October 02, 2007
「かわいい」について
そろそろ手羽さんが書き込む時間でしょうか、
体内時計がくるったまま生活している僕は手羽さんのブログを見てから寝ることが結構多いです。
昨日はバイトに行きました。
久しぶりの建築模型バイトはなかなか手を動かすトレーニングとしては良いと思う。建築系ではない他のバイトだと、なぜか思考を侵され何も作れない病になる。前回のカメラ屋のバイトをやってる時はひどく身体までが弱ってしまったし、もうあんなことにはなりたくないなあ。
そういえば、先日のコンペの公開審査は僕にとってなんか嫌な結果でした。あれが最優秀賞で賞金200万はおかしい、、、
なんだか今日、建築界には良いとされる表現があると思います。それは一言で言ってしまえば「かわいい」ということでしょうか。
今回そのコンペで最優秀に選ばれたものもばっちり「かわいい」建築で、またかぁ、と思ってしまいました。プレゼン聞いていてもなんかきもちわるい。かわいい表現が本当に良いと思うからやっているというよりは、かわいい表現の方が好まれるからやっているように見える。それはこのコンペだけではなく、今日の建築界、全国の建築学科全体に言えるような気がする。
それは時代の流れとしては良いのかもしれないけれど、
実際に本学でも、ちょっと器用な2年生がそのまんまそういう建築を設計しているのを見ていると、せっかくいろいろ自分で考える良い時期なのにもったいないなぁとも思う。
それだけ強い力を「かわいい」は持っているのだろう。
しかし、それもあとどれぐらい続くか
伊東豊雄も藤本壮介もいいかげん目を覚まして欲しい
周りはどうでも良い。
とにかく、自分の作品を作ろう。
2008年9月4日更新
Posted by key_t at October 2, 2007 05:14 AM
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