リアルな美大の日常を!
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ネツをおびるものたち
なんというか
汗と涙と仲間のキズナ・・・!!
的な ミズミズシイ青春がまだ生きているところが
ゴビカンのいいところであるように思う
はたから見れば あつくるしいのオ・・・
といわれかねないと思うのだが
いったん そのネツの中の一味になってしまうと
面白いなあー と思うことが多い
きゅっきゅぽんは 中学生の時にささやかなブラスバンドをやっていたくらいで
高校でも あつくるしい部活には入っていなかった
だから まさか大学でこんなガチなサークルに入ってしまうとは
思いもよらない
きっと きゅっきゅぽんの中に ネツが芽生えたのは
学年が上がって パートのトップをまかされてからである
人間と言うものは こうやってなにかしら重大な任務を与えられると
体の奥底から 得体のしれないエネルギーがわきあがり
そのエネルギーは 大地よ割れよとばかりにものすごい勢いの鼻息となって
ブフォフォーーッと噴射されるものだ
きゅっきゅぽんも ブフォフォーと奮起し
だいぶんカラまわりを起こしながらもいまだエネルギーが生成し続けている
そして やはりこの団体において もっとも ブフォフォーを
生成しなければならない 大変なポストがコンミスさんだろう
コンミスさん(コンサートマスターの女性版)は練習を引っ張って
いかなければならない
それゆえに 現コンミスさんやコンミスを経験した先輩の話は
カツブシのごとくダシがあって リーダーシップに乏しいきゅっきゅぽんに
チョワーと染みていく
ありがたい きゅっきゅぽんが不安に思うことは全部経験している
先輩だからこそ いろんなことを知っている
こうして 先輩と後輩のつながりというのも きゅっきゅぽんは
あまり経験がなかったので うれしいのである
しかし そのように話が盛り上がった場所が問題であった
それは先輩と別れる改札の前であった
きゅっきゅぽんと先輩が 涙を流さんばかりにアツく話している
周りで 電車から降りてきた集団が どわーっと流れてきては
去っていった
涙を流さんばかりにあつく語る先輩の 足に 定期券がすべってきて
あたり おねいさんが急いで拾って走って行った
それでも2人が青春ネツからさめることはない
たまに迷惑なのがこのネツの特徴なのである