小説::手羽殺人事件 7号館

リレー小説が回ってきました.ちょっと遅れてしまいました。
四輪さんと同じく正直時間に余裕あまりなかったのですが、
通学時間に考えまくっててなんとかスルーパスは避けられたかと思います。

ミステリーブログ小説
手羽殺人事件「猫は見ていた -魔の80周年-」 第7話

前回まではこちら
第1話 1号館
第2話 2号館  
第3話 4号館
第4話 5A号館
第5話 5B号館
第6話 6号館

あらすじ
手羽室長死す!!
それにあたりムサビ日記メンバーのアリバイ調査を依頼された竹林とminxは、
みちくさとりこ、四輪駆動に昨日の行動を聞き、次なる場所へと向かったのであった!!

本編はこちらから

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絡みづらい人を探しに7号館付近を探索していると、視デの教室から学生が二人出てきた。



竹林「君たちこの辺で、なんだか絡みづらそうな人みなかったかい?」


視デ生A「いや見てないですけど…ムサビコムの絡みづらい人って人なら知ってますよ。」


竹林「お、その絡みづらい人を探してるんだ。もしかして知り合い?」


視デ生A「え、同級生ですよ。」

視デ生B「……絡みづらい人とは・・・友人っす。」


竹林がたまたま話しかけた彼等は絡みづらい人と同学年の友人のようだ。

竹林「そうなんですか。それは丁度よかった!聞きたい事があって……あ、申し遅れましたが僕は入学センターの竹林です。」


同級生A「え!?あのムサビ日記の竹林さんですか!ロバートで言ったら緑の頭の人に似てるって噂の!?」


竹林「まあ、そうかな…ハハ(なんだかなれなれしいな)


同級生B「シャ乱Qでいったらたいせーの竹林さんですね!」


竹林「それは違う!!


たいせーには抵抗のある竹林。


同級生B「じゃあ笑点でいったら…」


竹林「笑点で言わない!!…それはいいとして、絡み君は今どこにいるかわかるかな?」

同級生B「あ!あの、彼は昨日髪を切ったらしいんですが、新しいヘアスタイルが気にくわないから家から出たくないって言ってて…。なんでもパーマをかけたらアフロみたくなっちゃったらしいんですよ。」


竹林「なにっ!アフロ!?…ムサビ日記にアフロは二人もいらないぞ!ついでに彼も…」


同級生A「どーかしましたか?」


竹林「い、いや何でもないよ。(……。)


アフロという単語には敏感な竹林。


竹林「あー、そうだったのか。じゃあ彼が昨日何してたかはわからないよなぁ。」


同級生A「昨日ならほとんど一緒にいました!」

同級生B「いましたいました!朝から夕方までムサビで」


どうやら彼らはわりと親しい間柄のようだ。


竹林「本当かい!よければ朝から何をしていたか詳しく聞きたいのだけど?」


同級生A「えーと、朝9時からは視デの選択必修でした。僕はモーションイメージの授業。彼は編集とデザインだったかな」

同級生B「自分も編集とデザインの授業です。編集者の先生のもと、2009年の自分10年後の自分に向けて80ページの本にまとめるってゆー課題がでてて、これがなかなか大変そうで…」


竹林「へー10年後の自分へ向けてか…。とりあえずムサビコムは僕のものになりつつあるし、その頃には僕も室長に……クフフ」


同級生A「竹林さん!(なんかさっきから一人でブツブツいってるなぁ)


竹林「あ、ごめんごめん。昼は?」

同級生A「昼は12下にいました。そんで3限は授業が違うので別れましたけど。」

同級生B「僕は3限も一緒でしたよ。英語の授業です。たまたま休講でしたけど。」


竹林「うーん。一人で行動している時間はなさそうだなぁ。」


同級生A「そんで4限は視デの選択授業、マーケティングコミュニケーションデザイン論の授業でした。」

同級生B「毎週、広告代理店から講師の方がいらして広告作りの考え方を教えてもらってます。」
    
同級生A「簡単な課題に答えながら学んでいくんですが、テーマがおもしろくて、今は美大生に売れる車を考える。ってゆうテーマで授業をしています。」


竹林「美大生に売れる車か…。auの携帯みたいに草間弥生デザインなんてどう?」


同級生A「…どうですかねぇ。」


同級生B「…うーん。」


minx「それはない。


竹林「そ、そうかなぁ…。(って言うかmynx君全然しゃべらないと思ったらそこで発言!?もっと調査に協力してくれよ!)

minx「いや、竹林さんに華を持たせてあげようと思って黙ってました。……ブログの中だけでも。


竹林「一言余計だよ!そして僕の心の声に返事しちゃってるよ!」


minx「そんな細かいことはいいんですよ。それはいいとして、つまり絡み君はずっと君達といたという訳だ。」


竹林「…………。」


同級生B「そうなりますね。その後の必修授業も一緒でしたし。」


minx「そうかそうか。ありがとう。竹林さん、絡み君の可能性はなさそうですね。」


竹林「…そのようだね。」


minx「さあ次行きましょうか!時間とらせて悪いね。協力ありがとう!」


竹林「…ありがとう!(minx君突然はりきりだしたなぁ…)


そう言いながら、二人は互いに、微妙に距離をとりながらもまたどこかへ去って行った。



そして…



同級生A「なんか色々聞かれてたけど、お前何かしたの?しかも他人のふりしてたし…俺も合わせたけど。」


同級生B「いや、なんとなく。何もしてないよ。絡みづらいアピールだよ」


同級生A「(うわー絡みづら!!)まあいいや、それにしてもいいかげんドンキで買ったクラウザーさんのマスクとりなよ。暑そう」


同級生B「ああ、かぶってんの忘れてた。」


ペリペリペリペリ


絡みづらい人「ふー。変なマスクかぶってても案外つっこまれないもんなんだね。」


同級生A「まあムサビだからね。」





事件の真相は未だわからない。



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電車でポチポチと考えていたら長くなってしまった…。

初めてこういった類いのものを書いてみた感想

すごい疲れる!!

が、しかし今後の展開が気になります。
こんな感じでよかったのでしょうか。


投稿者:karami : 2009年05月04日 02:28

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コメント: 小説::手羽殺人事件 7号館

小池徹平似の手羽です。

完璧です!

投稿者 手羽 : 2009年05月04日 03:43

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