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SAY NO TO RACISM
シビレました。
女子サッカーW杯、日本チームが優勝しましたね。
すごい試合だった。
試合ももちろんよかったんですが
印象に残ったのは実は準決勝スウェーデン戦での
澤選手の読み上げた差別撤廃宣言。
「日本代表チームは、人種、性別、種族的出身、宗教、性的指向、もしくはその他のいかなる理由による差別も認めないことを宣言します。
私たちはサッカーの力を使ってスポーツからそして社会の他の人々から人種差別や女性への差別を撲滅することができます。
この目標に向かって突き進むことを誓い、そしてみなさまも私たちと共に差別と闘ってくださるようお願いいたします。」
FIFAワールドカップではベスト8以降の試合では差別撤廃のスピーチをキックオフ前にすることに
なっていてここのこが眼にすることができたのがスウェーデン戦でのスピーチだったのです。
You Tubeでだけど。
日本とスウェーデンの選手たちが「SAY NO TO RACISM」の青いバナーを掲げる
写真もよかったな。
レイシズムで思い出すのは男子W杯でもフランス対イタリアの決勝戦で
フランスのジダン選手がイタリアのマセラッティ選手の非常に差別的な言葉の挑発に
頭づきを食らわして退場になったこと。
こういうのはとても残念。やっぱり競技最高峰の場で二度と見たくない。
(競技中に家族を侮辱するなんてのは最低の行為だと思った)
差別や偏見、特に女子にはまだまだある。
そんなものとも闘ってきた世界中の彼女たちにこれからもがんばってもらいたい、
と書いたところで気がついた。
「一緒に闘う」んだったです。
スポーツの感動するところと言えば
北京オリンピックのソフトボール決勝戦の後、
オーストラリア、アメリカ、日本の選手たちがボールで「2016」の文字をつくり、肩を組んで「Back softball!!」と何度も声をあげ、2016年のオリンピックでの正式競技復活を願った姿も印象深かったです。
結局2016年のリオ開催では正式種目として復活できなかったのですが
国とか人種とか言語とかの壁を越えて
試合で闘いながらも愛する競技を通じてこころで結びあえるってところに
感動してしまうのですね。
ここのこさん、こんにちは!
「SAY NO TO RACISM」の宣言読み上げ、私は知りませんでしたが素晴らしいですね。私もYou tube見てみよう。
女性の差別に関しては、先日講演で某新聞社の論説委員だった方からなるほどって話聞きました。
職場に占める女性の割合が、たとえば5%とか10%くらいだと、まだまだ男と同じように働ける女性でしかなかったりして、かえって女性間での分断が進んだりする、でも確か30%くらいをこえてくると、女性が働きやすいしくみや環境を整えるという方向に進むと・・・。
多勢に無勢、数の問題も大切なんですね。
投稿者 ドラドラ : 2011年07月18日 19:05
ドラドラさん
フランスの人権宣言も実は白人の男性のみが対象だったし、
アフロアメリカンの人たちが公民権を得たり
日本の女性が参政権など普通の権利を得たのも
まだ歴史は浅い。
それ考えるとやっぱりぞんざいにはできないですね。
>確か30%くらいをこえてくると、女性が働きやすいしくみや環境を整えるという方向に進むと・・・
議員はクオータ制みたいに制度的に比率を決めちゃうというのもありかな。
本当は性別にかかわりなく個人を尊重するっていうのが基本だとは思います。
投稿者 ここのこ : 2011年07月19日 01:10