2011年11月のアーカイブ

きゅっきゅぽん高尾山へ行く・・・のか の巻

きゅっきゅぽん写真館〜晩秋編〜
http://www.musabi.com/kkp/archives/2009/11/29_0040.php
きゅっきゅぽん奥多摩へ行くの巻
http://www.musabi.com/kkp/archives/2010/11/07_0228.php

この時期になるとやはりモミージな気分になって
カメラかたてにもみじを狩りにいきたくなっちゃうものだ

去年のきゅっきゅぽんはひとりで奥多摩方面へ進出していたようだが
今年は ゴビカンの同期メンバーが きゅっきゅぽんがモミージな気分になる前に
みんなで 高尾山かどっかへ行こう! という計画をたててくれた


うっっほほほほ

高尾山! テレビでやってるしね
きゅっきゅぽん関東にいるうちは一度高尾山に登っておく必要はあるな

ということで 

やってきました

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府中の森公園です


グワーーン


そうです みんなが忙しく予定が合わない上に
近くのホールにて アマオケの演奏会をやるというので

高尾山でモミジウフフから 府中の森公園でモミジオホホに
急遽変更になったんであった・・・・


府中に住む友人の情報から
「うちの近くに府中の森公園があって 一応モミジはある・・・・」

ということでものすんごく期待をせずに行ったら この様子!

いいじゃないいいじゃない  ここを高尾山の頂上だと思うのよおうっ

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それでは お散歩


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絵や!

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絵や!!


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花や!!!

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やっぱり きゅっきゅぽんはこの赤が好きです

緋色というのでしょうか
深くて鮮やか 
ミドリとの共鳴
どうしてこんなに心をプワーーっという気持ちにさせるのでしょうか

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府中の森公園最高です

いいじゃないか友人! これこれこうゆうのを求めていたんじゃよっ
思えば高尾山は山であるらしいからねえ

楽して楽しめる 府中の森公園最高です(念押し)

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思えば 東京でトンボをあまり見ない

この時期 田んぼの上空はうすぐろくみえるほど 田舎ではブンブン飛んでいる

貴重なトンボさん

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こうして 今年は 仲間たちとお手軽モミジを楽しんだのであった

その後 友人宅におまねきいただき
トマト鍋も狩りとりました


先ほどの発言撤回

やっぱりきゅっきゅぽんはこちらの赤とミドリが好きでしたーっっ!!!

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at 02:34 | Category : | Comments (1) | Trackbacks (0)

お嬢さんヒエ!! の巻

実に寒い!!!

いわんでもわかっていることをあえて言う


きゅっきゅぽん寒いの好かん


動けなくなるからである


手先足先がキンキンに冷えて一度冷えるともう体温は回復しない
目の下にはクマがいすわるし 顔色も真っ青か
あるいは乾燥で真っ赤で 中間というものをしらん

完璧に血のめぐりが悪いきゅっきゅぽんであるので
お誕生日には養命酒をくれと友人に頼んだら 高いので断念ということになった


とにかく 寒いのはきゅっきゅぽんの行動が夏場の3割にまで
縮小されるのでほんとにいやである


今日は夜学校から帰ると もう 体中ひえこくっていた

家についてしばらくしても足先の感覚がないほどだったので
きゅっきゅぽんはたまりかねて お風呂にお湯をちょっとだけはってみた


ユニットバスなのでいつもシャワーだけなのだが今日はそれだけでは酷だ


いけてる女子がやる半身浴っちゅうもんをやろうじゃあないか!!


ということでイケテル気分と貧乏性のせめぎ合いの末
ほんのちょっと そう まさに半身がつかる程度お湯をためてみる


さあ あったまるのじゃ


ジンワーリ しびれるようにして足先の感覚がもどってくる
はあ 生き返った・・・


しかし


この半身浴


なぜ半身なのだ
きゅっきゅぽんはやっぱり 全身つかりたいっ


なんという 欲求不満な入浴方法なのだ

肩も背中も寒い
きゅっきゅぽんはアゴまでどっぷりと湯につかりたいぞっ


ということで 無理矢理 肩と背中を湯につけるべく
きゅっきゅぽんは体勢をかえてみる


ひとり暮らしのフロオケというものはまことにちっさいものだ

体操座りをしてようやく座れるほどであるのに
しかも 底にたまった数十センチのお湯のラインに肩をうめようなんて
不可能である


いんや 不可能ではない


まあ この際とにかく肩と背中さえ湯にうめられればよい
となれば もう 方法はひとつしかないだろう

よってきゅっきゅぽんは まあご想像の通り
このようなかたちで目標を達成したわけですね

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<http://img.allabout.co.jp/gm/article/211434/undoukai-14.jpgより転載>


ウーム

イケテル女子は 風呂でひとり こんなカッコをするんだろうか


こういうめんどくさい悩みも増えちゃうから寒いのは好かんのである

at 02:37 | Category : | Comments (5) | Trackbacks (0)

イミテーション・ゴールドに恋して の巻

日本画に限らずとも得てして金箔っちゅうものは高い

10センチ四方の大きさで一枚200円と少しする


これだけを数十枚買うとなると 経済状態がキンパクしてしまう

ところが・・・・だ


最近ムサビの日本画内でまことしやかに語られている上野に
ある画材店には ベラボウに安いものがそろっている


きゅっきゅぽんと友人は その所在を教えてもらい
2ヶ月ほど前にそこへ行ってみた


驚きである

絵の具がSKI堂の約3分の一のお値段でしかも本物

さらには 雲肌麻紙という畳一畳分でうまい棒500本食える最高級なやつも
なんとお値段5分の一  さらにはドウサまで引いてある上に裏打ち済みときている


かくして ムサビ日本画生にとって伝説的な店となったわけであるが
そこで きゅっきゅぽんは 最上級にすっごいもんを発見した


金箔 100枚入り  1000円ナリ

ドッヒャアアアアア


なんじゃこれはどういうことだ 
100枚で1000円となるとつまりはどういうことだ

通常200数十円が  ジウエン・・・・


これください


次の瞬間きゅっきゅぽんはそう口走っていた


だがなぜそんなに激安なのかキニナルので
理由を尋ねてみると なんとそれは金箔でありながら“メッキ”であるとのこと
つまりは表面だけということである


だがね きゅっきゅぽんは 


カマワン!!!!

ホッホッホ
はっきり言うが 今のきゅっきゅぽんの作品にはこのくらいの
インチキな金箔 名付けてインチキンくらいがちょうどよいのようっ

本物を使わんとやっぱり独特の良さはでないなんていわせんぞ

以前 純金箔を使っていたきゅっきゅぽんであったが
根っからの貧乏性であるために おそれおおすぎて 一枚の金箔を
ピリ、ピリ、ピリと こんまかく きっては画面の様々なところに配置

一枚ドーン なんてこともできずにそれこそ金箔の良さなど
表現できようはずもなかった


ところがだ! すべてはこのインチキンできゅっきゅぽんの
大いなる 作品ゴールド化願望が達成されるのだ これはなんとスバラシイ!!


ということで さっそくきゅっきゅぽんは画面のインチキ化・・・
じゃなかった インチキン化を試みる


使ってみて分かった

これはかなりのシロモノである


金箔は 少しの空気の揺れで クシャっ となってしまい
ウッスーイ紙にいったん貼り付けてからピンセットのようなもんで
丁寧におしていくものなのだが

インチキン こいつは あろうことかなんと 素手でつかめる

一応 風がふけば イヤンイヤンとしおらしいフリはするが
どんなに乱暴にあつかっても やぶれやしない

しかも ラップのように安っぽいシワができる始末


いかにも表面的なびんぼっちゃまくん的素材だ!!


しかしながら こう丈夫でしかもこれだけ安いとなれば
どんどん使えちゃう 

インチキでも 金は金だ  

そのまばゆい輝きに きゅっきゅぽんはくらくらしちゃうのだ

ということでいずれ 純金に見合うものを描くことを夢見て
せっせと画面をインチキで塗り固めるきゅっきゅぽんであった・・・

at 02:11 | Category : | Comments (6) | Trackbacks (0)

ワ・タ・シの作品たちよ!! の巻

自分の作品を作る

たったこれだけのために どうしてこうも悩まねばいかんのだろうか


美大生の永遠のテーマにきゅっきゅぽんもドップリとはまりこんでいる


ひとくちに自分の作品というが なんだかその“自分の”という部分に
ヒッジョーーに大きな壁をきゅっきゅぽんは感じてならない


自分の作品を作るとはいったいどういうことか

自分の表現したいことを 作品の中にさらけ出すこと


とまあ このような教科書的文句で答えを出してみたが
この “さらけだす”ということが きゅっきゅぽんにとっては
ヒッジョーーーーーに大きな壁でありますのだ

だって かっちょわるい作品なんてえ 思われたかないのである


まあ 表現したいことはするにしても
やっぱりどこか体裁をととのえていたい

すごいのをつくるひとだなんて思われたいっ


だから いつも 無意識的になにかこう 「体裁ととのえベラ」みたいなもんが
きゅっきゅぽんのツムジあたりから にゅるっとでてきて
どこかで なにかをセーヴしているような 

そんな感覚に襲われるときがある

しかし やっかいなことに作っているときにそれに
気づくことはない


しかも きゅっきゅぽんの場合は第三者に指摘されないと
なっかなかそれに気づくことができない


そうしてそれに気づいたときに もんのすんごおく恥ずかしくなって
穴を掘って入り込んだあとに 穴を漬け物石かなんかで
塞いでもらいたい心持ちになる


ほんとうに 作品作りというのは 閉じようとする自分のトビラを
こじ開ける作業であるかのように思える

しかしながら 世の中にはその作業をひょうひょうとやってのける人間もいる


人からなんと言われようが スッパパーンと裸になって
「どや!」と している作品もある


そういう作品を見ると きゅっきゅぽんなんかは
「うわあ こんなの見せちゃうのか」 なーんて心のどこかで思っていたりするが
しかしながらまたどこかで その姿をうらやましく思っている


体裁なんか気にせずに かっちょわるい自分をさらしているところが
ものすんごくかっちょよくて うらやましさに胸が痛んでしまうのだ

だから 自分の作品をつくる・・・

これに真摯に向き合う美大生は 
本当にすごい 修行僧みたいなものだと まっしろなエスキス帳の前に
座禅を組んで ウムウムとひとり納得するきゅっきゅぽんであった・・・・

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きゅっきゅぽん 初 イヨォォォォォ!!  の巻

きゅっきゅぽんは人生初 昨日 歌舞伎を観に行ったのである  doyaaaah

別にドヤ顔するものでもないのかもしれないが、なんだか歌舞伎の観劇なんて 
どこかやっぱり金粉オーラ漂う行為のように思えて何度スカートの裾をはたいた
ことか


場所は新橋演舞場  ゴビカンの先輩と一緒である


しかも銀座駅で降りて歩く

クリスマスイルミネイションが並木にくどくなく、ケーキの上のアラザンのよう
に散りばめられていて 劇場という社へ誘う参道のようである


参道を歩く人々がゆっくりと着物へと変化していってそれに気がつきはじめるこ
ろ 劇場が姿を表す


今回の演目はういろう売りなどの有名なものばかりで若葉マークのきゅっきゅぽ
んにはひじょおにウレシイッ


そんな演目の一場面を描いた極さいしきの絵が入り口上部に掲げられ 一気にム
ードは粋な江戸の世界である


きゅっきゅぽんは先輩のアドバイスによりイヤホンガイドを借りる

上演中 方耳にさしこんだこのイヤホンからこおっそりと今なにが行われていて
どういう意味なのか みどころはどこかなどを逐一教えてくれる、 カンニング
機器のような一品である


しかし! これのお陰できゅっきゅぽんはとなりのインテリゴージャスな
おばさま方とおんなじ顔をしてフンフンと観劇することができたのだからすごいぞおっ


初 歌舞伎


目の前に広がる音 色


これが ニッポンの伝統芸能というやつなのか!
これが ニッポンが守ってきたものなのか・・・!


これか! これか!

・・・ これが最初の感想である

日本人でありながら 未だ見たことの無かった世界であるから
今まで築いていたイメージの答え合わせのような作業 鑑賞はそれから始まったのである


きゅっきゅぽんが歌舞伎を観たかった理由はもうひとつある


歌舞伎にはまる人がいるのはなぜだろう
その理由が知りたい  できることならば理由と同時にはまってみたい・・・

そんな思いもあった


歌舞伎で驚いたのは 演目上での役を演じている途中で 俳優としてのキャラを
かいま見せるポイントがあることだった

例えば ○○(役名)演じますのは○○屋 ○○・・ と解説をしていたり
アドリブで ○○(役名)は ○○(俳優名)ににておりますわいなぁぁ
と言ってみたり


映画やドラマでは劇中で俳優が役のキャラより前に出ることは少ないのに
歌舞伎ではそれがある  役と俳優との差がなくなってくる


そおすると なんだか不思議

本当に 現代に息づく カリスマ性を持った江戸の人にみえてくる


つまりは 役の魅力と俳優の魅力が一緒になった最強のキャラクターが
カッチョイイのかもしれん!! これが大きな魅力なのかもしれん!


素人のあたまでっかちな予想だが そんな気がする


ということで きゅっきゅぽんの初 歌舞伎は終わった


観終わった後 やはり どうしても語尾に「わいなぁぁぁ〜」 とつけたくなってしまうが
これは 宝塚を観た後 無性に階段でポージングしたくなってしまう感覚に似ている


すぐに影響される小市民なのであった・・・・

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ふ〜ゆ〜が〜くる前に〜もういちど〜この曲を〜 の巻

11月 こと いっきに寒くなってくるこの時期に
きゅっきゅぽんが無性に聴きたくなっちゃうアルバムがある

ご存知の方も多いと思われるが 4人組のヴォーカル・グループで
世界中のイケメン且つ歌が超絶にうまい人々の中でもさらにイケメンで歌がうまい
人間を抽出して結成されたと思われる IL DIVO(イル・ディーヴォ)という
グループのアルバム!!

ポップなオペラという体裁をとった曲が中心だ

この曲は 浪人中予備校にかよう途中に通っていた天神地下街の
狂気的なイルミネーションを見ながら聞いていたから たぶんこの時期になると
なんとなく聴きたくなるのだろう


なぜこの グループを知ったのかというと
そのおおもとは なんと  父コスギ であった


世界中のよりすぐりのイケメン歌手グループと 九州よりすぐりの
その程度オヤジがどのようにして結びついたのか 


それは やはりこのグループの洗練されまくったビジュアルに コスギでさえも
圧倒されたからときく


コスギはこのIL DIVOのCDを 地元の“レンタルビデオ”屋にて
発見し そのジャケットの4人組のあまりのかっちょよさに 
韓国のB級怪物映画と一緒に借りてしまった・・・ 
イワユル ジャケ借りである

これがはじまりであった


それにはたしか特典DVDもついていて IL DIVOの4人組のかっちょよさが
声だけでなく視覚的にも堪能できるしくみになっていて きゅっきゅぽんも
コスギと一緒にそのDVDを見て うおおおおおかっちょえええ と
思って ウォークマンに入れてもらった


この4人組 かちょいい上に 各国を代表するメンバーの名前が
ひっじょうにわかりやしい

アメリカ人のティヴィッド
スペイン人のカルロス
スイス人のウルスにフランス人のセバスチャン

ウーム 日本人の山田君並みにわかりやすい・・・


このわかりやすさと誰が見てもわかりやすいかっちょよさと
誰がきいてもわかりやすいうまさ

この 圧倒的なわかりやすい価値を持ったダイヤモンドのような
グループを 地方の薄汚いレンタル屋で発見したヨロコビもあいまって
父と娘は 冬の間 ど田舎の片隅で

「イル・でーぼ 聴こ イルでーぼ」 と 騒いでいたのであった・・・


きゅっきゅぽんの場合
ウォークマンのシャッフルで音楽を聴くことが多いが
たまに 嘉門達夫のハンバーガーショップの後にやってきたりして
気分の切り替えが 非常にいそがしいのである 

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トンデモ美しきバロックの夕べ の巻

エンリコ・オノフリという世界的に有名なバイオリニストの演奏を
生で聴くというすんごい体験をしたのは一週間とちょっと前のことである
 

しかも それは通常とは違う少々変わったかたちで実現された


その演奏会は ゴビカンのコントラバストレーナーさんから紹介されたもので、
ぬわんとそのトレーナーさんがかのオノフリ氏と共演なさるとのことで
ゴビカンの団員は安くしとくよオイデー ということで希望者数名で行くことになったのである


ここできゅっきゅぽんは かのオノフリ氏なんて言っているが 恥ずかしながら
その方をしらなかったのでネットで予習をしてみると ものすんごい人であることが判明

しかも 一緒に行く団員さんの中に長くゴビをやっている方がいるのだが、
その方いわく ずっとファンで 今回共演するのがトレーナーさんであることが
もおお 感動モノであるらしい


ウワー  すごいすごい  


よくわからないまま喜んでいるきゅっきゅぽんたちに 当日 連絡が入る

『席が 満員になってしまい ゴビカンで席が確保デキズ・・・』


アラマ・・・ さすが世界的なオノフリさん・・・
付け焼き刃で知ったきゅっきゅぽんであるからこの状況にはなんとも言えんのだった


しかし、その後トレーナーさんから 「なんとかする」 という連絡

なんとかする?
どうやって・・・ 
もしや 座っているお客さんのヒザの上にドウゾなんて状況にはなるまい!
それは きゅっきゅぽんはよくても下のお客さんは非常に気の毒である


不安を抱え 会場へ赴く一行

「さあ、あそこへお座りください!」


案内されたのは ステージの上であった


まず、その会場がどのようなつくりであったか説明すると
そこのステージは 2段になっており 2段の中央にはデーーーカイパイプオルガンが
2階席の高さまでどどーんと伸びている

なんと このパイプオルガンの両脇よこちょの暗がりに イスが臨時で
数個ずつ用意してあるのである


そう! つまりは オノフリ氏と同じステージから 演奏者を背後からユーレイのように
見守りながら しかも 通常の席のお客さんからの視線を全身で受けながら聴くという
すんごい席に案内されたのである!!


とんでもない経験であった・・・

入場は楽屋から、舞台袖に入り
スタッフに厳しく管理されながら すみやかに入る

目の前に広がる大空間
数百人のお客さんがコチラを見ている(ように思える)

オノフリ氏とチパンゴ・コンソートの奏でる超絶バロックは 涙が出るほど美しく
まるでバヨリンを生き物みたいに操るオノフリ氏の美しき後頭部をきゅっきゅぽんは
しかとながめて忘れまいと思った


そして 演奏後、 またスタッフに案内されて外へでるのだが、
このとき 演奏者たちが「おつかれさまでした!」と盛り上がって オノフリ氏と
写真を撮ったりしているわきを 我々は ゴキブリのように

カサカサカサーッと 出て行ったのであった


CDも買ってサインしてもらって握手もしてもらった

今も そのCDをかけながら書いている

美しい調べのなかに きゅっきゅぽんが見いだすのは
やはりあのオノフリ氏の美しき後頭部なのであった・・・・

http://homepage3.nifty.com/enricoonofri/
(エンリコ・オノフリ日本語オフィシャル・サイト)

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オシャレな食欲の秋を求めて・・・の巻

きゅっきゅぽんは 最近
シャレオツなサンマを食べた


イタリア留学をしてかぶれて帰ってきたサンマが ブオンジョルノといって
皿にどっかりのったような そおんなシャレオツサンマを食したのである


つまり 焼きサンマのイタリア風である

とある居酒屋のイチオシメニウであった


どのようにイタリアかぶれかというと

まず、本来ニッポンの焼きサンマがのるべきである平たくて長くて
四角い皿などにはのっておらず まっしろでツルピカの平たい丸皿の真ん中
ちょうど直径の位置にチョイワルなかんじでのっている


そんでもってボデイには トマトやらなんやら
イタリアを演出できそうな野菜類がのっていて そしてそして
緑と黒のソースがサンマを囲むように ドリッピングされている


それらをぜえんぶまとめてサンマと食べると・・・・・


ブオンジョルノォォォォォォ!! ピンチペッサァァァァァァァ!!!!

もはやそれはサンマではない!

だがサンマであるっ

いや ニッポンの焼きサンマではないっ

本来味わうべき大根おろしにポンスあるいは醤油のうまさではない
間逆のテイストである


だが、うまいのである


こんな食べ方があったのか 
なぜ誰も 今まで思い付かなかったのかっ


きゅっきゅぽんは感動してマンガの魚の骨のようにキレイに食べた


裏表キレイに食べてきゅっきゅぽんはこのチョイワルなサンマがどうしてうまいのか 
そのナゾのひとつを知る


ソースである


あの 緑と黒の・・・・


緑はバジルソース、しかしこの黒はなんだ?

ぺろっとなめる

すぱいようなあまいような


それを焼きサンマにつけて食べると・・・・・・・


ブオンジョルノオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!

サンマに驚くほどあうのだ


これはいったい・・・・・

『バルサミコ酢』


という調味料の正体をこのときはじめて知るのだった


きゅっきゅぽんはそれから その味が忘れられず
魔法の調味料バルサミコ酢を スーパーで探し回るようになった

そう あれさえあれば もしかしたらあの魅惑のチョイワルサンマが
再現できる可能性が高い!


そう期待に胸を膨らませ 探した先にあったものは

なんだか高級そうな瓶に入った いや実際に高級なお値段のついた品であった

そんなもちろん買えないような値段ではないが
調味料となると考えもんである


しかもサンマにかける以外今のきゅっきゅぽんにはアイディアはない


一人でこの瓶一本消費するころにははたして
日本はどうなっているんだろう


しかしその後きゅっきゅぽんはいくつかのスーパーを確認した


タマビ近くのミスマも見た


バルサミコ酢・・・あるこたぁある


しかし 値段も大きさも規格が 一人暮らしの学生向きではない


ということで きゅっきゅぽんは 現在
バルサミコ酢の近くにおいてあったポッカレモン100をバルサミコ酢だと思って
使っている
(レモン型の容器に入った手のひらサイズのアレである
コレコレこういうのが一人暮らしの学生のニーズに答えている)

果実からできてるし、すっぱいし こんなもんでしょ!

そう思って焼きサンマにかけようと思った瞬間
きゅっきゅぽんはやっと気づく


これって・・・・ ニッポンの通常の焼きサンマやん・・・

ま、

まあおいしいからいいんである


まあ おいしいから いいのである

at 00:38 | Category : | Comments (3) | Trackbacks (0)

芸祭!濃縮還元の数日間 の巻

今年は忙しそうなので芸祭にはウッスラと
うぶ毛のように参加しようと思っていたきゅっきゅぽんだったのだが

どういうわけか  芸祭が近くなると
タマシイのそこからウズウズとなにかがわきあがり
展示、ゴビカンのツアコンに加え フリマにも参加させていただき
さらには たぬきテロなど 別にやらんでもいいことまでやってしまい

結果的に 串カツのソースなみにネットリドップリと芸祭に
関わってしまったのであった・・・

チーン


なかでも 今回 たぬきテロでは 去年達成できなかった
たぬきねこのもっさり感実現が 達成でき、また タヌキネコライフセイバー
を発明したことにより、脱水症状に陥ることなく
それなりに快適にコトを実行できたことが実によかった!


さて 友人が撮ってくれた たぬきテロのほんの一部を公開しよう!

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たぬきねこ着用シーン!! 見よ!

頭部に貼り込んだフリース素材によってハリボテチープ感が
緩和されてもっさり感がでてるでしょう!

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しっぽもあるよ
タヌキネコライフセイバー着用澄み
我ながらなんとマヌケな後ろ姿

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さて 校内を(執行部ににらまれつつ)まわります

しかしながらこの時 たぬきねこはエイサー太鼓をポンポコたたきながら
歩き回ったため イマイチ “クラシックのコンサートやりまあす”の文句が
説得力のないものになってしまった  反省

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つきそいのタミーノ王子

たぬきと王子

どこの世界観か? 日本か? 外国か?
もはや 状況設定がわけわからない状態になっている

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そして! こどもたちにかこまれるたぬきねこ!

見て さすさすと さわっても大丈夫!
これである このためにもっさり感を追求したのであるからにてして!


しかし ほんとは


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子どもたちは中がどうなってるか あわよくば
身ぐるみはがそうとしてただけだったりして・・・・・


「しっぽのつけねが変!!」

「(握手して)手が人間の手だ!!」

「か・・・ 髪の毛が見える!!!」

あ・・・・


あったりまえじゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーっっ!!!


知らないのかもしれないから一応言うとくが
かのネズミ国のネズミーマウスだって 中身は霊長類なんですからな!

現実を知りなされ!!


ということで 

ゴビカンフリーマーケットにおじゃまする

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フリマでは きゅっきゅぽんは
イカサマ商“工房 たぬきねいり”という いんちきくさい名前のもと
『招福 たぬきねこ』を 法外な値段で(数量限定のため)販売していたのだが
ありがたいことに 完売いただきました

ありがとうございました
うれしさともうしわけなさでいっぱいですが きっと まめねこたちは
福をはこんできてくれると信じております

学食でウドンを頼んだら 一本だけソバが入っていたというような
ささやかな福を・・・・ 

こうして 3年目の濃い芸祭の夜が更けていったのだった・・・

at 02:06 | Category : | Comments (5) | Trackbacks (0)