月に向かって走れ! の巻

さて きゅっきゅぽんは本日も室内にて・・・

もくもくもくもく


イカンッ


最近きゅっきゅぽんはまったくもって運動不足である!!
動物園のエリマキトカゲのほうがよっぽど運動しているんじゃないだろうか

いかん

これでは 冬眠中のタヌキネコブタである

ということで思い立ったら即行動

思い立ったのが夜であったのが残念であるが
きゅっきゅぽんは街をランニングすることにした


ランニング、そう きゅっきゅぽんの父コスギは
1日1万歩を始めて1年以上経過したが 今も1日1万歩として
歩くにとどまらず走り続けているようであるから きゅっきゅぽんもぜひ見習おう

実家に帰ったときは田舎の山道を一緒に走ったりしてランニングの姿勢は
少し教えてもらったからなんとなく感覚はわかる よしっ


きゅっきゅぽんは夜ごはんの買い物をかねて走ることにした・・・が
バッグなんてもってっちゃあ走れない

しかたがないので上着のポケットに男子中学生よろしく現金ごとつっこみ
外はウルトラ寒波のためダウンを着込んで帽子と手袋で出発した

体育で使ったジャージに運動靴
ハッキリ言って そのスタイル、完全に変態である


荷物もなにも持たない しかもランニングしているとは
思えないスタイルの性別不明人間が モタモタと
走っているともいえないような不気味な小走りで夜の住宅街を駆け抜けるのである


正直、2、3人の帰宅する人からはぎょっとされたのであった(しかも男)


だが、こうして ほっぺたが痛いくらいの空気の中を
走り続けるとだんだんすがすがしくなってくる

月を見ながら方向を定め
そして おお、ここにはこんなところがあったのかという発見

父コスギに言わせればランニングはそこが楽しいという

マラソンのように競いあうことなどせず
自分のペースでいけるところまで行く 

しかもお金がかからない!!(これが重要 コスギ談)


夜であったのでてきとうにテケテケ走り回ったら
知らないうちに4キロは超えていた
だが自分のペースのタヌキ走りなのでまったくきつくはない


そして帰りに古本屋さんにより まんがを買って帰る

だがきゅっきゅぽんはそんときは少し恥ずかしかった


件のアヤシイスタイルの男か女かわからんような人間が
顔と耳を真っ赤にして はなみずをたらしながら(暖かい室内であったので)
おもむろにポケットから小銭をざらっと出してまんがを買って帰る・・・
ウーム・・・

ギリギリ じょ・・女子大生なのだが
これでいいんだろうか・・・いや・・・イカン・・・


イカンとはわかっているが・・・

最後はちょっとだけ肩を落としてゴールしたきゅっきゅぽんであった

投稿者:kkp : 2012年01月30日 00:40

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