リアルな美大の日常を
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2011年12月のアーカイブ
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今年もいろいろ
2011年もあと少しになりました。
NHKプレミアムの番組「世界一番紀行」シリーズの中で
世界で一番人口密度が高い島の話が印象に残った。
コロンビアのイスロテ島。
島いっぱいに人が住んでいて97世帯、1200名の島民。一家族平均12人
(11人もいる!っていう宮藤官九郎のドラマがあったけどあれがふつうな状況か)
子どもも多くて転げまわって泥だらけで楽しそうに遊んでる。
じゃれあってるところが「う〜ん仔犬みたいだな」と思ったら
ナビゲーターの照英氏が「何やってるの?」と尋ねた問いに少年が
弾ける笑顔で「犬ごっこ!」
!
いいぞ!!
うちにはさしずめ「猫ごっこ」を楽しんでる人々が。
コタツ付近でごろごろとねそべるヤツ。
猫、夕飯時からお魚天国。今は幸せ顔で寝ています。
iwakamiyasumiチャンネルで天然住宅バンク主催の「絶望に効くトークライブ」観ています。
カウントダウンライブが始まったよん。
銀色の日
朝、起きたら一面の雪
一般的にはホワイトクリスマス
でも朝からだから銀色の一日になりました。
吐く息も銀白色なような。
窓辺にちょっとアレンジをしてみました。
あたたかい色の花たちで
猫の手も借りたいんですが
(4年前の画像ですが)もっちーは脚が水に濡れようが
探検心を優先させる稀有な猫です(ただの変わりモンか)
浴槽の縁に登り、日夜探索に励んでおります。
なんにもないのに。
もうちょっとでお湯にタッチか。
本当は猫の手を借りてでも
(ところがもっちーのこの上図の手はあんまり役に立ちません)
掃除に励みたいところですが
少しずつしかできません(涙)
Pが帰ってくると窓や鏡や天井などをよく磨いてくれます。
磨いたり削ったりするのがわりと得意。
帰ってきてほしいけどまだ未定だそうな。
一字で表すと
今年の世相を表す漢字として「絆」が選ばれたのね。
個人的には「奪」だったかと思う。
それぞれの人にとって、日本にとって、とても大切なものが奪われたと感じられた年だった。
でもそんな中で「絆」を選んだ人たちの気持ちも理解できる。
家族や土地を奪われ、
絆を断ち切られそうになる人々へ寄り添う気持ちは持ち続けたい。
たゆまない努力をする人々へ幸せが来ますようにと祈らずにはいられない。
クィーンの曲に「TEWOTORIATTE」という歌があるけど
(サビの歌詞は日本語)今一度聴いてみる、そんな12月半ばです。
ちょっと好きなもの
椎名林檎の「カーネーション」という歌が気に入っているのだけど
NHK朝ドラを見てる視聴者からは「主題歌はなんか不安定で違和感がある」
という意見も結構あるらしい。
ドラマ、実はみてはないのよ。
コシノ3姉妹のおかあさんでもある小篠綾子さんがモデルなのね。
朝ドラをきっちり観てらっしゃる方からすると
きっちり安定して一点の曇りもないような歌唱のようなもの方が
好ましいのかもしれないけど壮大なメロディと凝ったつくりで
ここのこは好きです。
歌詞もこころにしみ入ってくるような感じ。
「大切にしたいものはただひとつだけ」
う〜ん。
ただひとつだけって言えるものはなんだろう?
で、ドラマ自体は観てなかったのだけど
ちょっと観たら面白かったです。
主人公が優等生的じゃないとこ。
脚本は渡辺あやさんなのね。セリフがいいのが納得
映画なら「メゾンドヒミコ」「ジョゼと虎と魚たち」が面白かった。
「天然コケッコー」も島根在住の彼女の脚本だったのね。
ところで入ってきたニュース、中島哲也監督であの「進撃の巨人」実写映画化か。
う〜む興味はある。
幸せってなんだっけ?
Twitterで「僕らのカヌーができるまで」をフォローしてるんですが
お知らせがありました。
関野吉晴さんへのインタビュー TOKYO人権 第52号(平成23年11月25日発行)
人は人とつながってこそ生きられる
グレートジャーニーに見る「幸せ」のありかた
http://www.tokyo-jinken.or.jp/jyoho/52/jyoho52_interview.htm
(最近リンクうまくいかない)
全文いいので読んでいただきたいのですが
「ぼくは、生きるということは、人とつながることだと思うんです」
そうだよねえ。
ここのこはひとりでいるのも好きだけど
それは家族や友人と信頼できるつながりがあるからなんだよねえ。
本当に孤独ならお金があっても幸せとは感じないだろう。
湯浅誠氏がいうのには貧乏と貧困が違うのは
貧困は人とのつながりも絶たれた状態だから問題なんだそうです。
困った時に助け合える友人がいることが財産だし、
そういう社会が当たり前なのが幸せなんだろうと。
「人は2度死ぬといいます。1度目は肉体が死んだとき。2度目は人の記憶から消えてしまったとき。
そう考えると、人とつながりを持ちながら生きないと、生きていることにはならないのかなって思うんですよ」
パーマネント野ばら(映画だとともちゃん)でもあったセリフだ。
グレートジャーニーは大好きなシリーズ。
別に答える義務はないのに
「どちらからこられましたか?」などと訊かれたら
「先祖はアフリカから来たときいています」と答えることにしています。
2012年に「海のグレートジャーニー」の放映があるそうです。
(7月から9月までムサビ図書館でも展示があったのよね)
楽しみ。
今回のインタビューの最後のところも共感しました。
「迷惑をかけあえるつながりが本当のつながりだと思うし、本当の友達や家族なんだと思いますよ。」
そうだよねえ。