2013年02月のアーカイブ

フローラルでギャー!! の巻

ただいま 五美大展が開催中です

http://6mirai.tokyo-midtown.com/information/nact/201302210303/


キュッキュポンは昨日 一回目の受付シフトでありましたから
ムサビ展示室のカオとして ふがっ と待機しておりました


因みに 日本画学科では卒業生の作品を載せたカタログを
200円で販売しております

ハードカバーなのよう! それが200円なのよう!
(デ情から転科したクラスメイトがその技術をフルに発揮して作られたリッパなもの!)

よかったら買ってくださいね

買っても買わなくても 赤字なのです

ということで 今回の日記は

このゴビダイテン・・・


のお話ではなく 


部屋のお片付けをしたという話です



ロッポンギからイッキに話が規模縮小


縮小も縮小して きゅっきゅ城のフロの排水溝まで
話を縮めましょう


きゅっきゅぽんはここんところ
なにか モヤモヤしていたのである


心のどこかがいつもくもっていたのである


しかしその原因はわかっていた


何を隠そう


最近 めっきり フロの排水が流れにくくなったからである


シャワーでも 泡が足下にたまってなっかなか消えてくれない

フロをためて 栓を抜いて流すと
ユニットバスであるから トイレのところまでお湯が出て
湖ができるほどであった

みなさん


今まで流れていたものが流れない
もうおわかりですね


それは なにかしら あらゆるモンが
排水溝につまっているからに他なりません

そして まあ 多くの場合 そのあらゆるモンというのは
髪の毛の束だったりするのですが

なんとなくこの日記を読んでしまった方が
気分を害してしまうと とても申し訳ないので

今からその あらゆるモンを“お花”と表現したいと思います


これなら 字面も美しいし フローラルな気分にもなれましょう

ということで きゅっきゅぽんは さっそく
排水溝のフタを取り 長い掃除用ブラシをつっこんで
えっちらおっちら 中を引っかき回したのであります


すると 

おもしろいおもしろい

とんでもない量の 花束が 

ぞくぞくとあがってくるではありませんか!!!!


きゅっきゅぽんは悲鳴をあげながらもどこか興奮しておりました


キャー


でるわでるわ

いったいモズクの小鉢何杯分かと思うほどの花束が!!!


あらかたひっかきまわしおわって 袋に入れた花束のズッシリとした重みに

また満足感を得て きゅっきゅぽんのお花祭りは終わったのだった・・・


と、

言いたいところであったが


なぜか まだ 流れにくいのである

きゅっきゅぽんはイッキに気分が暗くなった


あれだけやったのに・・・・


しかたなくきゅっきゅぽんは それから一ヶ月間

いろんなものを試してみた

ひっかきまわすのはもちろんのこと、
最終的には 手を出したくなかった あの薬剤で花束を溶かすヤツまで
使ってみた


いっこうに事態は改善されない


きゅっきゅぽんは泣きたくなった

もうフロに入りたくないと思った

これが きゅっきゅぽんのモヤモヤだったのである

そして、きゅっきゅぽんは最後の手段に打って出た


薬剤より強力 必殺 「管理人さんに相談」 である


「もう どうしても、 なにをやっても解決しないんです」

と 泣きそうになりながら言うと 管理人のおじさんがすっとんできてくれた


おじさんは 「もしボクが見てもダメなら業者かなあ」といいながら
排水溝をぺろっとはがした


きゅっきゅぽんが 格闘した 美しい排水溝

薬剤を使ったので マッシロである

ところが・・・・・・!!!!!!!!


「あ これ 取られました?」

おじさん

おもむろに そのマッシロシロなカゴのようなものを
ペコとひねって 持ち上げた


そのカゴはなんと取り外せたのである!!!!!

きゅっきゅぽんがやっていたのは うわっつらの
表面だけであったのだ!!!!


おじさんは ふくろで手を覆って 「わっははははははははは」
と笑いながら その下の すっさまじい花畑に手を突っ込んで
ゴージャスな花束を持ち上げて 

「いやあ ここまでは見ないもんなんですわ〜」といいながら
次々と 地引き網のように 花束をつり上げた

きゅっきゅぽんは 卒倒しそうになった・・・・・・!!!!!!!

なにが 「もう どうしても、 なにをやっても解決しないんです」だ!!!


バカ! バカ! バカ!


きゅっきゅぽんは 恥ずかしさと申し訳なさで
死にたかったよお!!!!!!


おじさんが引き上げた花束の量は 
モズクの小鉢ではなく ドンブリじゃった・・・・

水は 気持ちよく流れるようになった


きゅっきゅぽんの心は すばらしく晴れやかになったとともに

管理人のおじさんに対する感謝と尊敬の念がいっそう強まった

いったいどこのタヌキの骨かわからんヤツのフロの
排水溝に手を突っ込んで 花束を引き上げて 笑って さらには
「ここまでは見ないものです」と言ってくださる人間性


きゅっきゅぽんは 殴られたような 衝撃だった


中島みゆきが『地上の星』というすばらしい曲を作ったけれど、
地上の星とはまさにこのおじさんのことだ・・・・!!!! と 思った

ありがとう、 ありがとうございます・・・・!!!!


それからというもの、きゅっきゅぽんは フロの水が
するすると足下を抜けていくだけで幸せな気持ちになった


モチロン 排水の穴にはちっさな金網をつけて
花束の分割払いで もうあのような事態にならないように心がけている

だか、ほんとうに 嬉しかったらしい


きゅっきゅぽんは それから 部屋までさらにうつくしく片付けた


どうです


この

ちいさなちいさな規模のお話

でも こんなところから
すばらしい人に出会えたり 幸せになれたりするんですねえ

以上、 とってもフローラルなお話でありました(ウゲー!!)

at 00:26 | Category : | Comments (5) | Trackbacks (0)

きゅっきゅぽんとあの地震 の巻

もお みなさん すっかりお忘れかと思いますが

先週の金曜日、茨城県沖でけっこう大きな地震がありましたね
最大震度は4で いわき市で観測されたはずである


津波の心配のないこの手の地震には
どこか慣れてしまっておっそろしいのだが、


この日の地震は きゅっきゅぽんは覚えているのである

なぜなら

きゅっきゅぽんは その瞬間を

最大震度観測地である 福島県いわき市におったからである

ブルルルルルルルルルル


きゅっきゅぽんは いわき駅にいて
構内から 常磐線の線路をボヘー っとながめているところに


ゴオオオオオオオとすんごい音がして
足下がぐにゃりとなった感じを受け 「ややっ」 と思った

ものすごく大きい


きゅっきゅぽんは恐ろしくなって
周りの人々の様子を見ると 皆 何事もなかったかのように
普通にゆきかっている


ややや もしかして今のはきゅっきゅぽんの幻覚だったのか?

と思っていると 小走りで駅員さんが 線路を確認しに行って
すぐにもどってきて


「ただいま 地震がありましたが 電車は通常どおりうんこうしまーす」

といって 室内に入った

な・・・・・

なんたる強さ! 

いわき駅構内で 心臓がドッキンドッキンしているのは
どうやらきゅっきゅぽんだけのようであった

はて

なぜきゅっきゅぽんは いわきにいたのかと申しますと


ナントイウカ・・・ 日帰りの旅(旅とはおおげさな)をしていたのです

東京駅から いわき号(バス)で3時間


きゅっきゅぽんはついに福島にやってきた!!!

実は きゅっきゅぽんは以前から被災地に行こうと思っていたのである


ボランティアとかではなく、ただ 現状を知りに 行く

きゅっきゅぽんはそう思って 半年前そういうことを友人に話したら
おこられてしまった

現地の人のことを考えたら、ボランティアでもないのに
見に行くとか・・・考えろとおこられてしまった


たしかにそうだと思い きゅっきゅぽんは行くのをやめた


でも、きゅっきゅぽんは いわきにやってきた

きゅっきゅぽんは考えたが 答えがよくわからなかった
しかし ずっと 心のどこかで つっかえていたんである
そんな折、 卒展を観に来てくれた
同郷の学芸員実習仲間が 同じような思いで行ってきたと言うので
きゅっきゅぽんも 勇気をもらって 行こうとおもったのである

しかし いわきについたとたんのこの地震できゅっきゅぽんは
めちゃくちゃびびって さっそくちびりそうになった

ようやく落ち着いて


常磐線に乗って 久ノ浜 というところに向かう


iwaki01.jpg

調べたら、 この地が 「いわき市復興応援ツアー」(なんと今はそういうものがあるのだ!)
のコースに入っていたのである


ツアーではないが、 はじめての土地、
まったく地理が分からない上に現状もわからないきゅっきゅぽんは
この 久ノ浜 という土地を知って 向かったのである


常磐線の電車は どうやらドアは小さな駅では真ん中しか開閉しないらしい


そういうアナウンスが流れて

きゅっきゅぽんはなぜか
「真ん中の車両しかドアはあかないのだ」とカンチガイして

ほとんど人が乗っていない電車だが わざわざ真ん中の車両まで
移ったのであった

真ん中の車両には なんと


ヤンキーが5人くらい座っていた

きゅっきゅぽんはまたちびりそうになったが


この車両しかドアはひらかんのだ・・・と
カンチガイを突き通して できるだけヤンキー集団から
遠い場所に座ったのであった

ごとんごとんと静かに電車は動き出して
海沿いの景色が流れていく

きゅっきゅぽんはずっと景色を見た


なんか どきどきしていた


きゅっきゅぽんは 九州の生まれで
親戚にも 東北の人間はいない


だから、行ったこともなかったし なじみもないし
実家に帰ってしまえば ほんとうに、あの日の地震のことは
とおくの とおくの出来事になってしまうのだ


また 地震を経験したのも 家ではきゅっきゅぽんだけ・・・というのが
その感じをますます強くした


きゅっきゅぽんの心のつっかえは このあたりからきているのかもしれない

10分ほどゆられて ついに 久ノ浜へついた

そこはICカードが使えず
きゅっきゅぽんは 駅員さんに切符をきってもらう


ちなみにヤンキーたちは前の駅で楽しそうに降りていった

駅は きゅっきゅぽんの地元にあるような
こぢんまりとふるびた いいかんじのたてものである

電車は1時間に一本


このあたりもとても似ている


そして 駅をでて 歩こうと思って 

きゅっきゅぽんは 足をとめた


もう すぐそこに 白い土地がひらけているのが見えたのである


iwaki02.jpg


テレビの映像で観た場所がそこにはあった


けれど、がれきはきれいに片付けられている


でも そのあとから顔を出した建物の基礎が
風景を白い土地に変えていた

写真もとったのだけれど


きゅっきゅぽんのメモがきでのせます

iwaki03.jpg

iwaki04.jpg

iwaki05.jpg

iwaki06.jpg


iwaki07.jpg

きゅっきゅぽんは ここに来て
なにか思うことがあるだろうかとやってきたが


ただただ 目の前に広がる状況を ながめるだけであった

まわりには何人かの方々が様子をみにきていた


きゅっきゅぽんは こんどは切符を買って
また電車にのった


電車には 先ほどのヤンキーたちがおいていったものらしい
マックのゴミやらが残っていた


そのまま いわきへ戻り、いわき湯本温泉まで行き、
あたりを散策しながら 白いたいやきを食べる

駅には 小さな観光案内所があり
中のお兄さんが 東北弁で実に丁寧に立ち寄り湯を教えてくれて
きゅっきゅぽんは イイカンジの温泉につかり 食堂でうまいゴハンをいただいて

そのまま上野までしゅぽっと帰ることが出来るスーパーひたちに乗り込んで
帰ったのであった

あれから一週間

きゅっきゅぽん自身は何も変わっていない


だけれど、 ことあるごとに あの 

白い土地が 脳内によみがえる


きゅっきゅぽんとはつながりがないように感じていた場所、どこか
遠い地方のできごとだった場所に

ちいさな 錨(いかり)がおりたような気がした


いろんな考えはあるけれど、

きゅっきゅぽんにとってこの錨が これからも

あのできごとときゅっきゅぽんを
つなぎとめてくれそうである

at 01:46 | Category : | Comments (5) | Trackbacks (0)

つれづれなるままに の巻

世界名作劇場をイッキ観して

真夜中に うおおおおおおおとひとりで泣いていたきゅっきゅぽんです


心を完全にもぎとられてしまった


しかしどんなに泣いて翌日目が腫れても この時期は花粉症であると
ごまかせるので実にありがたい

いや まったくありがたくない

春休み、こんなふうに なつかしの物語に
想いをはせているほど きゅっきゅぽんはのんびりしております


「ヒマでしょお」


と言われると なんだか ムウウウウウウ という気持ちになるが
今までに比べると ヒマといえるところがナントモ弁解の余地がない理由である


でも、本当にヒマというものには人間は(きゅっきゅぽんは)弱いらしい

ヒマすぎて なんだか空気のように時間が過ぎて
誰からも必要とされない日が続くと きゅっきゅぽんは死にたくなるのである

けれど、今は少し そのヒマとは違っている気がする


ノウミソ ピットイン時間というか


なんだかこう きゅっきゅぽんの脳天にコリコリと穴をほいで
燃料のようなものをチョボチョボと注ぎ込んでいるような、
そんな時間のようにも思える


かなしきかな、 中学高校、そして大学の講義中にはそんなに
芽生えなかった純粋な

「もっと勉強したい」という想い

ほんとうだよう  ものすごくウソくさいけれど!

これがよくいう 「あーあ もっと勉強しとけばよかった」
というやつか!!!

とヒシヒシと今 感じておる次第なのである

でも だいじょうぶ


今からでもやればいいのである

過去形にしなくていいのである


きゅっきゅぽん、また がんばるぞお

ということで アトリエから持ち帰った荷物を整理して
絵皿もピッカピカにした!


しかし、 きゅっきゅぽんの部屋はソツセイ騒ぎの後から
部屋にふりそそぐ光量がいっきに減ってしまった!!


持ち帰ったパネル張り作品が思ったより大きかったのである!!!!


さらに!!!


もうひとつ光をはばむものが!!!


こいつのせいでカーテンが完全にひらかんくなってしまったのです!


開いてしめるのもまた一苦労!

きゅっきゅぽんが夜 寝ようと
カーテンをシャッ!と引きとじた瞬間!!!!


デッカイたぬきねこのカブリモノと かったいシッポが
ゴロンゴロンときゅっきゅぽんの頭上に落ちてきて


またもや 夜中にひとりで うおおおおおおおおおおおおお

と泣いていたきゅっきゅぽんであった・・・・・

at 00:59 | Category : | Comments (0) | Trackbacks (0)

受験生に実にエラそうなエールを!の巻

みなさん こんにちは きゅっきゅぽんです


ムサビ日記ファイナルイヤーということで
ファイナル入試日記を書きましょう

というか 今まであまり書いておらず
きゅっきゅぽんのページはまったく役にたたんで面目ない次第である

ところで
最近、ふと レンタルビデオやにて
きゅっきゅぽんが小学生の頃 毎週かかさずに観ていた
世界名作劇場「ロミオの青い空」を発見し、借りたのである


たしかきゅっきゅぽんが小学校低学年くらいで、
サワヤカな男の子が出てくる物語で、はじめて「オコジョ」という
動物を知ったのもこのアニメーションがきっかけであった


なつかしさと、なぜあの時ハマっていたのか知りたくて
ちらっと一巻だけ 観たのである 

きゅっきゅぽんは みおわってすぐ
2巻を借りにビデオやへ走ったのであった


内容はサッパリ覚えていなかったが、なんだか
あの頃夢中で観ていた感覚がそのまま今もきゅっきゅぽんの中にあったのである!


なんというか、まあ 世界名作劇場であるから
実にかわいそうな状況におかれている主人公がめげずにいろんなことに
立ち向かうという王道なのだが

なんとまあ 主人公ロミオの まっすぐさよ!

しかしそれも おしつけがましいサワヤカさではなく
なんとなく どこか自分にも似ているところがあって ほんっとに


ロミオがカッチョイイ!

ああ、きっと あの頃 このロミオに恋をしていて
観ていたんだなあ・・・ 

だって 今観ても カッチョイイんだもの

それから 舞台となるイタリアの文化や空気感

行ったことないけど なんだかじんわり伝わってくる

作り手が この作品を大切に思っていたことが伝わってくる

きっと これが今昔きゅっきゅぽんが
「ロミオの青い空」にハマった理由なんだろう


ということで
 きゅっきゅぽん、現在進行形で第9話までみおわったところだからね、
つづきを知っている方 あるいは覚えている方は きゅっきゅぽん周辺では
オクチチャックねっ

(いや、昔 全部観たハズなのだが さっぱり覚えておらんのである)


この世界名作劇場などのアニメは
フランダースの犬などを想像していただけると分かるとおり

そんなに、登場人物たちが 写実的に描かれているわけではない


どちらかというと 簡略化した かわいらしいタッチである

それなのに 主人公に恋をしてしまうほど、
人を惹きつけてしまうのだ

しかし、一方で モノスッゴイCGを多用しながらも、
なんの心のひだにもひっかからぬ作品があることも事実である


そういう作品がなぜ 心にひっかからないのか


その理由をきゅっきゅぽんは少し知っている


そのような作品たちは 内容を語るフリをして 実は

「わしのこのカッチョイイ技術をみてくれーっ これだけ勉強してきたのヨー」

と 言っており なんだかよくわからんが
そのきこえぬ叫びは観る側にもバレちゃうものだからである

なぜ 理由を知っているか


そう! きゅっきゅぽんがそういう絵を描いてしまうからであるよ!

ドーダ かっこいいだろうっ 
この色!この筆さばき! ウリャウリャウリャ でや!
めっちゃ勉強してあるでしょーッ

・・・・という絵である


かなしきかな、注意していても こういう気持ちが
にじみ出てしまう時があるんよねえ そりゃあ いけんいけん

きゅっきゅぽんが この病全盛期だったのは 受験生時代である


マジメなきゅっきゅぽんは

・ムサビ日本画合格者作品っぽい絵
・受かりそうなタッチ
・ウケそうな色
・ウケそうな構成

をひっしこいて勉強したのである


そして試験で ウケそう(だと思う)な絵を描いて・・・・・・


2回も落ちてしまったダア!

そう

きゅっきゅぽんは
モノスッゴイCGを多用しながらも、
なんの心のひだにもひっかからぬ作品と同じようなものを作っただけであった


観る側は入試において 教授である


制作者でもある彼らが この受験生のちっぽけなイキガリなどを観て
「よく勉強してあるなあ・・・」などと感心して 合格をポンと
くれるだろうか

やっぱり、技術の下にある“ナニカ”
うまかろうが へたかろうが 関係なく伝わってくる“ナニカ”
作り手の思い・・・


すぐにでも2巻を借りにいきたいと思うほど
あなたを知りたいと思わせる“ナニカ”


むずかしいねえ! この 禅問答のような問いを
高校を卒業したくらいの人間にぶつけてくるのだから
まったく美大の試験とはわけがわからんのである

しかし きゅっきゅぽんは思う

この問いの答えを探し続けることが ものづくりで生きていく人間が
永久にせねばならんことで 入試はその入り口である・・・・

せめて・・・ まがりなりにも・・・ その覚悟を見せておくれ・・・・

というのが 美大入試に込められたメッセージのひとつなんじゃあないかなあ

と思うのであった

「この時期にそんなこと言ってもどーしょもないじゃん
もっと役に立つ情報を教えてくれえ」

と思ったアナタ!


すまない! きゅっきゅぽんもこんな話になるとは思わなかった!
というか 細やかな入試注意点などを サッパリ忘れていたのであった!


その点については他のメンバーたちの日記を読むべし

最後に きゅっきゅぽんが“ナニカ”をつかみかけるきっかけになった
恩師の言葉を

“「これで(この作品)で受からんのやったら、
もうそこ(大学)に行かんでもいいや」って思えるくらいの作品を描きなさい”

きゅっきゅぽんの場合はこれが羅針盤であった

どうか、どうか、

最後まであきらめずに “ナニカ”を探し続けてください


エラそうなことを言ってしまったきゅっきゅぽんも 実は同じ立場であります


いっしょにがんばりましょう!

ということで 
「ロミオの青い空」の3巻に突入するぞお!(ヒマ人)

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