心地いいだけじゃないものも好き

アリス・イン・ワンダーランド」観ました。人気ありますね。
少女の自立のお話かな、と感じました。

観てて思い出したのは「パンズ・ラビリンス」という映画。
Pが高校生の頃、わりと近くで上映がありPの強い奨めもあって
一緒に観たのでした。

監督はギエルモ・デル・トロ。2006年に撮影賞の部門でオスカーを獲ってます。
こちらも少女が迷宮に迷い込む話ですが
時代はスペイン内戦下。内容はファンタジーでもありますが、めちゃくちゃダークです。

クリーチャーがみんな超個性的で不気味気味。人によっては目をそむけたいレベルかも。
主人公の少女が置かれた境遇も過酷。その過酷な状況から脱するために
3つの試練に立ち向かうというストーリーなのですが
現実にファシズムに対抗するレジスタンス活動をする人々も織り交ぜられていて
そこの描写も半端ではありません。(この辺でR指定がついているんだろうと思います)

でも人間の心理の奥深いところへの切り込み方とかが濃密で
目をそらせられなかったです。

視覚効果技術もハリウッドじゃないヨーロッパの「重さ」を感じるものがあり
関心のある方にはおススメです。

ただし後味はけっしてよくないので、心が繊細な人にはキツイかも。
ここのこにとっては忘れられない映画のひとつです。

他にPが奨めてくれて一緒に観た映画に「パコと魔法の絵本」があります。
こっちは中島哲也監督の作品でメジャーですね。
わざわざ紹介するまでもないかな?
ちょっと毒気がありながら切なさがある、というテイストが好みらしいです。

動物画制作に必要ということで動物図鑑を送った時
シャレで妖怪図鑑も送ろうかと思ってました。

「龍とかケルベロスとか描いてる人いない?」と聞いたら

「最初に先生から空想上の動物はNG」とのお達しがあったそうです。
先生方、見抜いてますね。

ここのこ家には水木しげる著や京極夏彦著や荒俣宏著の妖怪辞典・図鑑があまたあります。
スポンサーは主にDです。

そう動物だけでなく、ドラゴンボールだけでなく、妖怪も全般的に大好きです
今はアニメ「ナルト」を楽しみに観ています。

あっでも日本画についても少しは知識を得なくっちゃと
最近TV番組の「お宝鑑定団」を見始めて作家の名前など覚えようとしています。

以上「負うた子に教えられ」現状編でした。


投稿者:koko : 2010年05月14日 10:33

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コメント: 心地いいだけじゃないものも好き

私も観ました。
その後のアリスのストーリー。脚本が見事でしたよね!!
ところで3Dメガネは、ひとりひとり新しいものをもらえましたか??

投稿者 ジャスミン : 2010年05月16日 21:35

娘は幼稚園に行く前から、ディズニーの「不思議の国のアリス」が大好きでした。その頃は、こんなはちゃめちゃなお話が大好きな不思議な子、、、。と思っていましたが、彼女が描く絵ってどことなく、、そんな雰囲気があるかもしれません。
「アリスイン、ワンダーランド」見たいなあ〜と言っていたけど、みれたのかなあ〜金欠で見れずにいるのかなあ、、。

投稿者 みずしらず : 2010年05月16日 23:35

ジャスミンさん

その後のアリス談として現代の女の子たちからみても説得力ありましたね。

主役をやったミア・ワシコウスカは可愛いだけじゃなく
知的で芯の通った感じがして適役だと思いました。
そのうちケイト・ブランシェットみたいな女優になってくれるといいです。

3Dメガネ、300円貸出で新しいものはもらえませんでした(涙)

みずしらずさん

>みれたのかなあ〜金欠で見れずにいるのかなあ、、。

そうなんですよ。
親としたら、たくさん興味あるものに触れさせて学ばせてあげたいと思うのですがいかんせん経済力が追いつかない!
仕送りされてる身を認識してるからか?けっこうガマンしてるみたいだし。

みずしらずさんのお嬢さんの作品、とても興味あります。
もし発表する機会とかありましたら(許可をいただいてからでも)
ぜひ教えて下さいね。

投稿者 ここのこ : 2010年05月17日 15:46

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