リアルな美大の日常などを!
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2009年10月のアーカイブ
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ム的パワー!!
某さんも書いていますが
弓道部オレンジカントリーちょびっと参加してます。
おいしいケーキと各種飲み物!
芸祭のム的パワーで少しお疲れになったら是非いらしてください。
今年はケーキを焼かないのですが、二年生までは毎日3ホール焼いていました。
そのせいか、芸祭だけは夜更かしをしたくなる…!!うずうず
今日は、フリマを見て、弓道部のお店番をし、屋台に食べ物を買いに行き、
展示を見、ワークショップに参加し(12下の人拓、オススメです!)、
パレードを見、ゲイバーに行ってきましたw
こんなに色々見て回ったのは初めてだ!
明日はフリマとサンバパレードと展示を見ます。
友達のお母さんに会ったのです。
「このコ、ムサビ日記のコ」
…てれますね、顔バレ。
読んでますかお母さん!!
明日はげーさい
芸祭!!準備!!
サークル棟のそばを通ると、
執行部さんが一生懸命
ゴミ箱やらインフォメーションやら案内板などを作っているのですが、
準備期間でほとんど設置され、
段々ムサビがゲイサイの顔になっていきました。
おきらく三年生の私はいま、
どうやって有意義な四日間を過ごすか
を念頭にタイムスケジュールを組んでおります!!
HANPURI
さてさて、芸祭もいよいよ準備期間に入りました。
準備で忙しい中、版画専攻有志で芸祭野球に参加しました。
チーム名:『版画プリンセス』
略してハンプリ。
版画はほとんどが女の子なので、ほとんどが女子のチーム。
対する相手は男子ばかりのチーム。しかも工デ。強そう。
そこで頼れるのは男性メンバー!!
なんか…
男の先輩は
野球なのにサッカーの格好してるし
同級生の男の子は
バットの構えが格闘技だし
研究室男性スタッフは
参加しないでこっそり写メとってるし…
えぇ〜((´д`)
けど先輩も同級生も運動神経よいんだなって思いました。
先輩が野球場に紛れ込んじゃった翼くんみたいで面白かったです。
格闘技をやっている同級生はバットがヌンチャクに見えました。
この文章で運動神経のよさは伝わらないだろうけどな!
対する女子!
野球部の先輩!
経験者の三年生二人!
経験者の二人はしょっちゅうキャッチボールして遊んでいる。
先生も参加して総勢20名以上。
・打席は適当。(名前順)
・私を含め、今日初めてバットを持つ子たち。
打順が回ってくるまでにどうやって持ってどうやって打つか聞く。(練習はしないww)
アドバイスは「とにかく振れ!」
・打席に立つチームメイトをそばでカメラに収める先輩。
まるでPTAのおかあさん。
・「いいよ〜!かわいいよ〜!」声援としてなにか違う版画プリンセスたち。
・三年生の女の子は打席の構えが本格的でカッコよすぎて
「「(経験者って)バレてるバレてる〜!!」」
「「猫かぶって〜!!」」
と言われてました。笑
↑かわいい子だと優しく投げてもらえる
・守備は回ごとに学年で交代。
「次守備三年生行って〜!」
こんなゆるゆるな感じなのに版画まさかの先制点。
追いつかれるものの、最終回まで逃げ切る!!
でも最後の最後で点を返されてしまいました。惜しかった!!
ピッチャーが強いと何とかなるもんなんだな。
ピッチャーは、助っ人なので版画の方ではありません。笑
楽しかった〜
こぐち
木口もなんとか摺りました。
文章だけで説明するって苦手なんだけど頑張ってみます。
木口木版も普通の木版と一緒で凸版の一種です。
つまり、ほったところが白くなって、彫らなかったところが黒く残るって事です。
木を輪切りにしてその断面を版面として使います。
だから四角い画面ではなくて木の断面そのままの絵作りをします。
普通の木版とどこが違うかっていうと、硬さです。
繊維の断面がみっちり集まって木口はできています。
だから板目の部分より硬いです。
さらに、木のなかでも年輪の密度が高くてかたいつげの木を使っています。
ふつうの彫刻刀でもいいんだけど、銅版画でも使う「ビュラン」という道具を使用。
細い線を彫れる彫刻刀だと思ってください。
銅版画の子に「銅板みたい!」と言わせるほど細い線が引けます。
摺りは普通の木版のようにバレンを使います。
薄い紙に刷るのと油性インクを使うのですっごく簡単にすれる!
もはや快感です。
でも硬い木なのでめっちゃ肩がこる。
先生も一日2時間以上はやらないようにしているとか。
彫ってると、心が折れてくる…。
けど摺ると細かい部分まで出て楽しいのでやる気が出る♪
ここまで彫ったらためし摺り!ここまで彫ったらためし摺り!
と自分を応援しながらやっていたらいつの間にか終わりました。
たのしい〜個人的にもやろう。
さぼたん
サンビョウにサボテンのさぼたんを連れて行きました。
さぼたんは絵のモデル用に200円で買いました。
絵のモデルに鉢植えの花をたまに買います。
さぼたんという名前は今日友達とつけました。
電車の中にて、
カバンに入った犬が顔をちょこんと出している横で
私のさぼたんは袋の中から私の脚をちくちくと攻撃していた。
イタクナイ…イタクナイ…。
サンビョウについてからさぼたんを出していると、
「土、乾きすぎね?」って言われた。
コバトは水のあげすぎでサボテンを枯らしてしまったことがあるので
水をあげることを異常に恐れていた!
しかしこれはさすがにカピカピすぎたか…。
砂漠を知らない都会のサボテンには過酷すぎるよね。
ごめんね、さぼたん。
ということで版木を湿す霧吹きでさぼたんの土も湿らしてあげました。
さぼたんはしばらくサンビョウにお泊りです。
木口木版
今日は二回更新です。
今日は技法研究と言う授業で、木口木版(こぐちもくはん)というのをやりました。
といっても今日は版に使う木をぴかぴかにヤスリがけしただけです。
ぴかぴかはただの形容詞じゃないですよ!本当にぴかぴかするんです。
木のくせにぃ〜。
木口とは、木を輪切りにした断面のことです。
ちょっと木の幹を想像してみてください。
縦に切ったら板目、横に切ったら木口です。
もともと西洋の新聞や絵本の挿絵としてよく用いられていました。
普通の木版とどう違うのかはおいおい説明します。
なぜなら明日は先生主催、木版検定だからです。
勉強しなきゃいけないんです。
木版に関する問題のペーパーテストらしいです。
上位ランクインではなく、「ちょっとは勉強しろ賞」を狙って頑張ります!
コバトはテスト前日に頑張って勉強する高校生でした。
木版の道具
あれ?昨日のエントリーが消えちゃったなぁ。やる気なくしちゃったなぁ。
簡潔に…。
木版の道具。
版木。彫刻刀。ブラシ。和紙。
大体こんな感じで消耗品は版木、和紙です。
簡潔すぎるので解説行きます!
版木…版を彫る木です。厚めのベニヤ板を想像していただけるとよい。
お店に電話してカットしてもらって学校に送ってもらっています。
彫刻刀…先輩にご紹介いただいた職人さんのつくったものを使っています。
職人さんのところ以外に扱っているお店もあります。休日などはそこに行きます。
高価なのもあって大切に扱います。
これも消耗品といえば消耗品。
なぜなら刃が磨耗するから。自分で研ぐか、難しい場合はお店に出して研いでもらいます。
ブラシ…彫りあがった版木の上に絵具を乗せ、このブラシで伸ばします。
馬の毛などでできたもの。高価なのでry
洗うときは石鹸を使い、すすぎもすごく丁寧にやります。(めんどくさい)
和紙…お店に電話して送ってもらいます。
学校で摺っているのでみんなでまとめて注文して学校に送ってもらっています。
厚みが色々あるので摺りたいものや材料にあわせて選びます。
そんな感じでございます!
他にも砥石だとかいろいろでお金がかかるかかる…。撃沈。
あきはみじかい
暑さがやっとおちついたなーと思ったらあっという間に肌寒い。
それもそのはず、もう10月!!
生きてましたが忙しかったです。
最近はエミュウのアイスコーヒーばっか飲んでます。
金木犀がいいにおいで過ごしやすいんだ。
通学路も学校の中も甘い香り。
今日は神保町にある版画のお店に行ってきました。
それについてはまた次回。