か〜がみよ鏡♪ の巻

卓上の鏡がすっかりこわれてしまった

割れてはいないが スタンドのパーツが壊れてしまい
卓上でもなんでもないただの鏡になってしまった

まあこれは シリにできたおできでも確認する用として特殊任務部隊へ
移動してもらうとして それとは別にやはり卓上鏡は必要である

別段ぱっとするわけでもない顔面をながめる他に
絵を描くときに やはり自分を映したり 手を映したりして参考にするのに必要になる 
だから鏡は自立していてほしいのである


そんでチョットいい鏡はないかしら と思って雑貨屋さんを探したところ
きゅっきゅぽんの今までの概念を覆すようなやつがあった!!


オサレなピープルはもうご存知かもしれないが、鏡は鏡でも
“本当の色を映します” というやつである!!

もう パッケージを捨ててしまったので詳しくは忘れてしまったが
なにやら 従来の鏡では吸収してしまっていた青い光も 他の色と同様に
キレイに映すので 本来我々が見ている色に限りなく近い色を映し出すというものである


きゅっきゅぽんはのけぞった

だってさ 本来の色を映し出すって・・・

じゃあきゅっきゅぽんが今まで見ていたのは虚の色の自分だったのか!?
それを自分だと思っていたのか・・・!?

いや、そんなことよりも きゅっきゅぽんが一番のけぞったのは

自分の姿というものは大方 鏡のような媒体を通してしか自分で知り得ることのない
かなり曖昧な存在であることに今さら気がついたことである
つまり その媒体の状況によっては それに映される自分自身の認識が
左右されるということである


あたりまえのことだが 突然 鏡に
「今までの色は不完全だった これからはこれが本当の色よ」なあんて言われた
ものだから きゅっきゅぽんのちっさなアイデンティティーがクラクラーと
なってもおかしくはない


きゅっきゅぽんはその鏡を買うことにした
これからは本当のきゅっきゅぽんを認識して生活するのだっ

だが その前に 本当の色になった自分とはいったいどんななのか、
一緒に並べてあった“従来”の鏡も取り出して店内のスミで
二つの鏡に自分の顔を映して その色味の違いを見比べてみた

さあ どうちがうのか・・・

・・・・・

うーむ・・・

はっきりいって よくわからなかったのが正直なところである

“本当の色”のきゅっきゅぽんの方がなんだか 顔色悪く見えるような
気もしてその事実を否定したいためにあまり冷静な目でも見れぬ

まあ いいや 

二つの鏡に映っているのはどちらもポッカーンと口を開けたマヌケヅラ

些細な色味を気にするよりも マヌケヅラの方を何とかした方が
問題は解決に向かうだろうと思ったのである

投稿者:kkp : 2011年10月01日 01:29

トラックバック


コメント: か〜がみよ鏡♪ の巻

きゅっきゅさま、こんにちは。

鏡に映っている顔を、自分の顔として認識していますよね。
その像ををもう1回別の鏡に映したら、
客観的に自分の顔を認識できるのかなーってぼんやり思いました。

この前買った本の付録の鏡が「女優ミラー」というのです。
何が?って思いましたら、
鏡の周りに小さなライトが付いていて、
ライトに照らされて顔を見るという・・
気恥ずかしくて、2度と開けない鏡・・

投稿者 yukihaha : 2011年10月02日 15:08

>yukihahaさん

ああ 知っています!! 女優ミラーというのですか

周りがピカーと光るんですか


光の中に 自分の顔面・・・

とてもその光に対抗できません


あと おんなのこのおもちゃで 目の中にハートだか星だかが
映り込む!! というのも見たことがあります

それはちょっとほしいです

投稿者 きゅっきゅぽん : 2011年10月05日 01:36

コメントしてください




保存しますか?