リアルな美大の日常を!
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2011年01月のアーカイブ
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ぼくらのみらいパーク
ムサビも女子美も ニュウコーキンシー!! という状況下にあるので、
その間の数週間 サークルは立川にある “たまがわみらいパーク”なる
場所で活動を行っているのである
おお さぞや立派な施設! と思い行ってみたものは早々に出鼻をくじかれる
いつも絶賛営業中のメモリアルホールを背にして数メートル進むと
そこには あきらかに不自然な色に塗られた門があらわれる
まるで小学校の門のようである
中にはいってまた進むとわたり廊下があって これまた不自然な色をほどこされた
玄関がある そこにはまるで小学校のような下駄箱がある
まるで小学校・・・
いや、 本当に小学校であったのである!!
つまりは廃校になった小学校を利用した施設、というわけなのであるが
なぜ、それを“みらいパーク”と名付けたのかがきゅっきゅぽんには疑問でしょうがない
ゴビカンのメンバーはんもう慣れてしまって “みらパ” なんて呼んでいたりするが
渋谷の若人のようなノリで“みらパ”といったって 明らかにそこに広がるは寂しい
忘れ去られた風景しかないのであった
中にはホコリかぶった上靴や
先生に描かされたらしいやる気のない平和の絵があったりする
もうちっと
「ふれあい教室」だとか 「そよかぜ学舎」だとか こう
あたりさわりのない且つ 状況にマッチしたネーミングはなかったのだろうか
また、 この玄関には こどもたちがいかにも「活動しました!」と
いわんばかりの 手のスタンピングが壁じゅうにほどこされているが
これが 練習が遅くなって夜暗くなってから見ると なんだかホラー映画の
1シーンのようにしか見えない
赤の手がないのが救いである
そんな “みらパ” に週に2回通い、 きゅっきゅぽんは練習をしている
この前、例のごとく玄関から入って階段を登ろうとすると
奥の部屋(多分家庭科室)から ぷうんといいダシのにおいがしてきた
お料理教室のようなものをやっているらしい
学校でするダシのにおい
小学校の調理実習のなつかしい思い出と、おばあちゃんちの台所の風景が
一気に頭の中に広がった
それでも“みらいパーク”なんである
ほっこり時間
昨日の夜、はじめて東京オペラシティなる
すこぶるおっつぁれなエリアへきゅっきゅぽんは足を踏み込んだ
アレッサンドロ・スカルラッティといういかにも舌を噛みそうな方が作曲した
リコーダー協奏曲集のCD発売記念コンサートがオペラシティの近江楽堂であったので
ゴビの仲間たちと聴きに行ったのである
われらが指揮者やわれらが1stバヨリントレーナーさんが出演しているので
これはこれはと 手をすりあわせながら聴きにいったのであった
楽器は バヨリン2つにチェロ、チェンバロ そしてリコーダーである
イタリアバロックの音楽が イッコッコウまんじゅうのようなかたちの天井に
まあるく響いて、 ほんとうにやさしい音色
バヨリンは弓を使って演奏するが、その形も少し違うことに気がついた
どちらかというと、本当に“弓”の形に近い気がする
そしてリコーダーの自由なこと! 特に口元が自由である
くわえているのかいないのか よくわからないくらい状態でペラペラーと音を出す
しかし、その音は きゅっきゅぽんが小学生の頃に吹き散らかしていたリコーダーの音色とは明らかに異なる 素朴だが知的で澄んだ音だ
ああ、バロック音楽って高貴だけれどどこかなつかしい
なんだか天国の台所のような音楽だな・・・ と よくわからないたとえを思いついて
納得するのであった
演奏終了後、CDに演奏者全員のサインをしていただいた
そうよー サインはもらっとかにゃー
きゅっきゅぽんのサイン根性は自負している
去年、きゅっきゅぽんは 好きな演奏家の方に小さなネコのキーホルダーの ネコのフトモモ部分にサインをもらっている
そして今 そのCDをかけて日記を書いている
部屋にとろんと流れるバロックの調べ
なんって 優雅な夜!
今日は しょうが湯を紅茶に どら焼きをマカロンに こち亀を村上春樹に変えて
過ごしましょう
高貴な音楽の庶民による正しい楽しみ方である
銀座に思いをはせての巻
きゅっきゅぽんが大変お世話になった九州のとある予備校の
先生が銀座で個展をなさるというハガキをいただいたので
久しぶりに銀座へと出かけてみた
オオ 銀座!
きゅっきゅぽんは約1年前に訪れているが
やはり銀座に行くとなると少し いやかなり気持ちがしゅっとする
少なくとも「国分寺行こケ」とはだいぶ気分が異なるのは間違いない
きゅっきゅぽんが銀座というのをはっきりと認識し始めたのは高校生のころで
それまではあんまりピンとこなかった
高校生の時になんやら突然 ごじら(?)がカーステレオで服部良一という人のCDを
頻繁にかけるようになり その中に収録されていた“銀座カンカン娘”という
やや不可解で能天気な曲にきゅっきゅぽんはハマり
カラオケで歌って悦に入ったりしていたのである
クラスメイトにミキちゃんというこれまた古風で煮しめたもんが好みの友人がいて
この歌のことを話したところ彼女もいたく気に入り
掃除の時間に2人で
「それ〜が〜銀座の〜カーンカン娘〜♪」と歌って
ひんしゅくをかったりしていたのも思い出である
そんなときミキちゃんが確か東京に旅行に行ったということで
また掃除の時間にいろいろと盛り上がった
彼女は親に頼んで渋谷や原宿よりも 銀座に行きたい!!と頼んで銀座に行ったのだそうだ
そうして彼女から話される銀座の様子やカンカン娘の実態などをまた
掃除の時間にきいたりしてあこがれの銀座に思いをはせるのであった
そういうわけできゅっきゅぽんは銀座には特別な思いを抱いているのである
本当に 歌のとおりに赤いサンダルはいて時計ながめて ニヤニヤしたいのである
展示を見たあと ITOYAでホッチキスを買って帰った
べつに何の変哲もない 一番安いホッチキスであったが
なんだか家に帰ってから机に置くとなんだかすんごく輝いて見える
カシャっと止める音もなんだか誇らしげに聴こえる
きゅっきゅぽんは銀座カシャカシャ娘であった
こころ揺さぶる
卒展を見に行ったのだが 1日だけではまーったく追いつかない
2日目は建築学科とデザイン科の1部で終わってしまった
なんたる!!
そんなたくさんある作品の中でもやっぱり おおっ と思うものがあって
きゅっきゅぽんの場合は “身近なのに以外” というものにすごく心を打たれる
紙が 光によって変化して あっと驚くものになっていたりして
その変化の工程がシンプルであると なおさらである
よっくこんなものを思いつくよなあ 頭おかしいのお と思うのであった
きゅっきゅぽんは うぶ毛の生えたうわぐつにのけぞりました
そんなきゅっきゅぽんは最近4カ月ぶりに携帯電話の待ち受け画面を
変えてみたのだが、なんとなく 明るい気分になるのがいいなあーっと
思って適当にフォルダに入っているものを設定していたのである
だが 意外に周囲のウケが悪かった
これ
数年前にたしか弟が 突然送ってきた画像
たしかに・・・ これはお嬢さんにはマズかった
そう
“身近”なのにシンプルな変化で衝撃的な画像となった例で
ついついきゅっきゅぽんは心打たれ 安易に設定してしまったのである
きゅっきゅぽんはこれで周りにのけぞられてしまった
ある日の3分間の思考
きゅっきゅぽん今なんだか無性に前髪がほしい気分である
いや、前髪がほしいというと お前には前髪はなくてタテガミならあるのかとか
そういうことではなくて あの まゆげあたりで切りそろえた前髪が
ほしいというのである
というのも きゅっきゅぽんの前髪は横に6対4くらいで分けている
しかもふんわりオシャレな横わけではなくて
ペッタリとしたなでつけなのである
どうでもいい話だが
元来 きゅっきゅは前髪をつくる習慣がなく
小学生の頃はマルフォイのようなオールバックであった(ドヤ)
そのため、中学生になって一度前髪をぱちんと作ってみた頃があるのだが
どうにもこうにもうっとうしくて とうとう横わけにしてしまった
はや7年
きゅっきゅぽんはずーっとこの64分けを保っているというわけである
なんで、今 前髪がほしいのかというと
冬になると、あったかい帽子をかぶりたいのであるが、
どうも、前髪が帽子の下から見えないと 非常にマヌケに見えるんである
まあ ただそれだけっちゃあそれだけなんだが、
なにやら チマタでは “パッツン” が可愛いとか 目ぇが大きく見えるとか
前髪を短くすることで なにやらオサレ方面に進出できるというような
そんな空気があるではないか
ほんとかっ
そんなに簡単に きゅっきゅぽんの顔面を2、3割増しにできるなら
今すぐにでも断髪しようっ
ポリシーなんてないヨ
弥太郎さん、断髪しちょくれーっっ
だが たった今きゅっきゅは思い出す
きゅっきゅぽんが中学生の時 前髪をやめた理由をもうひとつ思い出したんである
まあどうでもいい話だが
きゅっきゅぽんの前髪は
短くした際に 真ん中から半分にパカッと割れるクセがあるのであった
だから、パッツンにしようものなら 可愛いどころか
桃太郎や厳流佐々木小次郎よろしく いささかオサレからはほど遠い印象に
なってしまう恐れがあるのであった
だから たった今前髪を切ることをやめて、この64分けでいいやーと
心にかたく誓ったのである
まあ どうでもいい話である
ヒエッ!
冬はまことにやっかいである
戻ってきてからの東京はしんそこ冷える
きゅっきゅぽんは部屋に あの漫画でよくつかわれる
タテセンを見たほどである
そんなシンシンした部屋を一刻もはやく温めようと
エアコンをつけ、お湯をわかし、電子レンジでご飯をあたため
ラジオをつけた瞬間にブレーカーが落ちる
しんそこ冷える瞬間である
きゅっきゅぽんはかたくなに自分は冷え症ではないと信じてきた
「わたし冷え症なのーう」と手をサスサスする女子を見て
なーんとなく 冷え症とはかよわい女の子(あるいはそう見られたい)女子限定の
症状であると思っていたからである
しかし、高校生になり きゅっきゅぽんは突然 シモヤケに悩まされるようになった
冬になると 唇もツメの色も紫色で 手足はいつも鉄のように冷たい
きっときゅっきゅぽんは冷え症であった
運動という運動もあまりしないので内側から温まることはない
シモヤケをぼりぼり掻きながら 冷え症とはかっちょわるいもんだな・・と思うのであった
半身浴がよい、というのを小耳にはさんだので挑戦してみた
1度目は ふろの湯を止めるのを忘れており
バスタブなみなみのお湯で 半身浴というか全身浴(というか普通のフロ)となってしまい
あえなく失敗
2度目はお湯の量はちょうどよかったものの 温度が熱すぎて
のぼせてしまい 逆に青ざめてこれまた失敗
養命酒を飲んではむせて しょうがの繊維は歯にはさまる
まったくかっちょわるいことかぎりなしである
だから冬がいやなのである
ジョンとメアリーはちょうどダラスに引っ越したところです
今日ね バスで単語帳開いて寝ているこを見かけたんだ
と友人が言った
だがセンター試験受験者ではないきゅっきゅぽんも今日は単語帳を
開いてバスで寝ていたぞ!!(ドヤ顔)
明日はきゅっきゅぽん英語の試験である
1年生の頃きゅっきゅぽんは中級英語を選択
今年 初級英語を選択 (ネオテニー進化(?))
ゴビカンの優秀な1年生に
「初級英語って やっぱりABC・・・とかっすか」
と聞かれたので
「現在完了とかだ」
と答える
現在完了・・・
逆に妙にリアルである
やはり、数年やらないと すっぱり忘れてしまうものだ
ここはしっかりと基本に戻ってやっておきたい・・・
と思っていたのだが
このまえの授業で先生が
「意外とみなさんの名前は覚えているんですよー
ねえ きゅっきゅさん あなたはいつも一番前に座って いつも寝ていますからね
よおく 覚えているんですよー ねー」
ウッギャーーーーーーー
なんとゆう不名誉な!! たたたたしかに眠たいときはあああありましたよだけれども!!
ということで 今日記を書いているバヤイではない
シッカリと勉強して名誉挽回せにゃならん
もはや 今 英語を勉強している目的はそれである
だから 同じように 単語帳を開いてバスで寝ていようが
きゅっきゅぽんの場合は 非常に中身がうっすーいのであった
OH Noooooooooo!!
おきものの日のこと
きゅっきゅぽんは戻ってきました
レポートを小脇に抱えて戻ってきた
たくさんあるが うち半分は友人のである
友人は成人式に出るか 追試を受けるかで悩んでいたが
悩んだ末、レポートをきゅっきゅぽんに託し 東京を去った
街を歩くと チラホラと 美しいお着物を身にまとったお嬢さん方を
目にした 足取りは軽い
きゅっきゅぽんは 2年前の成人式はお着物を着せていただいた
検索してはいけないワードのハスノミが まさかのデザイン化された
ヘンテコ模様のお着物
生まれて初めてのお着物であった
頭をそれこそミツキーのようにしてもらい、顔もペコちゃんのようにしてもらう
まるで別人である
町(山道)を歩けば なんだか町じゅうの人々がきゅっきゅぽんに注目しているように
思えてならない!! 歩けばシャラーンシャラーンと音がして 金粉のようなオーラが
出ているような気がする!!
こういうカン違いをあたかもそうであるかのように信じ込ませるのは、
着物の魔法とよくわからない祝典ムードのせいである
着物の威力は相当なもので、
このような女子が「ひさしぶりーっ」とか言ってだんだんだんだん 集まってくると
男子はもう近付くことを許されない
小さな町の会館のスミッコで
スーツを着てホストのニセモノのようになった男子たちは
「あ、元気」などとささやきあうしかないのであった
お着物を着せてもらい
写真をたくさん撮ってもらい お高いアルバムにしてもらい
もらい
もらい
もらい
.・・・・本当に“成人”になったんだろうか
着物の魔法と家族に感謝した1日だった
でも もう一回あの日に戻れるなら、なにかひとつでも
“あげる”をやればよかったと ちょと思う
長崎の裏をゆく
長崎県にあるねずみ島(昭和の初めごろ)
http://homepage1.nifty.com/fantasic/nezumi.htmlより転載
昭和の初め頃 子どもたちは大波止からねずみ島へと泳いで渡り
“ねずみっこ”などとよばれていたそうだ
やれ軍艦島だ伊王島だと人々がクルーズに乗り込む中 ぽん家は
やれねずみ島じゃあーっ と意気込んでパジェロミニに乗り込むのであった
長崎で一番最初にできた 海水浴場ねずみ島
木製のスライダーや飛びこみ台などをつくって子どもたちがなかなか帰らないねずみ島
おじいちゃんがフンドシでフカを追いはらったねずみ島
ねずみ島って やっぱりねずみの形をしているんだろうか
ねずみが多い島なんだろうか
ねずみったって ミッキーなはずは100%ないが ミツキーくらいはいるかもしれない
我々はねずみ島を探した
そして・・・ 見つけた・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ネヅミ島
嗚呼 ネヅミ島
神の島公園からネヅミ島
草むらからネヅミ島
暗雲たちこめるネヅミ島
ネヅミ島は埋め立てられていた
壊れたコンクリートで囲われて 我々の侵入を拒んでいた
ミツキーはおろか 猫一匹いない
猫がいないなら ねずみはいるのかもしれないがそこはもう“ねずみっこ”の
集う楽しい島ではなくなっていた
ぽん家はシンミリとしながらも どこかでワクワクしていた
そうそう! こーゆうのを求めていたんですよう今回は!!
“ディープ・裏長崎”
華やかなる文化の陰でこのような歴史が息をひそめている
長崎はまだまだ奥がある・・・と思う
そんなネヅミ島の近くに 鳥居と聖母マリア像が混在する島を発見
顔が観音様のようである
もしかするとこの付近は隠れキリシタンの文化が根付いているのかもしれない
人が来なくなったせいか 海の水は透き通っている
神の島教会
丘に建っていて マリア様もネヅミ島様も一望できた
そして
ネヅミ島に光さす
「晴れた!」
雨や雪やあられが降っていたのがうそのように ぱあーっと光がさして
青空が顔を出した
ずっとずっとながめていたかった(気温が高ければ)
翌日、 “ねずみ島”にて検索をかけると
なんと当時 水泳の会をしきっていた方の石碑や
上に登ると 損壊した鳥居(ぞわ!)など
“ディープ・裏長崎”を堪能しまくれるスポットがあったことが判明
くやしいでチュ
おしゃぶりキュウシュ!
きゅっきゅぽんは今 長崎のエコノミーなビジネスホテルで更新なのである
コスギの実家 長崎にやってきた
久しぶりに毛と顔が暑苦しいぽん一族が長崎に集結して 寒いこの時期に
わけのわからない暑苦しいムードを噴出している
ぽん家では 年末は湯布院、新年は長崎 というのがここ数年の動きと
なってきている
きゅっきゅぽんや 白い河童の友人たちは やれスキーだの
やれタイ旅行だのと計画し ウサギ年だからなのか ピョンピョン各地を
飛びまわっているではないか
キミタチ!! もっと地に足をつけて行動しなさい!!
きゅっきゅぽんのように 何年もかけて 九州(しかも遠出して大分か長崎)を
ねぶりつくすように堪能し それでもなお足りんとするような姿勢を見習いなさい!!
・・・・・
九州新幹線も前線開通することだし、来年は鹿児島あたりまで足をのばさんか・・
と 提案するか悩むきゅっきゅぽんであった・・・
しかし、長崎は何度きても好きな街である
一族で 中華をいただき、おじいちゃんのお墓参りをして、はまんまちで
去年ランタンフェスタで使用された龍馬さんとおりょうさんのポリゴンな顔面の
ランタンを撮影して メイジヤという洋食屋でまたご飯を食べて
腹部ボウマンカンになるという いつものパターンを忠実になぞった1日であった
さあ 明日はどこへいこう!
龍馬関連は行きつくした・・・
天気の問題で島へ行くのは無理だ・・・
ステンドグラス体験は ついウッカリ本場長崎ではなく湯布院でやっちまった・・・
「ねずみ島にでも行くか」
ネズミ島・・・ こりゃいよいよ観光のデガラシのようなところか(失礼)
「なんでも じいちゃんが よう泳ぎに行ったところみたいよ
サメが近づいてきたら フンドシほどいて脅かしてたんだってさ」
ということできゅっきゅぽん 長崎のディズニーランドに行ってきます
今年もニッポンのお正月
12月24日に日本中でイエズス・キリストの御降誕を祝い、25日にはもう忘れ、
暮れには お寺の鐘をボボンと何発か叩いてから、
年が明けるとともにすぐさま神社にかけこんで柏手を打つ
これが由緒正しきニッポン人の暮れ正月の過ごし方である
忙しーっ
そんなニッポンで ぽん家もお正月を迎える
年賀状が1枚届いている う・・・うれしい・・・
うれしいのだが、ぽん家は喪中であるから
「アケオメーッ 今年も4649」というようなアホ丸出しの文面で返信することが出来ない
残念である
きゅっきゅぽんは大学生になってずっと喪中となってしまったので、
もはや年賀状出さない人間と思われているだろう
本当は出したいのであるよう
さて、元日のお昼はテーブルが賑やかになる
見てごらんなさい! この御馳走を!!
・・・・・・・・・て
8割ニセモノやないか!(食品サンプル)
以前、食品サンプルの工房におじゃました際に
おせちのサンプルがバラでお安く売られていたのを 面白がっていくつか買っていたのであるが、
こうして実際にお正月に登場すると、その圧倒的クオリティーが際立つ
際立ちすぎてきゅっきゅはだんだんハラが立ってきた
まったく油断もスキもありゃあせん
この中で本物は中央の皿のカズノコだけである
目の前に広がる御馳走をながめて 幸せな気分に浸りつつ
カズノコとお雑煮を食べて 録画しておいた紅白を見る
これが由緒正しきポン家のお正月なのである