「一人ひとりにつながってゆく、母の物語」ってハハにはコワイ

本屋に行ったら姜尚中氏の初自伝的小説「母ーオモニー」が出ていた。

母~オモニ母~オモニ
姜 尚中

集英社 2010-06-04
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帯の推薦文はリリー・フランキーさんが書いていた。
「ご自由にお持ち下さい」という姜尚中xリリー・フランキーの刊行記念対談を読んでみた。

二人は世代的には一回り違うけれど九州での子ども時代の風景に共感できるものを
持ってるということだ。

ここのこも世代的にはリリーさんに近い。育った環境は違うけど。

いつも「子どもながらにここにいてはいけない感」がずっとあったような気がした。
ここのこの場合はなぜか行くべきところは方角的に西だった(今思えばカンは当たっていた)

で、この二人の魅力的な男性は二人とも「母」のすばらしさをしみじみ語っているのである。
「あーおかあさんてそんなにすごい存在なんだ」と改めて感じる。


「やべー!」


私はもう何年母業というものをやってるんだろう!
こどもは私を見てきてどう思ってるんだろう?
もう取り返しはつかない。こぼした水は元には戻れない。今更繕えないし(涙)

こどもたちは親の目から見ても(親より)情緒が安定してるみたいだし、
懐もそれなりに深く成長してるように見える。・・・反面教師の役は果たしてきたかも(汗)

この間も「電話の応対には見えない相手が不快に思うような言い方はしないように心掛けてる。だって自分がされたらイヤじゃない?」
とRがさりげなく言った。

はい。ココロします。負うた子に教わることもまた楽し、じゃ。

本はおもしろかったです。

16歳で日本に来たおかあさんは日本語の読み書きができないので手紙が書けない。
ドイツに留学中の息子さんにカセットテープに伝えたいことを吹きこんでおいたという件では
やはり泣けました。

投稿者:koko : 2010年07月20日 16:05

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コメント: 「一人ひとりにつながってゆく、母の物語」ってハハにはコワイ

「やべー!」
は私の様な母ですよ〜
ここのこさんは良き母なのでは、、、。
PさんもRさんもしっかりとお育ちだし、、、。
娘には心身ともに健康で人生を歩んでほしいです。
あんまり、高望みしないから、、、、。
だって、母親が私の様な未熟ものなんですから、、。

投稿者 みずしらず : 2010年07月22日 09:21

おはようございます。
昨日はバビのママ友との食事会でした。
受験が終って一段落の段階でも、みんな子どもの事を気にかけていました。

いつまでたっても、どんなに年月が経っても親は親、子どもは子どもなのだと
自分もそうなのだけど、みんなの話を聞いてあらためて思いました。
今一番いろんな事を吸収する姿を、羨ましく見つめつつ見守って行きたいと思っています。

投稿者 ジャスミン : 2010年07月24日 09:16

みずしらずさん

>娘には心身ともに健康で人生を歩んでほしいです
そうですね。
人生は傷つくことも避けられない、ってわかってるからこそ
何とか歩いていってほしいなあと思います。

同性の子どもだとよけいにね。
次回のエントリーは映画に絡めてそのあたりを書こうと思います。


ジャスミンさん

男の子ってやはりおかあさんに対する思いが父親とは違うようです。
なんか神聖なものを感じてるような。

ジャスミンさんは息子さんたちにとってきっとすてきなおかあさまなのだろうと想像します。

投稿者 ここのこ : 2010年07月26日 17:02

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