ出てるのだった。
1.これを使わないともったいない!
図書館(誰もが答えるであろう)
図書館には新旧ともずいぶんお世話になってるみたいです。
あのデザイナーズチェアーはいいなあ。
外観でも桜の花の影を映す今の季節は特にいいですね。
学食もお世話になってるみたいです。
あの乏しい生活費できちんと昼食がとれるのも学食のおかげでしょう。
鷹の台ホールの方のUDONも関西出身者の方が
驚くような漆黒のお出しじゃないしね
(うどん文化が一応広まった今は黒い出しなど都内にはないのかも)
通学に玉川上水の歩道
木の根が結構でこぼこしててカート使用にはきびしいけれど
土の感触を感じながら季節の移ろいを肌で感じられる
通学路がある学校なんてあんまりないと思います。
Pはタヌキに出会って少し感動したそうです。
2.バイト
バイトというほどじゃないですがPは高校時代に通ってたアトリエに
お手伝いに行ってたようです。
椅子に座ってモデル役とか。
あとはこちらへ帰ってきた時限定。農作物の出荷作業。
摘み取り、パック・袋詰めなどですね。
食べるものがどうやってできてるのか、どうやって流通させるのか
垣間見とくのも経験かも〜
芸術作品か否かってことに関わらずってことでPart2
昨年は震災直後だったので急遽取りやめになった
「南高卒の作り手たち展」第3回がうらわ美術館で開催中です。
〜4月8日まで
ここのこも卒業生で恩師南哲家先生にお誘いを受け、
ちょっと出してます(Pも)
HP http://nantetu696.from.tv/index.html
「どんな展覧会?」ということはHPの説明から
『南高卒の作り手たち展」(略称 南卒展)は浦和南高校を卒業
又は関係があり、物作りに携わる人達の展覧会です。
芸術作品か否かに関わらず、社会で物作りに携わる卒業生達が
一堂に会して刺激しあい、また卒業の年度にこだわらずに
交流を深める発表、展示の場でもあります。
そして、高校で学んだ「つくる」事が、
実社会でどのように生かされているかを知って頂くための
新しいコンセプト展覧会です。
また今回は、現役生の授業作品も展示しますので、
変化に富んだ南卒展をお楽しみ下さい。』
今年は現役高校生の作品もあるんだ。
この学校は全日制普通科なのに
美術だけじゃなくて工芸の授業があるんですね。
(ここのこの在校当時は美術だけだったです)
校内に陶芸のための窯があり、「どろんこ」という陶芸部が
とても存在感のある高校でした。
美術部はなかったんですが今はあるのかな?
(でも当時はなんといっても一番「存在感」はサッカー部でした)
南先生は
「毎年、美大には数人放り込んでる!」と
受験生のために早朝デッサン特訓とかされてるようです。
(ここのこの時はそんなのなかったです)
卒業生には建築家の方、デザイナーの方、絵本作家の方、陶芸家の方、イラストレーターの方ありで
今回の展示作品も多岐にわたってるようです。
みんな高校時に何らかの「つくる楽しみ」をみつけたんですねえ。
そんな機会に出会わせて下さった先生と
世代を超えてこうやって集えることに感謝です。
定年後もこうやって慕ってくれる教え子たちと
作品展ができるって教師冥利に尽きるんじゃないんでしょうか?
先生いつまでもお元気でね。
1回目はPの入学もあったし、会場まで行ったのですが
2・3回目は作品を送っただけになってしまいました。
来年もあったら会場までまた行ってみたいです。
Year of the Dragon
年度末で提出資料作成三昧でアクセス怠ってたら
重要なお知らせがあったんですね。
ちゃんとごあいさつしなければいけない方もいらしたのに。
あああ。
ラスト一年なんとか続けます。
今年は
辰年
Pに言わすと
こんな感じです。
あと一年(Pが卒業できないことも懸念しつつ)
みなさまどうぞよろしくお願いいたします。