ムサビ日記 - コバト -

すっかり忘れていたこのカテゴリー、ムサビの風景。
今日は「ドナドナ」について勉強しましょう。

【ドナドナ】…ある晴れた昼下がりに構内を走っている軽トラック、またそれに乗せられている学生をさす言葉。
動詞としても用いられる。（例　ドナドナする。
乗せられている学生は主に彫刻学科、工芸工業デザイン学科、たまに油絵学科。
共通彫塑をやっている他学科生もドナドナしていることがある。

ちなみに一部の学生の間でだけ使われる俗語である。

ドナドナがよく見られる時期は、ひとつの課題が終了したときや学期末の大掃除のとき。
大きな作品や持ち主不明のキャンバスなど大量の不要物をゴミ捨て場に捨てに行く、重たい石膏を石膏捨て場にもって行くなどの理由でドナドナされる。

なぜ学生が乗せられているかというと、それらの不要物が道に落ちないよう押さえるためである。
また、ゴミ捨て場に到着してから必要な人員もともに運ぶという名目もある。
幌のついているトラックに乗せられた場合、ドナドナではなく「亡命」と呼ばれることがある。

はい、わかりましたか？
昨日ドナドナと、ドナドナを見て「何あれー」と言っている構内見学の女子高生を見ましたがこんな理由があるんですよー。
ドナドナしているときに掃除のおじさんや、構内に出入りしている業者の方に手を振ると振り返しててくれることが結構あります。笑。