うな重になってしまえばこっちのもんだ

海というのは恐ろしい
溺れてしまうとか、洪水や津波なんかはもちろん恐ろしいが 私が身震いするほど思うものは海の中の世界である
海の中には我々人間がとうてい知り尽くすことのできない広大な宇宙が広がっている
さて、宇宙につきものなのはいったい何か?

そう エイリアンである

こと 生物学の伊藤先生がとりおこなう講義には エイリアンの出没頻度が多いような気がする
昨日の講義で登場したエイリアン・・・ その名も「ヌタウナギ」である

ウナギはウナギでも吸血ウナギ 楳図かずおのまことちゃんさながら大きな口をぱかりんちょと開け他の魚の血を吸っていきているどえらい方々なのだそうだ(歯がするどくてまるで悪魔のよう)
いやしかし私がどえらいと思ったのは方々が干物におなりになった姿であった
干物であるから体はミイラのように小さく萎縮しているが、口の大きさはそのままなのである したがってその姿は誰の目にもエイリアンとして映るのである
しかし伊藤先生は学生のためにいろんなところから資料を集めてくださるから、どんなにエイリアンが出てこようと学生は大喜びだ (ん・・・エイリアンが出てくるから大喜びなのかなあムサビは・・・)


生物ゼミの帰りに私はショッキングなものを見てしまった!!
生物ゼミの先輩の持っているバックは非常にかわいらしい 花柄で とってもガーリーである
しかし!! そのバックには似てもにつかないものが2本 ささっていた・・・・

方々である

その資料は先輩がもってきたものだったのだ  干物である方々は体をまっすぐにのばしたまま硬直しているため、バックにおさまりきれないらしかった  現場は近くのごはんやさんだったが、会計をしようと先輩がレジのほうをむくと、口を大きくぱかりんちょした彼らが他のお客さんの方向を向くというシステムができあがっていた
彼らと目があったお客さんも口をぱかりんちょと開け、目は点と化していた・・・

結論 やっぱり海は恐ろしいところだねえ!

投稿者:kkp : 2009年05月14日 21:54

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海の中の世界は、とても不思議です。 写真はピグミーシーホース(Hippocamp... [続きを読む]
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コメント: うな重になってしまえばこっちのもんだ

補足:
干物になっていた「吸血ウナギ(?)」は、『ヤツメウナギ』。
来週も、海のエイリアンが続々登場!

投稿者 生物学の伊藤 : 2009年05月14日 22:54

生物学の授業、そんなにエキサイティングだったならとればよかった…と思うOB約1名。
在学中から気にはなってたのですが、シラバスの項目が高校で学んだ内容とかなりかぶっている気がしたのでさけてしまったのです。
元々理系が多い高校だったし、正規のカリキュラムとして授業内で自由研究をやってましたし。
そういや文系クラスは時間に余裕があるからといって鶏の解剖とかしたなあ。

投稿者 赤岩 : 2009年05月15日 04:50

伊藤先生の生物学は美大的であります 
解剖! 文系なのにす、すごい・・・
きゅっきゅぽんは『ホヤ』の解体ショーに間に合いませんでした

投稿者 きゅっきゅぽん : 2009年05月16日 00:23

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