リアルな美大の日常を
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ソツテン終わりましたね
卒展会期4日間中、4日間見てまわり続けました。
今までで一番ちゃんと見てまわったかも。
それでも映像(上映系)とかパフォーマンス系はほとんど見れてない・・・(時間合わせるをなまけた)
すっっごくざっくりと今年の印象を書くと、異常な色物は今年はなくて、ややおとなしめだけど見ごたえ十分でした。
毎年だいたいある、絶対目に付くでかいでかいものとか、衝撃的なまでのやばいやつは今年はあったのかな?
あ、でも中央広場の丸太とか目立ってたんですよね!9下の魔方使えるインスタもキテたかもしれない。
移動式マクベスもとっても話題になっていましたね。見ました!レベル高かった!!
まぁ今年の卒業生には知っている顔ぶれが多かったのが要因かも。
丸太は版画の人で春から彫っているの見てたし、12下のりんごの人も友達だし、基礎デ切り絵で地球作った人は後輩で、2校舎の木彫(油絵)の人も友達だし。12号館にあったクジラのオブジェは版画の後輩で、映像でシュレッターにかけた写真をコラージュした人は手伝ったりしましたから。
友人の作品を見れるのはとても嬉しい事だけど、プロセスを知っていたりするので、ここだと一概に良かった、悪かったっていいづらくなってしまいます。
いや、言いづらいっていうか、直接的な感想がすぐに出てこなくなってしまうというか・・・
むしろ本人前にした方がさらっと出てくる気もします。(実際は口下手なのでほとんど言えないけど)
主観が自分の中でかなり入ってくるので、客観的に見れるまで少し時間がかかりました。
なので、今年はゆっくり時間をかけて作品を見ることになりました。
展示中、4年生と話していると「来年はからあげさんの作品楽しみにしてます」なんて言われてヒヤッさせられたり。
無事に展示期間も終わり、後輩の搬出を手伝い。ムサビは入構禁止期間へとなりました。
院1年で後輩の手伝いをするってことは、作業の頭数にはいるだけでなく、内容の相談みたいなこともあったりするので、そのせいか卒制展には少しだけ参加者の気持ちで見ている自分もいたり。
それがこのモヤモヤした展示の見方の原因なのかもしれません。
さて、卜部さんが物々交換所のことについて書かれてますね。
僕もちらちら見ていたのですが、確かに残念かもしれません。
ただ僕は単純に散らかっているのが残念と思っただけで、美意識までの考えはなかったのですが・・・
トラック横付けして大きな何かをドカッと置いていく光景はこの時期や卒業式前後にはよく見る光景です。
棚に乗るサイズの文房具だったり、本だったりは物々の用途にあっているような気はするのですが、さすがに折りたたみでもないベットを置いていくのはどうなのかなって思ったりはします。
あとは明らかに壊れている家具っぽいもの。ポロけた展示台etc...
でもこれも1年の中でみる学内の一つの光景としてみているからか、嫌な気持ちはまったくいだきませんでした。
なんだろう、あの混沌とした空間に、残念も悲しいもの感情は抱かず、いつもと変わらず、使えるものあるかなって見ながらその横を歩いている。
宝探しみたいでおもしろいって思う人がいるのとは反対の人もいるってことを痛烈に感じました。
どちらにしても、毎日掃除してくれている清掃のおじさんおばさんにはご苦労様と言いたい。
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from 美大日記::ムサビの手羽
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トラックバック時刻: 2013年01月25日 07:00