リアルな美大の日常を!
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あなたを助けたいのよう
人工呼吸や心臓マッサージなどで 危機的状態から人を救うことが出来たらどんなにすばらしいことであろう たとえ救えなかったとしても それを行ったという事実はとても輝かしいことである
きゅっきゅぽんもそう思う 非常に思う
んが しかし!!
きゅっきゅぽん 応急救護訓練というものはどうも苦手である
人形を使ったこの訓練 経験された方も多いのではないだろうか
この 中途半端にリアルな人形の存在もきゅっきゅはどうも苦手である
まぶしいくらいのオレンジのコスチュームを着せられた人形は全部で3体
髪型から予想するに彼らは男性である(以後ジャミー君と呼ぶ)
西日のさす 角部屋で彼らジャミー3兄弟はその日も元気に死にそうな様子であった
きゅっきゅぽんを入れ8名が 今回の教習生である
まずは 一人ひとり このジャミー君に向かって「大丈夫ですかあー!」と叫ぶ訓練である
しかしここで きゅっきゅぽんの自意識のムシがもじゃもじゃとわいてくる
「に・・・人形に向かってなんだかハズカシイ・・・・」
訓練であるからマジメに行わなければならないのであるが まわりの目を気にしてなかなか上手く出来ないのである そうなると自意識のムシはますます調子づいてきゅっきゅの体内で大量発生しだす
しかし きゅっきゅぽんはこの自意識のムシが大量発生しすぎるとなぜか ハズカシい感情を発生させるコードがプッチンと切れるようである
「心臓マッサージをする部分はどこですか?」と問う教官に対し
恥じらいながら胸のあたりを指さす女の子
だがきゅっきゅはもう ハズカシコードプッチン状態であったので
「のどの下とチクビの真ん中を結んだところデスっ!」とさわやかに答え 微妙な空気を作り出してしまったのであった
さてさて 心臓マッサージであるが これはこじゃんと難しい
ジャミー君は 有能で そのマッサージが適切か(例えば位置や速度、深さなど)などが別の機械によって教えてくれる
きゅっきゅぽんが行う際は 別の女の子がそれを確認してくださる
うーむ ジャミー君めっ けっこう胸板が厚くて大変だぞう うほほ
と きゅっきゅが練習していると 教官がやってきて一言
「キミ 赤いランプがついてるねえ キミは剣状突起という骨をボキボキ折ってるんだよ」
な な なんですとおーーー!!
きゅっきゅはおののいて一気に青ざめ すぐさまジャミー君の容態を確認した
む・・・顔色に変化なし・・・ 当たり前だがよかった・・・
もしこのジャミー君にあらぬ機能が搭載されていてリアルに口やら鼻やら耳やらのいろんな穴という穴から赤い液体が吹き出し挙げ句の果てには 「オラは死んじまっただ〜♪」などという音楽が陽気にながれようもんなら きゅっきゅはその場で失神していたにちがいない
続いてはおなじみの人工呼吸である
ここは 是が非でも ハズカシコードプッチン状態で乗り切らねばならない難所である
なんたって ジャミー君と・・・・
きゅっきゅぽんは高校の時に行われた応急救護実習が脳裏をよぎった
その時使用した人形は腕も足もない 上半身のみの男性の人形であった
この時も人工呼吸を行ったのであるが 衛生面のため 行う前はアルコールを含ませた脱脂綿で人形の顔を拭くのである すると! 人形の顔は脂ぎったようにテラテラとして唇にいたってはまるでグロスを塗ったかのようになる それでいながら人形のほうは「どうぞ♡ いつでも!!」とでも言いたげに口をパンパカパーンと開けていたので きゅっきゅぽん 顔にタテセンであった
それを思い出し ドキドキしていたきゅっきゅに手渡されたそれはなんと!
『キューマスク』
なんとこれは 傷病者に直接触れることなく人工呼吸を行える画期的なアイテムであった!
クチでおおう部分は薄いビニールになっており これを使えば ジャミー君の顔をテラテラさせる必要はない 全くもってスバラシイ
さあ これをジャミー君のクチにかぶせて いざ!!
ぴー・・・
うううう
はずかしがって口が小さくなると わきから空気が漏れてへんな音が出てしまった
いかん! ここはお嬢さんを捨ててハズカシコードプッチンショート!!
きゅっきゅは 勢いよくジャミー君のクチに噛みつき 顔を真っ赤にして息をふきこんだ!!
と同時に赤いランプが点灯
教官 「やりすぎだね」
きゅっきゅぽんに救護されたジャミー君は 40本くらい 剣状突起を折られたあげく
噛みつかれた末に 肺に必要以上の空気を送り込まれるというさんざんな目にあったのだった・・・
というわけで
きゅっきゅぽんはどうもこの応急救護訓練が苦手である ショボ・・・
ゲラゲラゲラ、アーハッハッハッハ
お、おもしろすぎです、きゅっきゅさん、アッッハッハ、お、おなかいたい、ハッハ
きゅっきゅさんって 本当に面白い人だね。
自動車教習場って、こんな救命処置の練習するんですね〜〜
昔はこんなことしなかったよ〜
みずしらずの頃は第1〜第4段階に分かれていて、第2段階が終わると仮免の試験でした。んで、第4段階が終わって路上での試験で それが終わると学科の試験を警察下の試験場に受けにいって、免許取得! そんな段取りでした。 今はどうなんですか?
投稿者 みずしらず : 2009年08月15日 09:49
きゅっきゅさま、おはようございます。
最近は、教習所でも心肺蘇生法の訓練やるんですね?
職場では、毎年訓練を実施しています。
でも、少しずつ変わってきているというか、
(何回マッサージで何回人工呼吸とか) 油断できません。
最近は、それにAEDの訓練も加わっていますが、教習所ではそれはどうでしょうね?
訓練のレクチャーを担当する、近所の消防署の方は、
「AEDは難しくありません。
あっと、いうまに、できる ≒Aっと Eうまに Dきる、と覚えてください」
そりゃ、全部音声が教えてくれますよ、でもね。
そんな場面に遭遇したら、
Aら Eらいこっちゃ Dうしよう ですよ、きっと
きゅっきゅ様が、無事に心肺蘇生法マスターできますように、
お祈りもうしあげます。
投稿者 yukihaha : 2009年08月15日 09:50
「40本くらい 剣状突起を折られたあげく」
ばっ○もーん!
剣状突起というのは、胸骨の下位(いわゆるミゾオチ)にある軟骨で、
1個しかないモノだ!
http://web.sc.itc.keio.ac.jp/anatomy/juncturae/A03305001-005.html
↑この図を参照すること。
投稿者 生物学の伊藤 : 2009年08月15日 11:25
>みずしらずさん
第4段階まであったのですか?
今は 第2段階までで 仮免許取得後が第2段階となり 路上教習と原付講習と応急救護があります
あ あと 高速教習もありますよう!ビュンビュン
>yukihahaさん
AEDもやりましたよう!
その 語呂は面白い! 確かに音声に従えばなんとかできると思いましたが 実際の緊急事態で Aっと Eうまに・・・・
と落ち着いてできる人はすんごいと思います
きゅっきゅは 緊張して かたまってしまいそうです
>生物学の伊藤さん
たー!
やらかしてしまいました
40回の誤りです はからずも 「骨の伊藤」さんのフィールドに足を踏み入れてしまいました!
資料 ありがとうございました
投稿者 きゅっきゅぽん : 2009年08月17日 02:29