リアルな美大の日常を!
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444つ目はちょっぴりしょっぱいエントリー の巻
みなさんこんにちは
きゅっきゅぽんです
ムサビ日記もあと少しなのに更新をしておらず
ほんとうにもうしわけありません!
そして、手羽さんのエントリーを読んで
きゅっきゅぽんは泣きました
http://bidai.tv/teba/archives/2013/03/post-813/
ああ、どうもありがとう
私が書いた日記を受け止めてくれた方がおられた・・・
みかんさん どうもありがとう!
嬉しいというよりも、もう、
もうひとりのきゅっきゅぽんに出会ったようで
こころから、こころから応援したいと
そう思っています
そしてきゅっきゅぽん自身もとても励まされました
頑張ろうという気持ちになれました
というわけで、3月19日
きゅっきゅぽんは無事にムサビを卒業いたしました
日記にはあまり登場しなかったのですが(なかなか一緒に過ごす時間が少なかった)
白い河童も、無事 なんとか卒業したようです
2人の子どもを大学にやるという、 多分 とんでもないことをやっていた
両親 コスギっぽんとごじらっぽんにも
卒業をありがとう そして卒業おめでとう
と言います
あんがチョ
きゅっきゅぽんは感謝の念につつまれながら
誇りを胸に学舎をたち、
パンツをずりさげつつも卒業式、謝恩会の
すばらしいひとときを過ごしました
そして 感動の余韻にひたりつつ
謝恩会の帰り、駅で 電話が鳴る
「ねえ、原稿できた? 完成予定は過ぎているんだが・・・」
チャラピー
そう!
なんと きゅっきゅぽんは 「原稿にしてもよい」
という漫画作品があったのです!
これはお世話になっている編集部さんからの電話だった
どうやら、新人さんというのは
こうして、ひとつひとつ作品の原案を作って、
そして OKが出たら 作品を完成させる
・・・
それを繰り返して まあ、がんばっていく
・・・
というものらしい
それを、ゴビダイテンやら卒業のテンヤワンヤのなかで
だいぶ進行が遅れていたため ありがたいことに心配してくださって
連絡をくださったのだ
きゅっきゅぽんはなんとなくそれが嬉しくて
「あ・・・ すみません!! あのお あと一週間くらいで・・・」
などとモニョモニョ言っていると
電話の向こうから
「イッシュウカン!? イッシュウカンって・・・ ちょおっとすごいヨ」
・・・・・
きゅっきゅぽんは敏感に感じ取った
やわらかい感じでおっしゃっているが
これは
なんというか
ヤバイかんじにまちがいなかった!!!!(語彙が乏しくて申しわけありません)
その瞬間
きゅっきゅぽんの脳内でいままで吹き乱れていた
桜吹雪が イッキに 真っ黒な石炭へと変わり
ゴツゴツときゅっきゅぽんにぶち当たって
晴れ着のきゅっきゅぽんを埋めていった
もう、パンツのずり落ちぐあいを気にしている場合ではなかった
そうして、謝恩会後、家へすっとんで帰って
脱皮するように振り袖を脱ぎ捨て 件のカンオケの上に放り投げたまま
即刻 机へ向かったのでありました
みなさん、これほんとうのことです
ここ一週間、
サバのカンヅメとコーンフレークと納豆を兵糧に
机にかじりつき、
風呂も○日に1回(非公開)
寝る以外はほとんど机から離れなかったのに
体重は落ちるという生活を送っておりました
まあ、今までもそんなことは多々あったのだが
なんとまあ
お嬢さんライフとの対極の姿よ・・・
しかし、みなさん
哀れむべきポイントはそこではありません
きゅっきゅぽんはそんな自分の状況を
なんだかカッチョイイと思っていたのです
だって、 だって・・・
まるで・・・・
まるで まんが家!!
寝る間も惜しんで描き続けるこのすがた・・・!
なんだか 伝記にもかかれていそうな状況ではあるまいか・・・!!
きゅっきゅぽんは 自分がこのような状況におちいった原因が
なにも、必要とされて忙しくなったわけではなく
ただ自分のだらしなさゆえにこうなったということも忘れ
すっかり
“まるで まんが家”
という 虚像の自分にアイデンティティーを見いだし
この状況を乗り切ろうと思ったわけなのである
ああ・・・!
なんと あわれ・・・・!
桜が満開だなんてニュースはききたくなかった・・・・!!!
・・・
のですが
本日、 無事に完成いたしました
帰りに、靖国神社によって 満開の桜の下で
1人で屋台の広島風お好み焼きにかぶりついた瞬間に
きゅっきゅぽんは
ようやっと・・・ 卒業を考えることができました
これから、わたしはどうなっていくんだろう
まがりなりにも、きゅっきゅぽんは モノを生み出すことで
社会と関わろうとしている
でも、それは
どこかに所属してなにかを成し遂げていくのとは違って
不安定で どこへ向かうのかわからない
浮き草のような道である
きゅっきゅぽんは こわい
それが正直な気持ちである
自分がつくりだすものひとつで これから戦ってゆかねばならない
それだけの武器をきゅっきゅぽんは持っているだろうか
あるいは持ち続けていけるだろうか
めっちゃこわい
けれども、けれども、
それでもきゅっきゅぽんは思うのです
自分が死ぬ前に
「やっておけばよかったわい・・・」
と思うモノが
たしかに今 あるということ
それは とてもありがたいことなんじゃあないか
ということ
それをやるのはやっぱり・・・・
「今でしょ!」
なのかなあと少し思うのだった
(お、イッキにかるくなったぞっ)
もちろん、これはきゅっきゅぽんの場合である
出会った友人たちも それぞれに
希望や不安や憂鬱をかかえて 新しい世界へいくのだろう
仕事をしている幼なじみの友人ばあさんからメールが届いて
“毎日 大変・・・ でも、自分で選んだ道だからね ”
とあった
なんだか心強い言葉だった
・・・
というわけで きゅっきゅぽんの しょっぱい日記でありました
広島風お好み焼き、
ねっちょりもっちゃり ぐっちゃりぐでんぐでんで
どろっどろのとろっとろのはふはふ げろげろぴー で
とってもおいしかった!!!!
まことに残念ながら 体重はすぐにもどりましょう
しくしく
きゅっきゅさま、こんばんは。
卒業式のあと、どうされているのかなーと思っておりましたが、
課題よりもきつそうな1週間でしたね。
まるで漫画家、まさに。
お友達のメールにもあったように、「自分で選んだ道」というのが肝心なところ。
これからも、おもしろい、読んだ人が幸せな気分になったり、
気持ちがホッとできる作品を、がんばって生み出していってくださいねー。
ムサビ日記がもうすぐ休止ということで、きゅっきゅさんにコメントできる日もあとわずかですが、
応援する気持ちはいつまでも。
投稿者 yukihaha : 2013年03月29日 21:57
自分の選んだ道をゆくというのは
とってもかっこちょいいと思います。
>自分が死ぬ前に
>「やっておけばよかったわい・・・」
>と思うモノが
>たしかに今 あるということ
きゅっきゅさんの年齢でそれを見つけてるというのがスゴイことです。
ここのこなんかまだよく見つからないないぞ。
応援してるのでからだご自愛しながらがんばってね。
投稿者 ここのこ : 2013年03月30日 00:10
>yukihahaさん
どうも、ありがとうございます!
コメントに、いつも励まされておりました
ムサビ日記によって、わたしは
親がたくさんできたようで とても嬉しかったです!
>おもしろい、読んだ人が幸せな気分になったり、
気持ちがホッとできる作品
・・・ああ!
いつか描けるように、
なりたいなあ!とおもっています!
>ここのこさん
どうも、ありがとうございました!
そうですね、きっと
それがあるのはひとつの幸運だと思っています
けれども、たぶん それがなくても
きっと だれもが心の中に大切に思うものやことや人が
あって それも同じような幸運のひとつかなあと思います
いや、ここのこさんの猫様の おんすがた、
あれこそ ありがたき幸運の象徴!!!
もう、 あたまやら ハラやらを なでくりまわしたいですっ
投稿者 きゅっきゅぽん : 2013年03月30日 01:03