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きゅっきゅぽんの途中下車の旅 三日目 の巻
きゅっきゅぽんの京都ぶらり旅
3日目の様子を綴ります
3日はウルトラ雨
まったくスッキリせん道中であるが
この日は 帰る日でもあって 京都駅を拠点にうろうろしようと決め
やってきたるは
雨の中 西本願寺
ここは新撰組ゆかりの地でもあることから
やはり 幕末ファンとしては押さえておきたかったところである
阿弥陀堂からは 歌声がきこえてくる
のぞいてみると
仏教系の幼稚園の園児たちがなにやらホトケサマに向かって
合唱していた
どうやら、卒園のイベントであるらしい
きゅっきゅぽんはその にわかに面白い しかし決して茶化してはならぬ
儀式に 保護者顔してスルっとすべりこんで一部始終を見ていた
歌い終わると先生は
「ほうらみなさん、ほとけさまのお顔を見てください、
お歌を歌う前より、やさしいお顔をされています!!」
と言い、園児たちは ほとけさまをじっと見る
おそらく
「ほんとかよ」
と思っているのだろう
きゅっきゅぽんも実はカトリックの幼稚園であったからよくわかる
「あなたたちはかみさまのこどもです」
なんて言われても
ぱっとしないツラとぱっとしない能力に 子どもながらにきゅっきゅは
「間違いなくコスギ(父)とごじら(母)の子だわい」
と思っていたもんである
まあそんなこんなできゅっきゅぽんは 西を後にし
やってきたるは
東である
(東本願寺)
コチラも大部分が工事中で見るところもあまりなく
仕方がないので
門のネコ(!)を撮影
なんだか西も東も、とてもリッパな寺であるのだが、
なーんとなく 現代の宗教色が強いといいますか
親鸞さまなどをカワイクゆるキャラ化していたり
よくわからない法典もゆるキャラ化していたり、本殿でライブをやっていたりと
なんとなく 京都の寺めぐりに求めるモノとは
ちょこっと違う気がしてしまったのはきゅっきゅぽんだけだろうか
ウーム きゅっきゅぽんが勉強不足なんかもしれん・・・
微妙な気持ちで東を後にし
道中で発見!!
茶色のマクネコ!!(ぽん家ではなぜかマックのことをマクネコと言う)
なんかパンにテリヤキソースが染みてそうだ!!
そして今回の旅のオワリは
東寺で締めくくります
京都といえば東寺!!ということだが
もう一つ理由があり
きゅっきゅぽんは中学校の修学旅行で
ここ 東寺の
洛南会館に宿泊したんである
懐かしい!!
しかし、
ただ宿泊したというだけで
国宝や重要文化財のアレヤコレをまったく見ることなく
家族へのおみやげに生八つ橋いくつ買うかや、USJを誰とまわるか
ばかりを考えていたので
今回は
ちゃんと
東寺る!!(新語)
と心に決め
見て回ったのである
薬師如来坐像・・・
きゅっきゅぽんは中学生の時 なんで
ここを見なかったんだろう
幸運なことに 五重塔の内部を公開しており
心柱や まだ修復されていない壁画も間近で見ることができた
きゅっきゅぽんが求めていたモンはこれよォーーーーッ
カッコォーーン
というわけで きゅっきゅぽんの京都旅もおわり、
生八つ橋ではなく 西利のツケモンを家族に買って帰ったらナント
大阪へ寄って帰ったという弟の河童も西利のツケモンを買っていた
しばし 実家は西利のツケモン天国
河童よおまえは大阪のみやげを買ってかえれーーーーーっ!!!
みやげといえば
きゅっきゅぽんには宝物がある
それは
京都 十三や の
つげの櫛である
この一番小さなものは きゅっきゅぽんが修学旅行の時に
一生懸命 十三やを探して見つけて買った思い出の品で今も大切に使っている
当時のおこづかいでは思い切ったお値段だったが、一生モノとして買ったのを覚えている
真ん中のは 経済力のある母が 去年買ってきてくれたもので
一番上のは おばあちゃんの形見である
髪の太さによって歯の目が変わるため
毛の細かったおばあちゃんの櫛目は細かい
たまに椿油に浸けて磨いて使い込むと あめ色になってくる
この櫛には きゅっきゅぽんの思い出がつまっている宝物
そんなこんなで きゅっきゅぽんは無事に九州に入りました
これにてきゅっきゅぽんの京都旅日記はオワリです
おおきに!!
カッコォーン