リアルな美大の日常を
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色のなまえに恋をする
とっておきという宝物のような存在がありますね。
ここのこにとってこの本もそういう宝物のひとつです。
「色々な色」
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今は「色の名前」という書名になって発刊されてるみたいです。「空の名前」とかヒットしたしね
(これも「宙の名前」も持ってるんですけど)
萌黄色(もえぎいろ)とか鶸色(ひわいろ)とか榛色(はしばみいろ)とか鴇色(ときいろ)とか海松(みる)とか耳にしたことはあるけれど
どんな色か確かめたい、という使い方だけではなく
それぞれのなまえの由来や説明の文章も趣があって一読の価値ありと思います。
和名だけではなくてピーコックとかミッドナイトブルーとかいう表記についても解説があります。
自然界にある色の豊かさとそれに寄せる古今東西の人々の思いのようなもの、
いかに人々が万物(動植物、鉱物、気象などあらゆるもの)に対して敬意を払い、それが日々のくらしに密接であったのか、を感じさせてくれる一冊です。
ちょっとお高めですけど
手元において眺めるだけでも楽しい。
使いこなせるかどうかわからないけれどたくさんの色名の絵具を持ってるだけでうれしい
というようなここのこにはうれしい本なのです。
「色名を自分独自の言葉で表現したら」に挑戦されてる人もいますね。
これも想像力を刺激して楽しい。
ちなみに今日の空の色は
「カリブ海で飲んだラムネの思い出」
とでも名付けよう。
(カリブ海行ったことないけどいいや気分だから)
あぁ、わかる。わかる。
色の名前。
大好きです。
主婦の友社から出ていた「色の名前事典」も
今ではすっかりムスメのものになってしまいました。
私も、たくさんの使わない絵の具で幸せになれます!
ムスメは入学直後に「オーレオリン」に嵌ったようですが、
今はどうなんだろうか。
夏休みに帰ってきたら聞いてみようかしらん。
投稿者 : 2010年08月02日 18:50
>私も、たくさんの使わない絵の具で幸せになれます!
コメントをいただいてうれしいです。
世の中はうつくしいもの(心を動かすもの)に満ちていてそれを表現しないではいられない!という人がやっぱりいるんですね。
子どもの頃不思議だったのは水彩絵の具に「みどり」ではなく「びりじあん」という色名があったことです。
色鉛筆やクレヨンには「みどり」あるのにね。
ビリジャンはラテン語から来てるらしいです。
投稿者 ここのこ : 2010年08月03日 23:43