2010年12月のアーカイブ

ああ2010年がゆくね

12月は抱えたイベントや会議続きで忙しく過ぎ
気づけば年の瀬でありました。
Rがバイトに行くというので朝、まだ陽も昇らぬうちに家を出、滑りそうな道路を
用心しながらひた走らせ(運転したのはDだけど)送っていって家路に向かう時に
朝焼けを見た。

なんかいいことがありそうな気持に。
ふつう初日の出を拝んでこういう気持ちになるんだと思うけど
陽はまた昇るー朝はまいにちあたらしく生まれてくる
を今更ながら実感したおおみそかでした。

今年はこのような場所で日記などを書かせていただく経験ができ
ありがたいことだと思っています。

個人的には思い出の多い一年になりました。
12月は有志であつまって映画自主上映会2回もやったし。
採算は合うのか?とか考えてたらなかなかできなかったイベント。
でも「意志あるところに道はできる」
実感しました!

何よりおカネよりアツい気持ちを持った仲間との絆ができたのがうれしかったことです。
ありがたや!

でおどろいたのはその上映会実施に追われてるさなかにPから
連絡があったこと
「文化人類学の関野先生の課外講座でこの映画があるので観てみたいと思います」
101203_1223~01.jpg

何と上映会実施に向け奔走していた「ミツバチの羽音と地球の回転」だったのです。

離れていても何かつながってる!という気持ちがしてじわっとうれしかったです。


みなさまもどうぞよいお年をお迎え下さいませ。
そして来年もできましたらどうぞよろしくお願いIいたします。

クリスマス☆だったりして

25日夜にRが「みんなにクリスマスプレゼント!」とマル鶏を買ってきたので
Pも帰省し家族が揃った26日に料理する予定だったのですが思いもかけないで予定がくるい、27日にようやくローストチキンを作りました。

ローストチキン1.jpg

うーんクビが何かリアルだね。


実はこれにはウラがありバイト先の主任さんから
「料理したチキンと一緒にニワトリのマネをした写真を撮ってきて」

という指令が出ていたようで
「しょーがねーなー」ととりあえずPと一緒にトリのマネなどをして写真を撮ったクリスマスの思い出。
(2日遅れだけど)

もっちーはなにしろあるある探検隊隊長代理(Dが「隊長はもちろんオレだ」と最近宣言した)
なので「何事も突進だゼ!」の精神でリビングのワイドな窓にかかってるカーテンでレンジャー部隊のように日夜猛ダッシュ+カーテン登りの訓練を怠らないので
カーテンは一部ワカメのようになっていました(涙)

Dが「寒い!」というのでカーテン調達に行き、コーティングが施されている厚い布のモノを選びました。
オーダーだったので出来上がりは来年。

探検隊隊長代理はそれでも果敢に登りに来るんだろうなあ。


at 17:16 | Category : 日常 | Comments (0) | Trackbacks (0)

思い出したことなど

クリスマスイヴだったけど昨夜の夕食は煮物と酢物と漬物でした。

受験の思い出。

Pが受験生だった12月始めの頃「行きたい学校しか受けません。浪人するかとも思いますがその時は一年は浪人させて下さい。」と切りだされました。
夏頃にはわりと近くの公立大学の日本画とかも選択肢にはあってオーキャンも行ってました。
というかオーキャンに行ったのはそこだけだったの。

本人も思いきったんだと思います。

通ってた研究所の先生が「昨今の傾向から生きものがモチーフに出てくるかもしれません」
とヤマを掛けて下さったので受験対策としては相当安い方だった受講料でしたが
生のイカやエビなども描かせてもらってたようです。
水産系統!
ずばり先生の読みはあたりデッサンモチーフは新巻鮭でしたね。
Pにとってはラッキーだったと思います。
(サカナの匂いが苦手な人はつらかっただろうと思います)

受験までの体調管理は本人も自覚があってか
うがいと手洗いは徹底してました。
元来丈夫な方なんであんまりナーバスにはなってはなかったですが。

受験のための宿泊場所キープとか準備のいい方はもう完全に済ませておいででしょうが
過去を振り返るとPは今頃だったと思います。

通ってた高校では「宿泊場所も受験者本人が探し予約すること」という指導があったのですが
まあ地方の高校生が交通事情もよくわからない所の宿泊施設を1からモアベターに探すというのも
ちょっと酷かなと思い、いくつか検索してデータを提供、アドバイスもしました。

センター受験試験は必須!という感じの高校だったので
センター試験は一応受けたのですがPは一般方式でしか受験しなかったのです。
理由は「日本画の合格ラインが高かったから」ですが
親の立場でいうと「そのくらいの受験料は持ってやるからチャンスをふやしときゃよかったのに」ですね。
実際センターの成績はムサビ受験に必要な教科のできはまあまあだったようでした。

もうラストスパートで突っ走ってる受験生のみなさんだとは思いますが
やっぱり受験テクニックだけに走るのじゃなく
心がふるえるような体験(観たり聴いたり触ったり)は大事なような気がします。
いつも描くことに歓びを感じるココロで受験を乗り切られることを祈念します。

Pは「何で受かったんだろう?」と不思議に思ってたそうです
「何でそう思うの?」と訊いたら
「うーん、着彩の時、出ているモチーフほとんど描かなかったし。ツノとか描いちゃったし」
!あれのどこにツノを描いたんだろう・・・

鍛えねばアカンがな

あっまた更新が滞ってしまった。


週末は日帰りで京都へ。非暴力平和隊・日本というNGOの会議だったんですが。

そのNGOの理事で大阪芸術大のOgacci先生とお話する機会があったぞい。
「短期大学部で私が鍛え上げますから学生は伸びます!」と
力強くおっしゃってました。


先生のブログは時折観させていただいていたんですが
大阪芸大短期大学部のブログに
お写真が載ってるじゃないの!見逃してたわ。

かわいいジャケット!と評価されていました。
先生、ダンディーですものね。


夜の底をひたすら走るような帰路の車窓から予備校と思しき部屋だけが明るく
いま歯を食いしばってがんばってる受験生の方々の姿が見えました。

次はそろそろ受験にまつわる話なども書いていきたいと思います。


at 17:57 | Category : 日常 | Comments (0) | Trackbacks (0)

いや、問題はそこんところじゃなくて

少し思うことあって書きます。
OECDのPISA調査(学習到達度の国際比較)結果が発表になりTV報道で一番多く耳にしたのが
順位」が上がったとか下がったとか。

問題はそこ??
実際は分析がされているとは思いますがそんなことだけ過剰に報道すること自体がなんだかな〜
という感じ。

実施年度によってメインテーマが違うので順位だけで比較する報道にとても違和感を持ちます。
くわしく解説する報道もあったかと思いますが。

日本って順位ばかりにこだわってるあたりにすでに問題があるんじゃね?

個人的には学校教育でも「ここが足りないのでは?」と思うことはあります。
ひとつには「自分の意見を明確にして相手にわかりやすく伝えること」

特に口頭で。今は学校現場でも少しは変わってるのかな?
でも授業ではできても実生活でなかなかできない。
少数意見だったりすると「明確に」することを恐れちゃう傾向があるように感じます。
言わぬが花という文化もあるしね。
また意見が違う相手にも主張する権利があるということを認めない空気もあるように思えます。
そう空気を読むって言葉もあるよね。

子どもの中学校時代に「とにかく目立たないように気を配ってる。お母さんにもそう頼んでる」という子どもさんがいて「ありゃりゃりゃりゃ!」とショックを受けたことがあります。
いじめられないようにするためだったということ。
もちろんいじめって日本だけにある現象ではないのだけれど
異質なモノを排除して波風を立てさせない風潮はやはり日本独特のものがあるような気がします。

それと学校教育に限らずこころしていたいこと。
最近環境エネルギー政策研究所所長の飯田哲也さんのお話をうかがう機会があり、
そこで印象に残ったのは起こった問題の解決のために必要(問題解決リテラシーってやつ)なのは
「現実を正しくみること(都合の悪い事実も認めて)・全体の構造を把握すること・本質を見極めること」
テストじゃなくて実際に生きていくうえでね。

それがひとりひとりできるようにするのが教育なのかなと考えた初冬の今日この頃です。

もしかするとそういう人間がふえてしまうと都合の悪い人たちもいるのかもね。

木で暮らす  −木で稼ぎ、木で生きる−

以前エントリーしたテーマ「おおきなお買いもの」をほおったままにしてて心苦しい(そのわりには遊んでたかも・・)思いをしていましたが、このプログラムに参加すると多分「おお!そうか!」と目からウロコ、ここのこが「これが伝えられたらなあ」というお話が展開されると思います。
友人から「関心のある学生さん(じゃなくてもいいそうです)に伝えて」ということなのでご案内です。
「生きるをつくる」ってこういうこともあるんじゃないかな。

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◆ JST研究開発プログラム
「快適な天然素材住宅の生活と脱温暖化を『森と街』の
  直接連携で実現する」
− 12月12日 ラウンドテーブル企画のご案内 −


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  木で暮らす  −木で稼ぎ、木で生きる−


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 私たちは4カ年の社会実践プロジェクトにおいて、森林
から家づくりまでの一気通貫を通じた、現在の社会課題 
−CO2削減、森林と林業の再生、長期活用可能な木造住宅− 
の解決を図ることを目的に、実践的研究を行っています。


 今回のラウンドテーブル型フォーラムでは、その入口で
ある「森林の視点」から課題解決の具体的な方向性を見て
いきます。
 そして、これからの日本社会で山側と都市側がともに
「木で暮らす」ためには何が必要なのかということを、
ご来場の皆様を含む様々なステークホルダーと共に考え、
提案していきます。


 日本社会を根本から立て直さなければと考えておられる、
専門家、事業者、NPO/NGO、市民など、幅広いご立場の皆様
の参加をお待ちしております。


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●日時: 12月12日(日)12:30〜17:30
●場所: 早稲田大学 西早稲田キャンパス 57−201教室
http://www.sci.waseda.ac.jp/campus/index.html


●主催: 埼玉大学 名古屋大学 早稲田大学 
天然住宅 NPOまちぽっと
●申込: NPOまちぽっと  morimachi1@gmail.com
定員300名、無料(事前申し込み制)


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●プログラム
○第1部 「木で暮らす」ために、森でできること
     : 田中 優(未来バンク事業組合理事長)
○第2部 「山の自力更生:栗駒山の試み」
*テーマ1 生産性向上で問題を解決する
1)林業の自立に向けて
: 大西裕二(宮城県林業技術総合センター)
2)林業の自立に向けて          
: 平野直樹(東北職業能力開発大学校)
3)自立を支援する金融 
:田中 優(前出)


*テーマ2 高付加価値化で問題を解決する
1)木材の高付加価値化と事業      
:相根昭典(一般社団 天然住宅)
2)乾燥等における木材の化学的な変化
:福島和彦(名古屋大学大学院教授)
3)オーガニック住宅の認証        
:小川直也(アミタ(株)環境認証研究所研究員)
○第3部 総合討論 
「木で暮らす −新たな可能性を切り開く−」


登壇: 外岡豊 (埼玉大学経済学部教授)
    山崎真理子(名古屋大学大学院准教授)
    中島裕輔 (工学院大学工学部准教授)
    高口洋人 (早稲田大学理工学術院准教授)
    田中優 (前出)
相根昭典 (前出)
堀尾正靱 (地域に根ざした脱温暖化・環境共生
社会研究開発プログラム領域総括)
    岡田久典 (NPO法人バイオマス産業社会ネット
ワーク副理事長)
    山形与志樹(国立環境研究所地球環境研究センター
主席研究員)


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●申込先: NPOまちぽっと,定員300名,無料(先着順)
 メール: morimachi1@gmail.com
 FAX  : 03-3200-9250 (NPOまちぽっと)


●お申込みの際は、以下の項目をご連絡ください。
 ◆お名前
 ◆ご所属
 ◆アドレス
 ◆お電話番号


●問合せ: NPOまちぽっと(担当;奥田) 
      tel. 03-5941-7948------------------------------------------------------

もっちーの日記 つれづれなるままに

イリオモテヤマネコが「保存するのに場所とらないし」というわけで
ペッタンコの剥製にされている姿にいささかながら衝撃を受けた。
ワラスボの干物もエイリアンかよ!という衝撃であったが
それ以来のオドロキを禁じえない。

オサビシヤマイエネコのオイラは喰う寝る遊ぶが生活の基本である。

人間の役にたとうなんて気はさらさらない。
のんびりとこたつライフを謳歌しているオイラに
「キミキミ働かざるもの喰うべからずってことわざは知らないのかい?」
などとここのこはおばかなことを尋ねたりする。

やつが言ってるのはこいつ
のことらしい。
猫の力で発電できる加湿器か。
転がすだけでいいならちょっとは遊んでやってもいいかな。

目下のオイラの「仕事」はDの相手だ。

世間では猫カフェなるものが流行ってるらしいがDはいつもオイラの傍らで酒を飲み、スウィーツに
舌鼓を打つ。
ひとり猫カフェ満喫中である。
何よりの楽しみ!だと言っている。りっぱな仕事じゃん!

ここのこがオイラの写真を撮っていた。
我が家のつちのこ.jpg


おい、こんなのと並べるな!

いわゆるつちのこ.jpg