リアルな美大の日常を!
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2009年10月のアーカイブ
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ゲージツの秋
東京造形大学 秋のツアーコンサート終了
「秋といえば!?」
と聞かれて 反射的に「食・・・・・・」
と言ってしまうが ここはやっぱり 「ゲージツの秋やね!」と言おうではないか
やはり 美大生としては どうにかしてゲージツと関わっていたいものである
しかし 今回はアートではなく
クラスイッーーーク!
オーケストラを聴く方も弾く方も 音楽にはいろんなイメージをのせて楽しむことができる
人それぞれに違った楽しみ方がある きゅっきゅぽんは 腕のいいオーケストラの演奏を聴くとたちどころに眠くなってしまい 意識が遠のく中で聞こえる美しい旋律・・・・・なーんてのが好きなのであるが それをやると 大抵チケット代を払ったゴジラが 腕をむんずとつねってきたりするから落ち着かない
最初から最後まで 目をみはってきかなくてもよいのである
きゅっきゅぽんが演奏する時は 演奏する曲にイメージをつけてみる
そうすると なんだか 面白いのである 気持ちとしては 絵をかいたり 役を演じたり
するときの気持ちと似ている
今ゴビカンが取り組んでいる曲にもきゅっきゅは イメージをつけてみる
・泥棒かささぎ ジョアキーノ・アントーニオ・ロッシーニ
・アンダンテ・フェスティーボ ジャン・シベリウス
・スラヴ行進曲 ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
・交響曲第2番 ニ長調 作品43 ジャン・シベリウス
きゅっきゅぽんが一番 「くーっ かちょよろしい!」
と手をたたきたくなってしまうのが チャイコフスキーのスラヴ行進曲である
ロシア軍とトルコ軍の戦いを表現した曲だけに 力強くて盛大でもの悲しい いかにも
脳内で ぽんきゅっきゅ軍団が走り回りそうな曲なのである
その カッチョイイイメージに きゅっきゅはひとり納得する
しかし!
きゅっきゅぽんが イメージにどうも手こずっている曲が
大曲 かつ 難曲でもある シベリウスの2番 通称“シベ2”であった
雄大な曲である
第四楽章に至っては 船が大海原にこぎ出したかのようである
しかし・・・・・・・
きゅっきゅぽん 自分が弾いているときイメージすると出てくるのは 大海原へこぎ出すのは船ではなかった
なんというか・・・・ こう・・・ 船ではなく・・・・・
桃なのである きゅっきゅぽんの場合イメージするとでてくるのは船ではなく
大海原へこぎ出す 桃なのであった
それはもう ドンブラコッコー ドンブラコッコーとおおらかな波に包まれて
しずみゆく夕日にはえる桃!! そう あの「ジャイアント・ピーチ」のように大きな桃が脳内を
駆けめぐるのである
いかん!! イメージがかっちょわるいぞう!!
しかし もう止められない桃のイメージはきゅっきゅの中でどんどん大きくなり
しまいには 曲のワンフレーズが
♪もーもーもーもーもももももももも ときこえるまでになってしまった
やっぱり
きゅっきゅぽんの秋は食欲だぞう・・・・
秋のもも・・・じゃない ツアーコンサート
11月2日はタマビ(15:30~17:30) 3日にはムサビ(12:30~14:00 7-401)にやってきます
頑張るぞう
○○○○○○○○○○○○○○○○○キュー通信○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
明日から 芸祭 こちらも頑張るぞう!
日本画お嬢さん軍団
フワフワざます
「いいですか! この課題は16日提出ですからね!!」
と 先生はいつもの鼻息5倍くらいで 学生に呼びかける
学生たちは 「16日だなっ」
と 冷静に話は聞いているのではあるが 心のどこかが フワフワしているようである
きゅっきゅぽんも なんだかよく分からないが フワフワしている
なんというかこう 学内全体に 「地に足がつきませんよん」といった 空気が漂ってはいないか
ただでさえ 地に足がついていないであろう大学生(特に1年生) がさらにこんな状態に
陥っているのであるから これは 新型インフルエンザよりタチがわるい
かくいうきゅっきゅも フワフワで 足に五円玉のおもりでもつけとかないと 風船のように
飛んでいってしまうかもしれない
まあ その原因は 何だか分かっていて
本日より その準備期間に入ったわけである
日本画科の1年生は 展示と一丁目にお店を出す計画を立てている
その準備を本日より行う1年生であったが
「テントたてるよ!」 テキパキテキパキ
「パネル運んで!」 テキパキテキパキ
「その他いろいろ!」テキパキテキパキ
いやあ みんなのチームワークのすばらしさと有能さに あっという間に仕事が終わるのである
きゅっきゅぽんはというと とりあえず みんなの動きに合わせて あたふたしていたのであるが
だいたいきゅっきゅの前あたりで「あ、もう終わったからここはいいよ」ということになるので
とりあえず 土嚢の土を採取しにグラウンドへいって 雨が降ってコチコチになった地面を
ホジホジしたりしていた
そんな 日本画学科1年生が出店するお店の名前はズバリ
“日本画油座”
揚げ餅やら 揚げ物を中心としたメニューになるので 油座なのであるが
もはや 日本画科主催なのか 油絵科が関与しているのか分からないネーミングである
しかし こうやって みんなであーだこーだいいながら
普段と違ったことをやるのは すんごく楽しい
こういうところから 地に足がつかないオーラは派生してくるのである
高校時代 きゅっきゅが経験した文化祭といえば 「ものすんごく知的なものであるべきざます!
ゴミもいっさい出してはいけないざます! お化け屋敷なんてやろうもんなら
来年の文化祭はなくなるざます! 勉強合宿に行くざます!」 的方針のもと
計画される文化祭であったざますので その対局の位置にありそうな ムサビの
芸術祭に きゅっきゅはフワフワなのである
と 真っ平らに整備された キレイなグラウンドを醜くほじくりかえしてしまったが
他の方々も フワフワ菌におかされて気づかないことをきゅっきゅは密かに祈っている・・・・・
ひとつ終了そして始まり
金曜日 ビリーさん最後のポーズであった
きゅっきゅぽんも なんとか慣れない油絵の具をコネコネして描き上げた
ビリーさんを取り囲むアトリエの雰囲気がなんともあたたかい
ビリーさんと仲良く話す方々も増え なごやかなのである
きゅっきゅぽんは 絵にアトリエの雰囲気を入れてみたいと思った
ビリーさんはよく歌を歌う
ピピピとタイマーが休憩を知らせるたびに
「泣キタクテー! 笑イタクテー! ホントーノジブン!! ナナーナーナナナナ・・・・」
と歌い出すものだから アトリエは非常に賑やかである
しかし ビリーさんは 毎回そのフレーズのみを復唱するもんで
きゅっきゅぽんの頭の中をずうっと「ホントーノジブン!!」というフレーズが
ぐるぐる回り続け「ホントーのジブンって何?」的状態になり あやうく
アイデンティティー崩壊に陥るところであった
しかし そのフレーズは みんなと別れる最終日になると
「泣きたくて 笑いたくて」の部分が 「泣キタクテー! 泣キタクテー!」
に変わり 全面的に泣いてばかりの内容になっていたのであった
最終日には様々な歌が飛び出した
『酒と泪と男と女』だと思われる旋律を歌い
「泣イテー! 泣イテー! ヒトリー! 泣イテー!!」
と これまた 全面的に泣きまくっている歌詞をチョイスして 歌うビリーさんであった
そんな中 ビリーさんが歌った曲の中できゅっきゅぽんが
忘れられない一曲がある
「ミーンナー オーナージー! 生キテイルカーラー♪・・・・
コノ曲 ダーイスキ CMデモナガレテルデショウ」
この曲はきゅっきゅぽんも知っているぞう
「ミーンーナー オーナージー 生キテイルカーラー!
ひとりーに ひとつづツ 大切ナー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ キムチ」
キムチはおいしいが 一人にひとつづつは ちとつらい
一家族に一つくらいが ちょうどいいと思うきゅっきゅぽんであった・・・
ビリーさん 3週間ありがとうございました!
○○○○○○○○○○○○○キュー通信○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
きゅっきゅ所属
東京五美術大学管弦楽団(通称ゴビカン) 秋のツアーコンサート始まる!
24日に女子美祭で 演奏させていただいたぞう
10月29日(木) 東京造形大学に出没!
頑張るぞう
奥深き生物ゼミレポート
今回の生物ゼミはすんごい!!
きゅっきゅぽん 前回は太鼓の達人の達人を目撃したが
今回は なんと 折り紙の達人いやいや 折り紙の神 まつもとかずやさんという方が
ゼミにきてくだすったのである!
まつもとさんは 一言で言うなら 「折り紙の神様」である
きゅっきゅは このお方のすごさを説明することは出来ないし
きっと スゴさの一部しか 知らないと思われる ゆえに まつもとさんの作品が紹介されている
サイトを教えていただいたので こちらをご覧ください
(t-usuda world Galleiyより)
まつもとさんは 生き物を折り紙で表現されておられるが まつもとさんの作品のスゴイ点の一つに
とことん 生き物の持つ形態の特徴を再現する という点がある
骨格から意識していて 妥協を許さない
それを 折り紙で折るなんて なんちゅうことを! きゅっきゅぽんは 興奮して鼻息が荒くなり
目の前に用意した折り紙が吹き飛びそうになる
そう 今回は そんな まつもとさんから折り紙を教えていただいたのである
教えていただいたのはコレ!
ティランノサウルス
きゅっきゅぽん制作
これは 初心者向けの簡易版をさらに簡単にしたものらしいがこれだけでも30行程はある
しかも 簡易版でも ちゃあんとティランノサウルスの形態の特徴を完璧に再現しているから
びっくりなのである
友人のと一緒に 信号サウルス
そして これは まつもとさんが何気なーく折ったプテラノドン
リアル・・・・・
今回 なんとこのプテラノドンも教えてくれるということになり きゅっきゅの鼻息は暴風警報発令であった
さっと折り紙を取り出して 折ったモノがプテラノドン・・・・・ なんとステキなことであろうか
千羽鶴ではなく 千羽プテラノドンも夢ではないではないか!!
まつもとさんに丁寧に教えていただき 折りました
きゅっきゅぽん制作
わあっ
うれしい!!! 今までブタ鶴しか折れずに いつも千羽鶴制作の足手まといになっていたきゅっきゅが プテラノドンを折ったぞう!! まつもとさん ありがとうございました!
しかし・・・・・
きゅっきゅぽんは 忘れないようにと すぐに2匹目の制作にとりかかったのであるが
どういうわけであろうか
猫背でシッポが生えてしまった・・・・・(左下茶色)
どどど どこで間違えたのかなあ そのマヌケなフォルムは野良猫きゅっきゅぽんを連想させる
ううう! いかん! 気をとりなおしてもう一度折ってみよう
こんどは 慎重に・・
!!!??? (左 黒)
まつもとさん ごめんなさい・・・
せっかく教えていただいたのに もう一生プテラノドンは折れないでしょう・・・・
うううう
奥深き 折り紙の世界
そんな世界をちょこっと体験できただけでも きゅっきゅぽんはうれしい
最後に記念撮影
もう 左下のは死んでいるぞう・・・・・・
きゅっきゅぽんのキニナルシリーズ
買い物帰り きゅっきゅがぼちぼち歩いていると
どこからともなく 軽快なリズムが聞こえてくる
どこかでお祭りでもやっとんのかいのう・・・
と ぼちぼち とあるゲームセンターの前を通過しようとしたその瞬間
きゅっきゅは 驚いて持っていた タマゴやらナスやらハンガーやらをぶちまけそうになった
きゅっきゅぽんは 初めてである
太鼓の達人の達人に遭遇したのは!!
太鼓の達人とは おなじみ 太鼓をたたいて遊ぶゲームのことであるが
達人と遭遇することはあまりない
なんと きゅっきゅぽんが 見た達人は 推定13歳の少年であった
画面に登場する目にもとまらぬスピードで流れてくる赤と青のマークを
これまた目にもとまらぬスピードで一度も打ち逃すことなく パカパカと打ちこなして
道行く人々が 足を止める
その少年の風貌はメガネに半ズボンにソックス「今日も塾帰りだぜ・・・・」とでも言いたげな雰囲気であった
彼は 中学受験を終えた 私立中学の1年生なのではないか・・・ときゅっきゅは想像した
小学校のころから 教育ママゴンに塾に通わされ 有名私立中学に入学して ようやっと
受験から解放されたぜえい ・・・と思っていたら もう両親は大学受験の話をしている・・・
くっそう! やってられっかーい! 俺は俺の道をゆくぜえい
ドコドコドコドコ!!!!
・・・・・ なあんて ストーリーを勝手に想像して きゅっきゅはその後ろ姿に
「キミの道を突き進め!」と 非常に勝手な応援をしていたのであった
彼は 何曲もこなし 画面のキャラクターが「せいせきはっぴょおーう!」
と 言うたびに 太鼓にもたれかかり 「ふっ やってられっかよ・・・」
というような やや なげやりなポーズをとった後 満点であるのを当たり前のように
確認して 「おに」と呼ばれる 難曲に挑み始めた
連打の所は 上体をナナメにして バラバラバラバラッ と 機関銃のような音を出して
観客を 圧倒する
きゅっきゅぽんは 私立中学の達人の一部始終を 後ろに立って全部見てしまった
本当に 彼のバチさばきはすばらしく 見ていて心地よいほどであったのだ
プレイを終えた彼は 足早にその場を立ち去る
きゅっきゅは こっそり 後をつけた・・・・(何をやっとる)
スーパーの袋がチャリチャリいわぬよう注意する
彼は 角を曲がったところで しゃがんで何かを袋にしまった
きゅっきゅは 通りすぎるフリをしてこっそり見やる
彼は バチをしまった
つまり 彼は MYバチを持参していたようである
しかも 彼がバチをしまったその袋の中には 大量のバチが入っていた・・・・
きゅっきゅぽんは 彼の私立中学説を 撤回したのであった・・・・
それはまだ完成していない
ついに きゅっきゅぽんが ツナギデビューを果たす!!
いやあ じつは きゅっきゅは以前から ツナギに憧れていたのである
受験の時も 日本画であったため 油絵科 彫刻科のように
どっしゃー わっしゃー 的な派手なアクションを起こさず しずしずと
作業をしていたため エプロンで足りていたのである
しかし! えらく年期の入った ツナギを着てエミュウのパンを
もそもそとほおばりながら校内を 闊歩している学生を見て きゅっきゅはいつも
「あれこそ イワユル美大生スタイルだぞっ」 と 憧れのマナザシ光線を発していたのである
そして ついにきゅっきゅは 油絵の授業になったのをきっかけに ツナギ派に
転向したのであった
ぱりっ
きゅっきゅは その時思った
きゅっきゅの 美大生スタイルはまだ 完成されていない・・・・・
何故・・・・
そう ツナギがピカピカなのである
ぱりっと 折り目までまっすぐなツナギを着たきゅっきゅは どこかの国の
工作員のようにも見える
そう! 真の美大生スタイルを追求するならば ツナギに 数々の
格闘の跡があってこそ カッコイイのである
それは 絵の具やら染みやら 穴やら 血やら 汗やら涙やら鼻水やら その他キタナイ
ものたちがおりなす 年期のハーモニーである
しかも それらをなんとか落とそうと なんども洗濯したが
落ちきれず その上にまた ヨゴレが重なっていって んもう煮染めたような状態であると
さらによい
そんな ツナギを着用した方を受験の時に黙劇し
きゅっきゅは 非常にびびったものである
さあ きゅっきゅのこの工作員スタイルがどういう 色に染まっていくのであろうか
とりあえず 手始めに あひる池周辺のほこりっぽいところで
昼寝でもしてみようかしらん と 思うきゅっきゅであった
鷹の台シロクジチュウ
まったくもって あの鷹の台駅周辺というのはこまりもんである
パンやさんにケーキやさんにお弁当やさん
そこら辺のお店から 帰宅中の学生にむかって
「うまいぞうまいぞうまいぞうまいぞホレホレホレホレホレホレホレホレエエエ!!」
とでもいわんばかりの ニオイとビジュアル攻撃を仕掛けてくるモノであるから
実にこまりもんである
しかし きゅっきゅぽんは不屈の精神の持ち主であるため それらの攻撃に対しては
口を「へ」の字に結んで堪え忍んでいた
んが! そんなきゅっきゅぽんでさえ ついついチラ見作戦にでてしまうものがあった
「しろいたいやき」
もう 気になって気になってきゅっきゅは行きと帰りとであわせて26回くらいはチラ見していたと思う
その日きゅっきゅは 午後の授業を終え おなかがキュー状態でフラフラと一人帰宅中であった
今日も 元気に白いたいやきは営業中である
しかし! だめだだめだ 誘惑に負けては! きゅっきゅは不屈!
な なんじゃ! しろいたいやきなんて! 邪道もいいとこじゃあっ! 通過するぞう
通過するぞう・・・・ 通過・・・
ごめんくださーい
きゅっきゅぽんと意志に反して きゅっきゅ脳内の 悪党ぽんきゅっきゅ軍団が一斉に
「GO!」ボタンを押してしまったらしいのである
店内は 酒屋なのか 酒瓶がたくさん並んでおり酒瓶の陰から おじさんが一人
ぬっと顔をだして 「はあい」と答えた
悪党ぽんきゅっきゅ軍団は きゅっきゅに
しろいたいやきのクリームチーズ なる 邪道に邪道を重ねた一品を注文させる
あああ なんて白さよ!
タピオカ粉を使用しているらしく たいやきにあるまじき弾力を実現
うにょ~~~~おん
うま・・・・・・い・・・・・・・
悪党ぽんきゅっきゅ軍団は満足したのか 甘党ぽんきゅっきゅ軍団に改名し
きゅっきゅの脳内の奥深くへと 帰って行ったのであった
☆鷹の台へおこしの際はよってみる価値ありである
おいしいが 1尾でとてもおなかいっぱいになる
おにぎり2個食べたくらい おなかいっぱいになる
秋のとびら
ふっと あの香りが鼻をくすぐると どことなく懐かしいような わびしいような
気持ちになる
それと 同時にきゅっきゅの場合 ちょっと どきっとしてしまう
その 香りの正体がキンモクセイであると知ったのは 中学生になってからである
じつは きゅっきゅぽんは小学生まであの甘い香りの正体を勘違いしていたのであった
この香りがどこからともなく流れてくる季節には また どこからともなく 子どもたちの
歓声が聞こえてくる
そう 運動会の季節
おさないきゅっきゅは なぜ運動会の練習をはじめるときまってこの香りがするんだろう・・・
と不思議に思っていたものである
その時 きゅっきゅぽんの脳内電球がぴかぴかーんと点滅して ひらめいたのである!
「この香りの正体は運動場に引いてある白線の香りだっ!」
だから 運動会の季節になるとこうやって各地で使われている白線の粉がニオイだすのだっ!
と あらぬ勘違いをしてしまったのであった
そんな折 きゅっきゅぽんが白線の上に体操座りしていると 友達が
「あ! きゅっきゅちゃん! それは踏んだらいけんばい!!
その白線の粉は ムカデとか あとなんかいっぱいムシを使って作っちょう粉なんばーい!!!」
と これまた あらぬ情報をきゅっきゅぽんに吹き込んだだめ きゅっきゅは おどろいて
座ったまま上に30㌢飛び上がり シリについた粉を大あわてでパタパタとはらったものである
以来 きゅっきゅは あの甘い香りが漂ってくると 「ここここれは ムカデとか あとなんかいっぱい
ムシのニオイでもあるんだ! あまり嗅いではいかん! 鼻を塞いでおこう!むごご」
と 秋になるたびに 不審な行動をとる児童であった
中学生になって初めてキンモクセイの名前を知ったとき 「キンモくせいなんて
なんだかくさそう」とは 思ったが あの香りの正体が花であったことに とりあえず安心したものである
しかし 幼い頃の刷り込みとはおそろしいもので きゅっきゅぽんは 未だに
あの香りが漂ってくると すこうし どきっとしてしまうのである
本日は女子日和
高校の同級生が きゅっきゅ城へやってきた
彼女は 福岡の大学に通っているのであるが このたび宝塚の東京公演を見るために
東京に2泊3日滞在するのである
ということで 同じく同級生で頭のキレるハナちゃんと 日曜日はどこかへ行きましょう
ということになった
「サナエちゃんはどっか行きたいところある?」
「H&Mに行きたい」
きゅ 「そりゃあどこにあるんね?」
「原宿」
きゅ 「ハ・・・・ハラズク・・・」
きゅっきゅぽんのセリフに「・・・・・・・・・」が多くなる
なぜなら きゅっきゅぽんは大学生になってから 一度も原宿やら渋谷に進出していないのである!
受験の時に 東京観光としてちらっと行ってみたくらいである(きゅっきゅの場合 受験=東京観光)
そうである! きゅっきゅぽんもたまには そういう若人の集う街でキャピキャピしてもいいのでは
ないだろうか
いつもいつも吉祥寺のユザワヤあたりでキャピキャピしていては せっかくの東京暮らしがもったいない
そういえば 以前 ごじらっぽん(きゅっきゅ母)が きゅっきゅ城を襲撃しに来たときに
いち早く オープンしたての「FOREVER 21」に行っている
トゥウェンティーワンの娘より先にフィフティーワンの母親が「FOREVER 21」を征するとはなんたること!
こりゃあ一大事! 日曜日はずえったいにトゥウェンティーワンを征しにいかねばっ
そして 3人は 原宿でキャピキャピ大作戦を決行したのであった
問題のトゥウェンティーワン前
うっひょー! ひとよひとよにヒトミゴロ・・・・
さすが 頭のキレるハナちゃんは どこへ行くにも道を知っていてきゅっきゅはその後を
すたすたとついて行くしかないのであった
結局 人の波にのまれに行ったようなもんであるが やはり同級生は懐かしくて楽しい
高校の時からまた雰囲気も変わって なんだかみんなオサレだな・・・・と思った
サナエちゃんも存分に東京を楽しんだようである
帰り際 ハナちゃんが 「きゅっきゅぽんに渡したいモノがあるんだけど」
と言って ANNA SUI のバラがたくさん描かれた可愛らしい紙袋をくれた
さすが オサレなハナちゃん! こんなところまでオサレだあっ
中には 白杵煎餅とうどんが入っていた
「昨日 送ってきたから・・・・」
これが イマドキの女子であった
一ヶ月分盗まれるの巻
以前 某さんの日記で “時間泥棒”が存在するんじゃないかと 書いてあったのが
印象的であった
まさに きゅっきゅぽんにも どうやら時間泥棒は接近していたようである
きゅっきゅぽんは 大学生になる前にけっこう 大学生になったら・・・・
といことを よく考えていた
多くの先輩が「あっというまだよ!」 と言っているから あっというまなんだろうと予測していた
いやはや ついこの前まで一緒に学食でA定食を食べていた高校の同級生たちは もう大学3年生で
「リクルートスーツ買っちゃったよーん」なあんて言っているのだから そりゃあ あっという間ということは予想しなくても 明らかであった
だから きゅっきゅは このムサビ日記で なんとかこのあっという間の貴重な大学生の日々を記録したいと思っている
んがしかし!! それでも きゅっきゅの感じている時間軸と実際の月日の流れがこんなにも差があろうとは これは想定の範囲外であった!
そういう 実感は日常のほんのささいなことで明らかになったりするものである
きゅっきゅのお手軽自炊レシピに「鮭のホイル焼き」がある
鮭とキノコとレモンとバターをホイルに放り込んでフライパンにのせる
5分焼いて完成 洗い物もなくって非常に簡単 そして実にうまい
時間が無いときはいつもこれでキマリである
まあ この日も 楽をしようと思って せっせとキノコをホイルに放り込んでいた
バターの賞味期限を確かめる 「09・・0910・・ 今日までじゃ! よかったよかったホイホイっ」
バターも入れて じぶじぶ焼く
この時点で全然「よかったよかったホイホイ」ではないことはお分かりだと思われるが
きゅっきゅぽんは 全く気がつかなかった 本気でまだ9月だと思っていたのである
「よくないぞうっ まったくもってよくないぞうっっ!!!」
きゅっきゅぽんは 約30秒後 その事実に気がついた!
そういえば心なしか バターが 半透明だったような気がしないでもないかもしれなくもなかったぞう!!
しかし 30秒という時間は残酷であった
ホイルの中から ずくずくずくずくずくずくずく・・・・・という誰が聞いても「味 しみてまっせ」と聞こえるであろう音がする
ああ 哀れ・・・ ホイル焼きの運命よ・・・・・
一人がだめだと みんな道連れではないか!!!
きゅっきゅは なすすべもなく ただただホイル内にバターが染み渡る音を聞くしかないのであった
きゅっきゅは ホイル焼きをおいしくいただいた
「消費期限ではないから大丈夫!」の考えのもと こうして日々逞しくなるお嬢さんである
ううう くっそう
なにもかも時間泥棒がきゅっきゅ内の時間感覚を狂わせているせいである
時間泥棒・・・・
口ヒゲの男が唐草ふろしきに時計をつつんで逃げていくというなんとも古典的なイメージがわいてしまうきゅっきゅであった・・・・
フーン!
きゅっきゅぽん このたびの台風により負傷しました
朝 友人の「今日学校ないよねえ!」メールで目を覚ます
外は 大雨で景色をトレペ越しに見ているかのようである
きゅっきゅは とりあえず 警報を調べ とりあえず強風だけなので学校はあるらしいと認識し
とりあえず顔を洗って 着席した
じっとだまっていると 外のゴウゴウがすさまじいことが分かる
「どさくさにまぎれて やすんじゃおっかなあ!」
なあんて 考えはこれっぽっちも起こらないハズはなかった
なんだか 普段と違う雰囲気に どこか心がわくわくしている
しかし! 今きゅっきゅは 人物を描いている そう あのビリーさんである
もし 彼がいつもどおり来ているにもかかわらず だーれも描きにこなかったら彼はいったいどうなってしまうのであろう! 静かにしているだけでも「ミナサンハナシマショ!」 と言うくらい人なつこい彼のことである もし だれもいないのに一人 台の上でポーズをとって 「ワタシノキモチ ダレニモワカラナイ・・・」 なーんて言ってさめざめと泣いていたりしたらどうしよう!
きゅっきゅぽんは 「ミナサンヤスミマショ!」 と言いたいところをぐっとこらえ 学校に向かった
アトリエに来てみると 学生が数人
ビリーさんは こられていなかった・・・・・
きゅっきゅは 安心したようながっかりしたような 複雑な気持ちで席についた
まわりのみなさんも手持ちぶさたに 落書きしたり本を読んだりしている
きゅっきゅは ぼーっとしていたのであるが 1時間たってもその状況に変化がないため手持ちぶさたになってきた
「楽譜の製本でもしよう・・・・」
ゴビカンでの曲の楽譜は きゅっきゅがキレイに製本していないため ヘレヘレになっている
よし この機会にいっちょバシっとしたもんを作ろうかいのお と思ったのである
台風でも 世界堂は元気に営業中である
イラストボードを買って 店内を出た 次の瞬間!
猛烈な勢いの 風が吹き きゅっきゅは・・・・・・・・・・・・・・・・・!
飛ばなかった
きゅっきゅはそんなに軽くはない
しかし 抱えていたイラストボードが危うく風にとられそうになったのである
きゅっきゅは 恐ろしくなって すぐさま12号館へ避難しようと走っ・・・
たつもりで 地面に べちゃーっと転倒してしまったのである
ズルっ でもなく ズコっ でもなく 擬音はまさに 「べちゃあー」であった
みごとな こけっぷり おなかからアゴ先まで 順々に地面についた
ひざと手をすりむいてきゅっきゅは 負傷した
きゃっ 見られた・・・・!!
はずかしい!!! こんな醜態をっ
「いやあー 今の風はつよかったなあー」と言いたげな表情をうかべてきゅっきゅはその場を走り去った
きゅっきゅぽんは このケガを あくまで「風にあおられてコケた」 ということにしている
自業自得であるが自業自得ではないのっっ
台風は特別枠なのである
さほど痛くはないのであるが 帰る途中 風によって目にゴミが入りまくって
涙をぼろぼろながしながら歩く
なんだかばかみたいだぞう・・・ と思うきゅっきゅぽんであった
Billy's “Nude” Camp!!
選択必修科目 後半戦である
倍率の高い工デ系科目に果敢に挑戦し みごとに全て落選し
同じファインである 油絵に落ち着いたきゅっきゅぽんである
油絵にも様々なコースが展開されているのであるが きゅっきゅぽんが選んだのは
人体コース 人“体”であるから そう ヌードである
まあ ここだけの話であるが きゅっきゅぽんは ヌード好きである
あ! いやいや ちょっとこれでは語弊があるなあ “人体を描くことがスキ”である
なんといっても モデルさんが台にたった時のあの臨場感よ! また、つい「おおお」と声に出してしまいそうなその感動で描くといいものが出来たりするからスキである
さあ 今回はどんな方がこられるんやろう? わくわくわくわく
ガチャッ
「こんにち・・・・」
「ハア~~イ!! ミナサン ヨロシクネ!!!!」
なんと! そこに現れたのは!!
肌が褐色でホリが深くて筋骨隆々なブラジル人男性の方であった!!
油絵学科の方はきっとご存じだと思われる
彼はなんとブラジル人ダンサー その名もビリーさんである!!
動揺する学生たちの中で さらに動揺して汗が噴き出しているきゅっきゅぽん
「男性モデルだったとは!!!!(しかもブラジル人ダンサー)」
きゅっきゅは 女性モデルしか描いたことがなかったので これは美大の学生といえども非常事態である
どどどどどどどどどどどうすれば!!
べつに どうもこうもないのであるが きゅっきゅは非常に動揺していた
それに対してビリーさんはとてもフレンドリーで陽気な方である
ちゃっちゃと服を脱ぎ捨て 腰巻き一つになって台に立った
すらっとしなやかな褐色の体に 民族衣装のような 牙のネックレスをかけて ものすんごいオーラを放っていた そして陽気に 「オチャじゃなくテ コーヒーに砂糖とミルクたっぷりいれたのオネガイネ!」と叫ぶ
きゅっきゅも なんとか 自分の席を確保するが ドキドキはおさまらない
そして 始まりのタイマーがなった
「オネガイシマ~ス!! ミナサン 声出してイキマショーネ!!」
ビリーさんはそういって 腰巻きをファサー! ととって ダンサーのポーズになった
「おおおおおおお!」 その堂々たる姿にきゅっきゅは 感動してしまった
カッコイイのである まるで彫刻のようなのだ
またまたこういっては語弊があるかもしれないが ビリーさんのヌードは一度見たら忘れられないだろう
と思う
終わりのタイマーが鳴ると ビリーさん は なんだかしょぼんとした顔で
「ナンデ ミナサンお話ししないノ? モット モット コミュニケーションシマショ!」といって
なんと 裸のまま ダンスを踊り始めたのである!!
「ナンデ音楽かけないのデスカ? ミューズィック! ジャパニーズトラディッショナルミュウズィク!
エンカ! ダイスキデース!」
そういって とてもエンカのノリではない動きで踊り始めたビリーさんの オーラに
みんなは圧倒されっぱなしであった!
15号キャンバスを渡されたが ビリーさんを描くには とても小さすぎると感じたきゅっきゅぽんである・・・
キャー
科博に行こう
生物ゼミ やってきたのは
国立科学博物館!
本日は 学校を飛び出しての伊藤先生の課外ゼミ
生物の分類の勉強及び骨めぐり及び骨話とインカコーラとサボテンジュースの試飲であった!
きゅっきゅぽん 常設展示を こんなにまわったのは初めてである
すごいっ 科博がこんなところだったなんて知らなかったぞうっ
んもう ビジュアルに徹底していて 次から次へと登場する
展示物に いちいち「どひゃ!」とおどろいてしまう
こーんな方(蝋人形)や
こおんな方
こっ こんなお方に
笑顔のこんなお方(キアンコウ アンコウ目アンコウ科)
など きゅっきゅでなくともびびりんちょな 個性豊かな方々が勢揃いである
こおんな生き物たちを目の前にして 直接話が聞けるのだから 生物ゼミはすごい
生物って一口に言っても 生きている場所や時代が違うのだから ものすごい種類の生き物がいるはず
なのであるが 伊藤先生は どんなことにも詳しい 広く深く くわしい
それは “先生だから”の域を超えていて どことなく「ただもんじゃないぞう」感がにじみ出ている
(それもきっと 感 ではない)
きゅっきゅは ネアンデルタール人の骨格よりも
伊藤先生の脳内の“ただもんじゃない菌”をひょいと取り出して見てみたい気もする
生き物の分類コーナーには はたまた気の遠くなるような生き物がたくさん
ヒトって いったいなんなの! と思ってしまう
きゅっきゅは ゼミで生き物の名前や分類を覚えるのもいいと思うが
なんだかこう 漠然とした生き物に対する意識が生まれることがいいと思う
例えば 人物を描いているときに 「ここにはコウイウ骨があって筋肉がついていて・・・」
だけではなく 「なんかよくわかんないけど 意味あってこういうカタチをしてるんだなあ・・・」
と感じることで なんだか今までとちょこっと見方が変わる気がする
「これが 二枚貝の分類だなんて 俺はゼッタイみとめねえっ」
と 伊藤先生に言われ 「すんまそん」 と言うエントツガイ(白くて長いの)
いやあ 科博って面白い!
それは そうと きゅっきゅは ちょっと困っている
授業で 「爬虫類」 と漢字でノートに書きたかったのであるが これがなかなか
うまく書けない
バランスといい とくに 爬虫類の 「爬」の字が ムズカシイ
きゅっきゅぽん
よく確かめないで 書いて あとでノートを見て気がついた
・・・・・・・・ なんか色気がある気がするぞうこの字には・・・・
誰かが「美大生らしいマチガイだねっ」ときさくに言ってくれたら助かるなあ!(助からない)
本日はよござんす
本日は きゅっきゅが選択受講していた“絵本表現”のプレゼンテーションであった
この一ヶ月 紙をきりきざみ続け 制作してきたわけであるが
前日の夜中になっても まだ表紙や文字が完成しておらず
「きゅっきゅのピーンチ再び!!」 な状況であった
大急ぎで製本したため いざ学校についてから 見てみると
ページとページがへばりついて ひっぺがすと 必死でつくった紙のパーツも一緒にぺりぺりーっとくっついてきたりして 「うっひょーーー!」
んもう「きゅっきゅのピンチマックス!!」的状態に陥ってしまったのであった
しかし きゅっきゅの作品からは そんな “苦労したんですよう”感がにじみ出ている
まあ 親バカ・・・じゃないや 制作者バカ というか 自分の作品がかわいく見えて客観視できない
のは つくり手の永遠の悩みではあるが それを抜きにしても である
きゅっきゅの作品はよく言えば 味わいがある 悪く言えば 汚いのである
きゅっきゅは 製本の際 なにかいろいろとカンチガイしていたらしく
ツジツマがあわないところが出てきて なんどもやり直した
しかし 支持体が紙であるだけに やり直した分 しわがよったりしていて なんとも非常に
見栄えが悪い 紙が細く切れて はしっこから ピヨヨンと出ていたりする
まあ これでいっぱいいっぱいだったんだ・・・ と言い聞かせ プレゼンにのぞむ
んが!しかし!
他の方のプレゼンを見てきゅっきゅは あることに気がついた・・・
「?あれ・・・ みなさん本文が始まる前に1ページある・・・・」
きゅっきゅの作品は 表紙をめくった瞬間 唐突に物語が始まっている
つまり 製本を間違って やり直しにやり直しを重ねた結果 やっぱり間違っていたのである
「だあーーーーー やらかしちまったぜい!!!」
きゅっきゅは 表面上は優雅に振る舞っていたが その内側では
焦りに満ちたたくさんのきゅっきゅが走り回って あたふたしていた
確かラフの段階でも 先生からのコメントは「シュ・・シュールな物語ですね」
の一言だったし もしかしたら今回きゅっきゅは 全てにおいてやらかしてしまったのでは!
と不安になったところで
「次ー 日本画のきゅっきゅぽんさん」
しょぼしょぼと前に出て 声に出して本文を読んでいく
本来なら読み終わった時点で ラフとの違いや工夫点などを述べるのであるが
きゅっきゅはそれを忘れてしまい さっさと「これでおしまいです」 と言ってしまった
やらかした・・・
一瞬 先生は「へ?」という顔をなさったが すぐに講評をしてくださった
しかしなんと 意外にも 高評価であったのだ (間違いは別として)
あじわいと受け取ってくださったのだろうか・・・・
休み時間 きゅっきゅが片付けをしていると 他学科の女の子がきゅっきゅに話しかけてくださって
一言
「あの・・・きゅっきゅさんの 私好きです・・・!」
と言ってくださったのだ!!
きゅっきゅは 心がほわっとなって うれしさがこみ上げてきた
正直 不安であったのであるが このように評価してくださる方がいて 本当にありがたかった
ということで 今日一日 きゅっきゅはなにがあろうとハッピーなのであった
ああ よかったなあ ほっとしたなあ
と 日記を書いている 彼女の後ろの光景は筆舌につくしがたい
以前作った キリキザミコーナーはどんどん領地を広げ ついには 城の全てが切りかすの海となった
片付けのことを考えると 誰もが気を失いそうである 彼女はそれに背を向けて日記を書く
そして よかったことだけを反芻して マヌケな笑みをたたえている 決して後ろを振り向こうとはしない