リアルな美大の日常を!
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2010年12月のアーカイブ
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雪舞う九州年末ものがたり
久しぶりに家族旅行にでも行こうかという話になった
そういえば、コスギの里帰りについて長崎に行ったりする以外は 家族旅行なんて
久しくしていない
受験騒動が終わると 祖父、祖母の容体が悪くなって それどころではなかったんであった
ぽん家では、冬になると 無性に行きたくて行きたくてしょうがなくなるところがある
テレビからねちっこい演歌が流れ 一気に年末ムードが盛り上がってくると誰からともなく
どこかで聞いたような宣伝文句を叫びたくなるのだ!
行こう行こうーっ!!
湯布院とは大分県にある 別府に次ぐ温泉地である
こと ぽん家は冬の湯布院が大好き
家族旅行に行っていないとかなんとか言ったが 実は湯布院には日帰りで何回も
きていたりして・・・
さあ どんなお宿に泊まろうか!
ここんとこかなり重要である
ふかふかのベッドではなく ぺったぺたのせんべい布団に温泉で煮えたてホヤホヤの体をすべりこます!! これがよい
検索してみると、けっこういいかんじの“ペンション”がでてきた
ちょっと違った嗜好でこういうのもいいんではと思っていると
「いや、きっとこういうところにはコダワリの小太りオーナーがいて フレンドリーで
おしゃべり上手とかいうやつで やれ地鶏だの豊後牛だの 天然酵母のパンだとかの話しをたっぷり聞かされるににちがいない!!」
という意見が出て いるかもわからない小太りオーナーの存在におびえたぽん家はすぐさま “のびる山荘”とかいう ちょっとだらしない感じのする宿に決めたのであった
まあ こんな置物が玄関に置いてあるところだと言えばどんなところか分かりやすい
のびる福助
のびる山荘のオーナーはおしゃべり下手であったが ぽん家にはちょうど良かった
温泉につづく廊下 本日は雪見温泉である ほくほく
翌日は湯布院の中心地を歩く
冬になると会いたくなる景色なのだ
なんといってもきゅっきゅぽんの大好きなお店はここ!
湯布院の猫屋敷である
まあ 猫グッズがわんさかあるだけのお店なのだが、2階に行くとイケメンに会える
キリッ
さて、今回は 少し変わったことをしてみようということで、湯布院ステンドグラス美術館にやってきた!!
美しいステンドグラス美術館!
・・・・ に併設した聖ロバート教会
聖ロバートって・・・誰や・・・
大分に就職した 従兄のぽん平兄ちゃんも誘って にぎやかに
ジャーン!!
ステンドグラス体験!!
ジャーン!!
ジャジャーン!!
きゅっきゅぽん体験もの大好きである
準備片づけもいらないし深いこと考えずにオイシイトコロだけいただける上に
いろんな素材に触れることができる こんなに楽しいことはない
まずは 好きな色ガラスを選んでデザインを考える
ガラスの周りに銅線テープを巻きます
白い河童(弟)の写真入れのシュミレーション
ええかんじやないの(写真が)
その後は半田で固定していく
スルスルっと溶けて瞬時に固まるから面白い!
きゅっきゅもあとちょっとで
完成!!
きゅっきゅぽんデザインのすばらしい鏡は
「昭和の便所に飾ってありそう」という名誉な評価を受けたのであった
工房に夕日が差し込んできた
きれいやね・・・
さようなら冬の湯布院
ほこっりまったりの家族旅行
いやあ 楽しかったね また頑張れそう
きっとコダワリのペンションだったらこんなにゆっくりはできなっかたよ
小太りでヒゲを生やしてオーバーオールを着たおしゃべり上手なオーナーのコダワリ話はきっと長かっただろうから!
いやあ よかったよかった 納得しあうぽん家であった
ある家族の年末
きゅっきゅぽんは例のごとく 新幹線で5時間
南国九州に帰ってきた
南国九州は
雪であった!!
ガーン
しかも ぽん家は山の中であるので、家に近づくほどに雪は深くなり、
家手前500メイトルの坂道でついに 車は動かなくなった
そのまま乗り捨てて家に帰る
本当にここは九州なのだろうか
リビングには 目を見張るような美しい画面の地デジ対応テレビが
デデーンと威張っていた
ごじらとコスギはものすんごく頑張ったのだろう
ものすごく画面が大きいぞ
北島三郎の鼻の穴が あずき大からアーモンドチョコ大くらいにはなっているであろう
ごじらは必死にステレオの音質の良さと画面の黄色の美しさを説明し、
コスギは ブルーレイの素晴らしさを必死に説明し、勢いで “カールじいさん”を
見たのであった
カールじいさんは 去年亡くなった長崎のおじいちゃんに似ていた
翌日には 弟 白い河童が帰ってくるので3人で小倉駅へ行く
56分着の帰省客が黒いカタマリとなって どろどろの血液の赤血球みたいに改札を出てくる
コスギと一緒に 河童はどこだと目を凝らしていたが分からなかった
分からなかったがいつのまにか改札を出ていた
分からないはずである
髪の毛がだらしなく伸び 頭の大きさが1.5倍になっている
うすら笑いを浮かべているが なんだか全体的に白っぽく薄汚い
「汚い!!」
残念ながら わが弟に発せられた家族の第一声はこれであった
残念ながら白い河童 ではなく 薄汚く白っぽい河童であった
さて、久しぶりに家族全員がそろった
クリスマスケーキでも買おうと 駅ビルへ向かう
しかし、ケーキなどどこにも見当たらない
当り前である 26日にクリスマスケーキを求めに来る客なんて 日本中でもそういないだろう
やっとこさ見つけた美しいコーティングのチョコレイトケーキ
店員さんに「お誕生日でのご利用ですかあ?」と聞かれ
「いえ! クリスマスでのご利用です!!」というと
昨日の残りであるという クリスマス用プレートを付けてくれた
これで廃棄物が一つ減ったわけだ ぽん家は地球にやさしい
家のまわりはまだどっぷりと雪が深い
近くで立ち往生していたおばさんを コスギは家まで送ってあげたらしく、お礼に
タマゴを一パック持って帰ってきた
明日は卵焼きのようだ
きゅっきゅぽんの初仕事
さて この一週間 きゅっきゅぽんは全力で遊んだぞう!
と、いうのもやはり ごびかんにおいてこれから1年間 きゅっきゅぽんの代がひっぱっていくことになるので 飲み会の名のもとたくさんの話し合いが行われたのである
選曲の問題やら・・・
前回のブル3でとても辛い思いをしたのでココ非常に慎重に話を進めている最中である
そして 団員数減少によるカネの問題やら・・・
春の合宿がべらぼうにエクスペンシヴになりそうなニオイがたちこめている最中である
そんなこんなで組織を運営していくのはただごとじゃないなあとぼんやりと思う
いろんな問題が起きてはくるが、今年はなにかとポジティブに行こうということで
きゅっきゅぽんの初仕事
アンサンブルコンサート! イン 女子美
年収めのこの行事はコンミスが主催することになっているらしく 例にならって
今回はきゅっきゅぽんが主催となった
例年、 仲間内でチームを組んでアンサンブルをしつつお菓子をむさぼり喰うという
わけのわからないまったり感が楽しいイベントなのであるが、今回はちょこっと一工夫
人気投票でお気に入りチームを選出、表彰スル!!
いやあ これだけでもなんだかすこうし張り合いが出てくるというものではないか
そして、やはり優勝チームにはなにかしらの記念品があるとさらに張り合いが出るだろう
ということで きゅっきゅぽんは前日 部屋にこもってひったすら記念品作りを行ったのであった
作ったのはこちら
ジャーーン!!
ゴビくんの楽譜バッグ&ステッカー
うほほ なんだかイイカンジにできたぞ
※ゴビくんとは 昔からどうやら描きつがれているごびかんのキャラクターで、キャラクター捻出に困った時にありがちな いわゆる目だけは付けとけ法で生まれた 微妙な存在感のゴビカンのマスコットのことである
そんな微妙キャラ ゴビくんをデータ化し、待望のグッズ化!!(グッズ化してもやはり微妙!!)
しかし楽譜バッグのゴビくんは
目玉が立体でクルクル動くというコダワリようだ!!
ステッカーにいたってはキラキラ輝きます (やりすぎ)
きゅっきゅぽんはゴビくんの生産にハマり もはや何の目的で生産しているのかさえ忘れる始末であった
結果 アンコンでの優勝チームはタマゴビに決定 (タマビのゴビカン生チーム)
ライバルタマゴビにゴビくんはさらわれたのであった
毛玉カットトルトル
本日は、ゴビカンのホールコンサートの後日打ち上げ
ぬわんと きゅっきゅと共にレク係のデンデン(仮名)という男の家には、十数名が
はいることができる宴会場があるという(なんちゅう!!)
実際に行ってみると 小さな舞台まであるという充実ぶり!!いやあおったまげた
いったい何をかんがえているのだろうか
ということで、今回は皆 デンデンの家につどい、
舞台のドンチョウの真ん中についている家紋が 毛利家のパクリだとか何とか言って
非常にアットホームな宴が催されたのであった
タタミにざぶとん
いいかんじ
そんな中、前コンミスの串さん(仮名)から「引き継ぎノート」を渡された
ぱらっと見てみると 手書きでみっちりと文章が書いてある
ス・・・スゴイ・・・
きゅっきゅぽんはなんとなくこれは家で読むべきな気がして そおとカバンに
しまったのであった
集団というもの
きゅっきゅぽんは今まであまり 集団というものを意識しなかった
集団の一員であることは多く、その大きな流れに身をまかせて たまには抜け出したり
して 細く浅く 毛玉のようにきゅっきゅぽんは集団に属していた
これ とっても気楽である
しかし、今年、 きゅっきゅぽんは毛玉でいられなくなった
無論、きゅっきゅぽんだけがリーダーというわけではなく 団長をはじめとするたくさんの係で集団をひっぱっていくのだ
集団の雰囲気は このリーダーたちに左右されることになる
きゅっきゅぽんがずっと毛玉の意識であったらなら、その集団はもちろんそれと同じ
これ とっても気楽でない
あまり、集団を動かすということに慣れていないきゅっきゅぽんは いまとっても身構えている状態にある とてもドキドキしているんである
のめや歌えやの騒ぎをぼんやり見ながら 静かにドキドキしているきゅっきゅぽんであった
帰ってコンミスノートを読んでみた
そこには、仕事に関することではなく 串さんの1年間を通しての考えたことや悩んだことが書いてあった そして分かったことなど・・・
きゅっきゅぽんは涙が出そうであったが、ショッパイモンを食いすぎて 水分が出なかった
きゅっきゅぽんは よくわからないけれど頑張ってみようと思った
きっとたくさん悩むんだろう
1年後に このノートになんて書くのだろうなあ そして何が見えてくるんだろう
きゅっきゅぽんは今 とてもドキドキなのです
1人鍋をめぐる問題
終わった・・・ 進級制作講評がおわった
これで2年生が終わり あっけない
しかし 早いなんて驚いたりしないぞう
こりゃあ想定の範囲内である
だが、ここ12月のぶっとびぶりは想定の範囲外!!
いろんなことがギュっと ブルドックの顔面みたいに詰まっていて
1日が終わったのかと思えば3日が過ぎていたという
衝撃浦島現象がおきているのであった
そんなときは外食、オソウザイメシが多くなり
実にジャンキーになりやすい
そんな折、 友人が鍋が楽だよ・・ と言う
鍋!
楽なのは知っているが イワユル1人鍋! いささか抵抗が
もとい 鍋は鍋でも 土鍋ではない
ただのラーメン鍋にぽいぽいっと具材を放り込んで 市販のモトを入れて
あとはグッタラ火にかけておくだけ
いやあ楽だっ!! 友人よ ありがとう
が!!!
きゅっきゅぽんは鍋の具材にシイタケとエノキダケを選んだ
鍋の定番具材で思いつくのがその2つであったからである
他にも白菜やら入っていた気がしたが、一人分であるならもうシイタケとエノキダケで
いっぱいである 仕方がないので具材はこのキノコンビでいこう
というわけで シイタケとエノキダケをすべて投入
完了である
そして 煮えたぎった頃にフタを開けて その光景にきゅっきゅはちょびっと
鳥肌がたった
鍋の中にこれ行儀よくシイタケたちがみっちりつまって
カエルのタマゴのカツラン的光景(ウギャ)
それらをそっとはがすと 下にはまさに エノキだけ
むなしくダシと絡み合うプチプチとながいやつらよ
それらはしこたま水分を含んでたっぷりととぐろをまいている
それらを ずずず とウドンのようにすすりながら
きゅっきゅぽんは いったい私は何を食っているのだ・・・ とひっじょうに
むなしい気持ちになるのであった・・・
一人鍋はアカン・・
エノキだけはイカン・・・
わたしと光とカニと
そう、何日も前のことになってしまうが、以前竹林さんが紹介していた
空デ面出ゼミのみなさんによる 江戸東京たてもの園のライトアップ・・・
きゅっきゅぽん実は潜入していたのだった
夜の公園に一人 心細くしていたら目の前に広がるほっとするような光たち
ウホホホホ と写真もたくさん撮ってきたのにこの数日の騒動で
スッカリ紹介できなくなってしまっていた
もみじも散りかけ・・・ 竹林さん! いまさらながらレポートですよう
というのも このプロジェクトメンバーがわれら旧2ndバヨリンの仲間であったため
ぜひともいってみようかしらん となったのである
きゅっきゅぽん初たてもの園!!
初なのに
夜!!
ということで あっちゃこっちゃ足をひっかけながら・・・
前川國男邸
ここは屋根裏 なんだかツヤツヤ マイペットでふきあげたみたい
そしてこれは!!
・・・・・
燃えているみたい
迫力のもみじのライトアップ
ああ 誰かコレと一緒にきゅっきゅぽんを撮ってくれい
記念撮影がしたいっ このもみじの近くに行ったという証拠がほしい!
しかたなく西へ行くと そこには
“本日 いろりを焚いています
”
ああ なんてあたたかい
いろりというのは 人が集うからあたたかいのかなあ
西ゾーンにはそんな古民家が多くたっているようだ
さて 橋を渡って
東へ向かいます
おお なんとキャンドルナイト!!
やはり空デ・・・
「あ、あのキャンドルは関係ないよ いつのまにか・・・」(友人後日談)
あ そう
東ゾーンには昭和下町の風情がいっぱい
きゅっきゅぽんは知らないけれど、なんてニッポンはいい味をもっているんだろう
シンプルで 整理された コクのある文化
おおこれは
かの有名なスカイツリーか!?
いささか垢ぬけない気はするが この堂々とした自信はまちがいないっ
花屋
文具屋
そして和傘問屋
まるで映画のセットみたい
もっと広くて膨大かと思ったらそうでもない
だから とても歩きやすい たのしいなあ たてもの園!
高橋コレキヨ邸の2階からのライトアップ
面出先生は あまりギラギラと照明で照らすことは好まないのだそうです(友人談)
だ・・・ だからみんな懐中電灯をもっていたのか・・・(ボソ)
ということで きゅっきゅぽんは十分にたてもの園を満喫したのであった
さてそれでは最後に恒例(?)の キニナッタデ賞を!
そやつは東ゾーンにある子宝湯という銭湯のたてもんの中にいた・・・
いたっ
コレ!!
この さるかに合戦の1場面を表現したタイル画
そこに描かれているカニよ!! お前だ!!
!!
お前は本当にその姿で納得しているのか!?
ウスと同じノリで描かれたのだろうが、子どもだったら確実に大泣きするぞ
その容姿なら はじめからサルに勝てたのではあるまいか
きゅっきゅぽんも大衝撃でこれこそ一緒に記念撮影をしたかった一品である
夢のハコがやってきた
きゅっきゅぽんもついにデキル女になった
いや、以前からずいぶんとできていたのだが
今回の一件でついにパーフェクト、なんでもござれな女子になったのだ
うほほほー
そう!! ついに
お家で出力がデキル女になったのである!!
平たく言えば ついにプリンターを入手したということだが・・・
入手と言ったって どこぞからかっぱらってきたり
シッカリ働いて買ったというわけではなく
オトウサマ、オカアサマに 「買うてくれえ」 とねだって買ってもらったというわけだ
実に平和な手段である
(ありがたやありがたや)
大学にもプリンタがあるからそれを使えばいいではないか・・・
と思われるかもしれない
しかし!! これは非常に非常にゼイタクなことかもしれないが
学校にあるのと家にあるのでは これ かなりの差である
まず、学校でプリントする場合、 キョウコンなる“共通コンピュウタ室”にて
学生証を出して名前を書き、パソコンを借りて出力する
カラー出力に至っては 一定して無愛想な(失礼)お兄さんに言って データを渡してから
出してもらう
これがケッコウネックなんである
急ぎのレポートなんかがあるのに学校が閉まっていると手も足も出ない
仕方なくプリンタ持ちの友人にメールでデータを送り、出力してきてもらうという
たいそう迷惑な行為に及ばねばならんのであった
しかしそんなこんなが!!
いまとなりにいるカワイイ キャノピオ君(命名)がすべーて吐き出してくれるのである
うわああ 嬉しいなあ!
きゅっきゅぽんは嬉しくて日がな一日キャノピオ君のことばかり考え、
制作中にも
「早く 家に帰って何かを印刷してみたいっ 写真プリントとかもしてみたいっ」
という意欲に燃え
ついには 進級制作の作品もパソコンで出力しそうな勢いなのであった
今となりで キャノピオ君が ウウィーンと何かしら考えて
勝手に動いている
一人の部屋に響き渡る 極めて新鮮で生産的な音
おそらくこのキャノピオ君はきゅっきゅぽんよりも頭がいいに違いない
きゅっきゅが開け忘れた排紙トレイが自動で パカンと開くのも
最高にスマートじゃないか
ということできゅっきゅは現在 自己出力ブーム
なんとも 地味なマイブーム真っ盛りなのである
挑戦という名の無謀にカンパイ
むっ
きゅっきゅぽんかえってきました
いや、べつだんどこぞへ行っていたわけではないので
かえってきたなどという表現はいささか大げさであるが
なんだか更新が御無沙汰になってしまったのでかえってきた感があるのだ
さて、4日土曜日、 ついに我々はブルックナーを成仏した
ホールコンサート、ごびかん史上最大の難曲“ブルサン”は
途中何度も押し寄せた危機をなんとか乗り切り、必死に持ちこたえて
約1時間をかけてその全ては終了した
拍手をわっともらった(驚)
きゅっきゅぽんはどういうわけか 目からショッパイ汁がどわわと
垂れてきたぞっ こりゃあいったいなんだっ
きゅっきゅぽんはなんというかこのような演奏会を終えて純粋に
涙した経験はない 感動して、ああ楽しかったとは思うけれど
涙するほど純粋なキモチにはならない
お腹すいたのオ とか考えるくらいである
しかし、今回はなんだか感覚が違った
無事に演奏し終えた後、 一気に背中からいろんな荷物がドジャーっとおりて
そのあまりの解放感に わけがわからず涙してしまった
本当に よかった・・・・(コケなくて)・・・ と思ったからか
そして、ブルサンを終えた後、 きゅっきゅぽんにとある変化が起きた!!
演奏会終了後の打ち上げにて お愛想程度に注がれたビールが
ンまいっっ!!!
と思った!!
こりゃこりゃ きゅっきゅぽんかなりの進化である
ビールは苦くて飲んだらクシャミがとまらない飲み物でしかなかったのに
きゅっきゅぽん なかなかオトナじゃ〜ん
こうして たくさんの心の荷物から解放されたきゅっきゅぽんは
ここ数日、ぼーっと放心状態(イワユル燃え尽き症候群)に陥り
更新もさぼりまくっていたというわけであった
そして、昨日の月曜日 過酷なブルサン年をひっぱっていってくだすった
先輩方から 引き継ぎを行い 新しいゴビカンが出発した
きゅっきゅぽんはコンミスをさせていただくことになった
頑張るぞう なにがなんでも・・・
壁にぶつかっても ビールがまずくなっても
そう簡単に鼻血なんかだすもんかい
そう チャンスに思えるようになったのはこの1年があったからかもしれない
きゅっきゅぽんは また、背中にいろいろとのせてノソノソと歩むのであった(鼻血)
あたたかい いちにち
5限が終わるともう外は暗い
ささ、 ウルトラポンスケ号にまたがって キー
今日はそっちの道じゃあないもんねえ
ゴビの指揮者トレーナーさんのおうちはムサビから自転車で10分ほど
指揮者トレーナーさんとビオラトレーナーさんは夫婦で たまに
団員数名をお家に招いて それはそれはウンマーイ手料理をふるまってくださるのである
ということで 本番を控えた今週、めくるめくおごちそう三昧に・・・
いや、 音楽について語りあうために きゅっきゅぽんはお邪魔したのであった
用意されていたのはホリゴタツ!
うっはー これはたまらん!!
今回集まったのはムサゴビを中心とした6名で
ホリゴタツ下空間の静かなる争奪戦を繰り広げたのであった
こうやって オウチでみんなでわいわいとご飯をいただくのが
なーんとも幸せで嬉しい
ひとりでモソモソと スミ味の何かをいただくことを思うと
こんなありがたいことはない
やはり話はブル3の話になり、今までのこと、本番のこと、コンミスさんの悩み、
来年のこと・・・
ウンウン ときゅっきゅぽんは聞いていたが たまにフワーっと
このようすを俯瞰で見ている自分がいる
大学生になる前(おもに浪人中)、“大学生になったら○○するぞオ”と
様々な妄想を抱いていたのだが、 まさかこんな風に音楽をやって
プロの演奏家の話を聞きながら プロの味付けの鯛めしを食っているとは想像しなかった
こういうときふと ああ、大学生って楽しいなあ がんばってよかったな、
と思うのであった
これを見ている受験生のみなさん
大学生になったら・・・ っていろいろ妄想しているでしょう
そう その妄想をパワーにして頑張って
きっと思いつかないようなすてきなことが待っているかもよう
というわけで ただただ みんなで手料理をいただいたことが
幸せでしたというなんともボサっとした日記であった
ただ、皆が終電で帰る中、 現コンミスの串さん(仮名)ときゅっきゅぽんは
語らいに夢中で夜中まで居座ってしまい 指揮トレさんの 「ねむい」 を
合図に 午前3時頃に ポロっと放り出されたのであった
タハハ・・・