この道を行けば

玉川上水遊歩道を ムサビを無視してどんどん奥へ行ったら
どうなっているんだろう・・・・
ときゅっきゅぽんはつねづね考えていた

「立川だよ」

なんてことを聞いていたのであるが 本当にそうなのだろうか
どう見てもうっそうとした林道である
立川という街より ずうっとこのまま 木々の道が続いていく・・・ という感じが自然である
本当は永遠に続いていてどこかで分からなくなちゃって 太宰治氏は それで自殺してしまったのでは
なかろうか

きゅっきゅぽんは歩いてみた

予想通り ずうっと林道である
あまり人が通らないもんだから 土がふわふわしていて 靴はあっというまにアゲゾコである
うほほ・・・ 森ガール・・・  などと悦に入っているうちに ぱっと森は消えてしまった

「うほ!?」
と 気がつくとそこには“立川通り”という道路が伸びていた
きゅっきゅぽんはゴールを「立川駅」にセットし、きゅっきゅぽん脳内GPSで
方角を確認して案内開始ボタンを押す

「ただ まっすぐ歩くだけですう」という 親切な案内のもときゅっきゅはどんどん歩いた

知らない景色の中を歩くのは実に楽しい 林道の先にはやはり街があった
しかし

ほどなくしてきゅっきゅぽんはとある苦しみにもがき苦しむことになる


あんまり 言いたくないのであるが・・・・その・・・・
体・・・とくに足(裏じゃなくて)がかゆくなってきたのである・・・・

きゅっきゅは以前 雪の中を2時間歩いた時にも冷たいズボンにすれて
足がもーれつにかゆくなったことがある
それは 冷たい空気のせいだと思っていたのであるが どうもちがうらしい
この日は タイツを履いていたのだが このタイツもツワモノであった!

きゅっきゅはどうも 長時間の衣服の摩擦がいかんらしい

そうなってくると 考えることはただひとつ!
「今すぐ 紙やすりで全身をやすりまくりたい!!」
しかし ここは 人目のある 大通りである
そんなところで 人目もはばからず アチャコォーと 体を掻きまくっていたら うっかり
「おんな版ねずみ男」なんて不名誉なあだ名がつきかねない
お嬢さんにそのような行為は決して許されないのである


きゅっきゅは口を「へ」の字に固くむすんであぶら汗を流しながら
一時間半かけてみごと立川駅に到着したのであった・・・
このとき きゅっきゅは 掻けないかゆみという拷問に ぐったりと疲労したのである

玉川上水の林道の先にあるもの・・・

 


それは・・・・・


な、 なんであろう
まったくもっていいことを語れないこの展開!!
そうそう、「また他の道を楽しもう」である

そういうこともあるのである  ポリポリ


投稿者:kkp : 2010年01月30日 00:34

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» 玉川上水どこまでゆけば
from ムサビ日記 - 某 -

きゅっきゅぽーんさんのこのエントリにならって私もその辺を徘徊した思い出を書いてみ... [続きを読む]
トラックバック時刻: 2010年01月30日 13:54

コメント: この道を行けば

>そうそう、「また他の道を楽しもう」である

ムサビの校歌風に言えば、「我等は道に遊ばん」ってとこかな?
ちなみにきゅっきゅさんが歩いたルート上に竹林宅があります。

投稿者 竹林 : 2010年01月30日 02:26

立川通りって…エラく近いじゃないか!?

玉川上水林道が立川に繋がっているとは真っ赤っ赤なウソです。
玉川上水はおおよそ五日市街道と平行に通って
拝島とか横田ベースの辺りまで行きます。
その後青梅を前に親である多摩川と感動の再開を果たし(?)
奥多摩に消えていく訳なんだなぁ。
私は残念ながら拝島までしか行った事がないので(主に体力の関係で)
感動の再開がどのように行われているかを知りません。

ちなみに立川通りで挫折せずもうちょっとがんばると
玉川上水に降りれる小さな公園?みたいなのがあるよ!

投稿者 ナマモノの人 : 2010年01月30日 03:22

みずしらずが関西に住んでいた頃、マンションの前の通りを渡ると川沿いに松林と桜並木のある公園がありまして、川沿いに上流の方に歩いて行くと遊歩道になり、もっと更に行くと六甲山のハイキングコースに入るのでありました。ある日、家族でお弁当を持って途中まで行ったのですが、ハイキングコースを歩くにはあまりに軽装だという結論に至り、途中で引き返して来た。そんな思い出があります。下流方面に歩いて行くと、香櫨園浜という海岸にでます。
山あり、海ありのよい所でございましたあ〜
娘は友達と魚を捕ったり、夏には蝉取りに夢中になったり、、、。
今では、東京の町中では考えられない生活を楽しんでおりましたあ〜

投稿者 みずしらず : 2010年01月30日 19:33

きっとそれは衣服の摩擦じゃなくて運動不足によっておこる血行が良くなって足がかゆくなるものではないでしょうか?

えったもよくなり「あぁ、自分運動不足‥」と反省し、思いっきりかきまくるという@@

ネットで調べるとこの症状がでてきますよ

投稿者 えった : 2010年01月31日 00:28

タイツ、ストッキングの類はみゅうママも苦手です。
普段、ほとんどスカートをはかず、仕事着はジャージ。
(でも、この時期はさすがにジャージの足元はスースー
するので、下には綿素材のスパッツ着用中。
これは、具合いいです。)
ところで、
今年は、ダイエットのため、毎夜自宅付近をウォ―キング
するぞ〜と実行すると、うちの猫みゅうもいつも一緒に、
後ろからひたひたついて歩いてくれる。でも、ご近所を
何周かするうちに、老体のみゅうは自然と我が家の玄関
前でリタイアしていくのでありました。

投稿者 みゅうママ : 2010年01月31日 10:45

きゅっきゅさま、こんばんは。

昨日、娘の卒展に行きましたから玉川上水の道、歩きましたよ。
ムサビに行くのに、行きはたかの台駅から、商店街をまっすぐT字路まで行ってから玉川上水の道に入るけど、
帰りは信号のところをまっすぐに線路にぶつかるまで歩きます。
あの土の道は歩いていてほんとうに気持ちがいいけど、霜がおりて泥だらけだとたいへんね、
と娘に言ったら、「カート引っ張る人は向こうのアスファルトの道を行っているよ」と言ってましたね。

玉川上水の道、冬はほんとうに明るいですね。
落葉樹ばかりだから、夏は涼しい木陰だし。
きゅっきゅさまは、あと幾度の季節をこの道を通るのかしら。

投稿者 yukihaha : 2010年01月31日 21:15

>そんなところで 人目もはばからず アチャコォーと 体を掻きまくっていたら うっかり
「おんな版ねずみ男」なんて不名誉なあだ名がつきかねない

想像しました。確かにそいつはねずみ男だよん。
グレーのパーカーを着てたら特にご用心。

>「また他の道を楽しもう」
そうそう、青年は荒野を目指すもんです。

荒野じゃないけど「多摩湖自転車道」なんかを行くと
けっこう多摩湖まで武蔵野の旅が楽しめたりします。

投稿者 ここのこ : 2010年02月01日 00:32

知ってますか?玉川上水には蛇が出ます。
聞いた話ですけどね。でも鷹の台周辺の水辺での目撃例は
多いんですよ!青梅街道沿いのファミマの裏に流れてる小川の近くとかにね。

投稿者 ぺトレリ : 2010年02月01日 13:44

>竹林さん

まあ! そうだったんですか!
きっと そのあたりで 足がかゆくなりました!
(ん どういう報告?)

>ナマモノの人さん

>立川通りって…エラく近いじゃないか!?

ドキ!!

じつは 視界のはしっこに「あ・・・ まだつづいとる・・・」
という認識があったのを告白いたします

きゅっきゅぽんの中には“とりあえず立川”という
キーワードがインプットされていたので 
その認識を なかったことにいたしました
こんど ぜひ 挑戦してみましょう!


>みずしらずさん

六甲山のハイキングコース!
そんな自然が近くにあって また満喫できて
すんばらしいですねえ!
きゅっきゅぽんも自然の中で育ちましたが
蝉取りなどにはいっさい行かず、 かわりに蝉の抜け殻
を弁当箱いっぱいにあつめて 気持ち悪がられたことはあります

>えったさん

>運動不足によっておこる血行が良くなって足がかゆくなる

きゅっきゅぽん 驚きました!
きっと そうでしょう!! 感覚的にそれが近いかもしれません

いやはや 運動不足とは
なんともハズカシイ理由でしたねえ
あ〜あ 知覚過敏のほうがきゅっきゅぽん的には
よかったのになあ・・・


>みゅうママさん

ウォーキング!
それはやぱり 健康によい 一番の運動でしょう!
しかも猫さんが ついてきてくれるなんて ・・・うらやましいです
きゅっきゅ父の コスギっぽんは 健康のために
ジョギングをしようかと言っていましたが 家の周りが
田んぼなので 「走るのが農道っちゅうのはサマにならんのお」
と言っておりました

>yukihahaさん

信号から先の道もいいですよねえ
本当に なんてすてきな通学路なんだ! と
思いながら通っています
きゅっきゅぽんは そのアスファルト側の
土のコースが好きです

>ここのこさん

「多摩湖自転車道」というのがあるんですね!
きゅっきゅはこの春 弟(白い河童)
から 自転車を かすめとろうと計画中なので
ぜひ 行ってみたいです!

>ペトレリさん

なんと! ヘビもすんでおられるんですか
今度は 足がかゆいんではなくて 痛いと感じたら
要注意ですね
でも今まで見かけなかったのが不思議なくらい
茂みは多いですねえ  でっかいカエルには遭遇しました!

投稿者 きゅっきゅぽん : 2010年02月02日 00:31

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