リアルな美大の日常を!
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きゅっきゅぽんのラジオくろにくる の巻 パートツー
しばしあいてしまいました
さて前回きゅっきゅぽんはラジオの“DJ”さんではなく
“JK”さんにハガキを出してみたかった・・・・!! というところで
続くとなったのであるが
続けましょう
なんせ 大学生の春休み
制作や就活のあれやこれは実際地味この上なく
まったくもってネタにならんからである
さて、その当時 きゅっきゅぽんにはメールという発想がなかったし
メールをする手段も持ち合わせていなかった
それにハガキを送るリスナーも多かったのだろう
しかし、きゅっきゅぽんはハガキを送ることを断念する
それはJKさんのおしゃべりが達者すぎて当時小学生の
きゅっきゅぽんでは宛先をリスニングする能力が無かったからであった
ウオーっ JKさーん
そんなこんなできゅっきゅぽんは成長し、中学生までJKさんの番組を
楽しみ、高校生活は忙しくしばしラジオから離れていたのであるが
またもやきゅっきゅぽんの感性にマッチしたにぎやかおしゃべり系の
番組を発見
DJ(もうこの時はDJの意味が少しわかっていた!)は体型がフトッチョなのが
売りのヤギさんという男の人
もうこのときには家にインターネット環境が整い、ラジオでしゃべっている
人がどんな人なのか調べれば一発でわかるっ
ヤギさんはなにやら毎回取材した場所での食べ物と一緒に
サイトに写真をアップしているので きゅっきゅぽんは毎日チェーック
ウホホホホッホホ
すごいっ
今まで聴くだけでウスボンヤリとしていたラジオの内容が
さらにくっきりと色味を増して脳内で再生される
きゅっきゅぽんは夜中この番組を聴いて高校生活を終え、
浪人中もこの番組に元気をもらっていた
そして事件がおこる
きゅっきゅぽんが当初通っていた予備校は
福岡市内の中心部に本当にあるオヤフコウ通り(もちろん予備校が集結しているから
である あまりにもひどい名前なので漢字は親富考に改名)にあるのだが
その親富考通りを親不幸なきゅっきゅぽんが歩いて帰っていると
向こうから
なにやら見たことのある ふとっちょなシルエットが・・・
ゼッタイにそうだ・・・・
きゅっきゅぽんは心臓が爆発
ヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイ
ドナイショドナイショドナイショドナイショ
ああっ 近づいてくる
ああっ キョドキョドしているっ 本物だ!!
毎日写真に写っているあのひと!! ラーメンと一緒ににっこりしてるあの人!!
あなたの声を毎日きゅっきゅぽんは聴いておりますーーーーーーーーーーーっ!!!!
きゅっきゅぽんはそう叫びながら(心の中で)
ふつうに歩いた
否、ふつうに歩いているふりをしていた
すれ違う
リストバンドをしている・・・・
そおか・・・ 汗っかきだってラジオで言ってたもんな・・・
ホントなんだ・・・
キャーーーーーーーーーーーッ
きゅっきゅぽんはしばらくして振り返る ヤギさんは角を曲がった
心臓はまだ高鳴る
きゅっきゅぽんはカバンからスケッチブックと木炭を取り出し
一気に駆け戻った!!
“ヤギさんですよね? サインいただけますか? あの、毎日聴いてますっ!!”
心の中で100回くらい繰り返しながら親富考を駆け抜ける
角を曲がったとき・・・
ヤギさんはもういなかった
きゅっきゅぽんは今でも後悔している
あの時すぐに勇気をだしていれば・・・・
その夜もいつもとかわらないヤギさんの声がラジオからきこえてくる
だけれどもその日の声はちょっぴり切なくきこえる
やらない後悔は実に悔やまれる
ずうずうしくとも やった後悔のほうがまだいいのだ
電車で狭いスキマにオシリをつっこんでくる方々は
きっとそういうポリシーなのだ、尊敬するなあときゅっきゅぽんは思うのであった
つづく(つづきがあるぞっ)
きゅっきゅぽんさんこんにちは
初めまして。ムサビ日記に参加させて頂いているペロリともうします。
いつも楽しく日記を拝見しています。
なんだか、きゅっきゅぽんさんの口調で
ビビッと来ましたが
出身予備校が一緒ですのね!
いやあ〜なんだか嬉しいです
いつかお会いしたい^^むふ
私も似たような経験あります。
あのときなんでもっと早く行動しなかったんだっていうね!
なんだか一緒に悔しくなりました。
ペロリより
投稿者 ペロリ : 2012年03月09日 20:44
>ペロリさん
>出身予備校が一緒ですのね!
ナンデストォオオオオオオオオオオオオオオ
そうだったんですか!!
そうだったんですか!!
同志!!同胞!! なんだか福岡人は故郷が一緒だと
もうそこで仲間の気分なのですが・・・
まあーそうですか!!
芸祭でお店を出していましたね!!
お会いする機会があるときに
ゆっくりお話したいですね!!
投稿者 きゅっきゅぽん : 2012年03月14日 00:36