ムサビフェア レビュー そのいち

ムサビフェアもおわったので自分のレビューを紹介したいと思います。いいのかな。いいよね。

まず一貫したテーマとして私は図鑑とか、眺める本が好きだからそういう方向性で選びました。
がっつり読む本はみなさん選んでくれるかな…と思ったので。
私からは4冊紹介です。というわけで予定では4部構成です。

メールを送った際、手羽さんにマニアックなセレクトをほめていただきました(笑)


では第一弾始まります。

不思議面白古裂館
不思議面白古裂館林 宏樹

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<ムサビフェアでのレビュー>

明治・大正・昭和の着物のおもしろ柄を集めた本。眺めているだけで楽しい。
布の上でさまざまな妄想が広がっている様はさながら美大生の落書き帳のよう。
コレ、着てたの!?ってくらいどれも珍妙な柄だけどおもしろい。現在でも手ぬぐいの柄に使えそう!

<ジャンル>
ニヤニヤ楽しい

<補足のような思い入れのような>

これは高校生の時に古本屋さんで見つけた本です。ちょうど選択美術の授業で「シルクスクリーンによる布のデザイン」という授業が始まる時期に買った覚えがあります。
先生に見せたりみんなで見たりして、別に気負っていたわけではないんだけどある意味肩の力が抜けた本です。
あ、なんか布だからって特別なことはなくて落書きみたいに好きなことやっていいんだなって。
昔のデザインって無地か、伝統的な柄、か、まぁ派手なものはないだろうなって思い込んでたんですけどある意味それも洗脳だったのかなって。

どんだけ珍妙かっていうと、骸骨が踊ってたり、軍艦、戦闘機なんか。ちょっと時代で戦争教育的なにおいを感じるデザインもあれば、作者の意図が意味不明な、ただただ笑ってしまうデザインもありました。
その発想はどこからwwwシュールwwもー、ほんとに眺めてるだけで楽しいんですよ。
そういう意味でもレビューでは「奇抜」ではなく「珍妙」って言葉を使ってます。

だからなんか巻末に対談が載ってるんですけど読んでないです。ごめんなさい。
私にとってなんかもう、時折本棚から引っ張り出して、見てにやにやして、あー楽しかったってパタンと閉じちゃいたいような本なのでたぶん今後も読まない。もういっかい謝っとこ。ごめんなさい。でも読みません。

そのほかにもスポーツしてる人とか、今の時代の私が見てもカワイイじゃんとかおしゃれじゃん、とか思う柄は結構ありました。だから手ぬぐいによさそうだなっていうのはほんとに、思った。着るのはどうかなって思う柄ばかりだけど(笑)

というわけで第一回終了です。追記したりするかもしれないけど今んとここれで。

投稿者:kobato : 2010年03月20日 01:24

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