アイ・ドント!

ガラッと扉を開けると 学生の多くがなにやらむずかしげなテキストを開いて勉強をしている

英語のリスニングとは勉強するものだったのか!!
と 全くなにもやっていないどころか 昨日まですっかりテストのことを忘れていた
きゅっきゅぽんは その状況にいたくあせってしまったぞう

リスニングテスト・・・・

きゅっきゅぽんは リスニングが得意か不得意かと 問われると
まったくもってリスニングの才能無し!! と断言できるほど不得意である
しかも ものすんごく自信があってこれは絶対に正解だと思うものも
みごとに不正解であることが多いので いやんなっちゃうのである


いったいなぜなのだろうか


一つの理由として きゅっきゅぽんは聞くことに対して しばしば集中力が失われ
ポン と意識がどこかに飛んでいく瞬間があることが考えられる
これは これからなおさなければならない悪いクセである
リスニングは短い時間に集中力を濃縮還元フルに発揮しなければならないのだが
きゅっきゅぽんの 脳がこれをやろうとすると 

「集中だ集中だ集中集中集中・・・・Error」

と 急激な集中に対して とまどい機能が停止してしまうのである
普段の生活で「ごめんもっかい ゆって」 というセリフはこの状態に陥ったことを意味する


次に考えられるのは リスニングテストに登場する人々の話し方が なんとも
想像力をかきたてるような設定であることが考えられる


たとえば

メアリーがボブに電話をかけてきたという設定のリスニングで
メアリーが非常に大人の女性といった雰囲気の声で ボブになんやらかんやら言っている
ボブはそれに対して気さくな感じで返し、 問題は終了

ボブの電話での応答を説明する正しい文を選ぶという問いに 突然“Kumiko”という第三者の名前が
出てきていて(もちろんきゅっきゅが聞き逃している) 「クミコは気分が悪いから学校を休んだ」
「クミコは今 病気にかかった」 「クミコは長い旅に出ていて今はいない」 「クミコのことは知らない」
なんて 選択肢が並んでいたりすると きゅっきゅぽんは 間違いなくボブは
クミコのことが好きではない!とあらぬ想像を膨らませ はたまたメアリーとボブは現在進行形で懇意な
間柄になってきており メアリーとクミコの間には なにやら昼ドラ的な何かが あるのやもしれん!!

などと リスニングの短い時間に 美大生特有の スーパー想像力(または妄想力)でもって
無駄な場面展開を楽しもうとしてしまうのである 結局 その状況設定でもって
一番面白い展開になりそうな 「クミコなんて俺は知らないぜ」 にマルをつけたりするのであった 


こういうわけであるから きゅっきゅぽんはリスニングで高得点をとれたためしが
ないのである


先生は 「6割が合格です」 というので この科目無事に単位を修得できるか
非常に心配である  ミゼラボーなきゅっきゅぽんであった・・・

投稿者:kkp : 2010年01月24日 00:57

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コメント: アイ・ドント!

>美大生特有の スーパー想像力(または妄想力)

そうそう。スーパー想像力!これがなせるワザです、すべては。

>その状況設定でもって一番面白い展開になりそうな 「クミコなんて俺は知らないぜ」 にマルをつけたりするのであった 

そうくるかー!すごいなきゅっきゅぽん!
こちらの才能を駆使してこれからも創作活動に励んで下さいませ。

末筆ながらこちらの科目の単位を無事修得されますことを祈ってます。

投稿者 ここのこ : 2010年01月25日 10:46

>ここのこさん

ありがとうございます
修得できるように頑張ります!(お祈りを)

高校生では国語英語強化の特別コースだったんです・・・
3年間なにをやっていたんでしょう!
なにもやってなかったんですね・・・

投稿者 きゅっきゅぽん : 2010年01月26日 01:08

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