リアルな美大の日常を!
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2012年10月のアーカイブ
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てばさ記!の巻
本日から 芸祭準備期間に突入しました
ムサビ日記はなんと!!
10周年 & ファイナルイヤーを記念して
手羽先の店 「手羽イチロウ」 を
ムサビ 3丁目に出店いたします!!
ということで “てばさ記" にてその様子をお伝えします
(なぜかよくわからないのですが
芸祭期間中は アナログで発信ということになったことをついさっき思い出したのである
お店に来て 記事を読んでね ということだが
来られない方もいらっしゃるので 準備期間からの様子を報告します)
<
・・・・というか アップしてびっくり これは報告でもなんでもない!!
ひどい
まあ いいや
ばかっぽく頑張ってる感じがわかればそれでよいのです
というよりきゅっきゅぽんはこの後に もっとひどいことがおきたのです
それで 今とても落ち込んでいるのであります
この日、とても雨が降っていって
そんな中 自転車でピューっと帰ってきたきゅっきゅぽん
いざ 城の駐輪場に向かおうと かっこよくカーブしたとたん
グワッシャーーーーン
「うぎゃっ」(通行人の声)
きゅっきゅぽん みごとな大転倒・・・・
はい
顔面着地しました
鼻下 膝下 血みどろ
無事です
帰って洗ってみると 膝下はけっこうすりむいていましたが
顔面はそんなに負傷していませんでした
しかーーーーし
アゴにおぞましい青あざが・・・
しかもコブができて なんかアゴが3センチくらいのびた気がする・・・
きゅっきゅぽん これを見た瞬間
痛みがぶり返してきて
本気で
「いてえよぉぉぉぉぉぉぉーっ!!!!!!」
と言って泣きました
それでも きとんと手羽先を買い付けたきゅっきゅぽんを
誰か ほめておくれ
以上
芸祭準備1日目から 悲劇のきゅっきゅ店長でありました
きゅっきゅぽん鼻息フガー の巻
さあ! いよいよ卒業制作(その1)の提出が1週間をきりました
もとい 提出ではなく講評であった
当たり前だが ついうっかり 「来週提出だねえ〜」と
友人に言うと 「え 講評だよ」
た・・・・・たしかに・・・・
「最後が提出しておわりとか悲しいよお〜」
そうだよな! なんで最後の作品が
「はーい 学籍番号ごとに出して〜」
「あ、 まだかわいてないやつは言いにきて〜」的な
展開になると想像していたのだろう アホである
陳腐な言葉になるが
なんとはやいのだろう
「右も左も上も下もわかりましぇーん」と言っていた かまとときゅっきゅぽんが
いまやもう 卒制の半分を終えようとしているのだ
さて、 卒制を経験しはじめて きゅっきゅぽんが今感じていること
「卒制って・・・ 思っていたより・・・ フツーじゃ・・・・」
いや! 誤解を招きかねんので言っておくがこれはきゅっきゅぽん自身の感想である
きゅっきゅぽんは、卒制ってゆうと もっと もっと
なんか とほーもなくて 三つ目がとおる並にハイクオリティーな
設計図なんか書いちゃったりして 集大成でございます〜 でやでや!!!
ってなかんじで はじめるもんかと思っていたら なんのその
たんたんと日々は過ぎ いつもどおりで 「はい 来週 講評」
なのである
一年生の時から 卒制展をみてきて「いかに4年間を過ごすか」的な
心構えを植え付けられ ハチクロの映画なんかでも
「卒制どーすんの」
「んー まだテーマを決めかねている・・・」
的な会話があって ああ、 卒制とは、卒制とは もう
人生をかけた大勝負みたいなもんなんや!! と なぜか1人で奮起していたのだが
やや 拍子抜けといっちゃあ 言葉がわりいが きゅっきゅぽんはそんな感じである
いや、 きゅっきゅぽんはどこかで
「卒業制作をやる自分は 今の自分とは違う人間」
だと思っていたらしい
だから 卒制になれば 自分の今までの作品の枠を飛びこえた
なんか こう天才的なひらめきによって 魔法のように作品が出来上がると思っていたのである
アホである
そう
卒業制作をやる人間は 残念ながら 今までの自分の延長の人間であり
天才的なひらめきなどおこるはずもなく
間違いなく 今までの自分が積み重ねた価値観からでしか ものは生まれてこないのであった
ただひとつ きゅっきゅぽんが幸運だったことは
この「自分の価値観」 つまり 自分が大切にしたいこと、もの、世界は
多くのスランプの沼にはまることで うっすらとわかりはじめていることである
「自分の価値観」
オリジナリティとも言えるが 言葉でいっちゃあ簡単なんだが
こいつを見つけるのは むっずかしいぞお〜
まだ 卒制も半分だが 一年生のきゅっきゅぽんに今 一言言えるなら
「3年後 これを作るのは 今のお前の延長線上のおまえだぞ 今、今、今と感じている
おまえだ」
と言うだろう
未来におきるであろうすてきな出来事を期待しがちだが
それよりも 日々感じたことを大切に 丁寧に生きていくことが
きゅっきゅぽんにとっては重要なことであったと思うのである
とかいいつつ 卒制後半戦には それこそ天才的なひらめきがふってこないかしらン!!
などと考えているきゅっきゅぽんなのであった・・・・